机の上

我、机の上に散らかった日々雑多な趣味(イラスト・劇画・CG・模型・HP・生活)の更新記録です。

ペン入れ中

2016-09-22 04:16:00 | 日々是茶飲み話
 19日よりペン入れ開始。
寒くなってきた。長袖、ベストに毛糸の帽子を着用。

 昨日はOK珠の農家へ奥と二人で玉葱を買いに行く。
台風の影響で農作物が高騰だが例年より百円高い1600円だった。
網の一袋、重さは30kgといったところか。これを三袋。

 本日、日中出勤。「寒いなぁ」

 



赤シャツ

2016-09-16 04:42:00 | デザインの世界
 夏目漱石の「坊っちゃん」に出てくる登場人物の設定とネーミングには感心させられる。
それぞれにあだ名をつけて人格の特長を表現している。これは発明だ。
そういう訳でいまだに坊っちゃんの本名を憶い出せない。

 中でも赤シャツというのは特にいい。この時代も今の時代も赤いシャツを着る奴なんて気障に決まっている。
それにしてもこの時代、赤い服は囚人服と決まっているのだが、あえて赤シャツと設定したのにはそういう意味も込めての事であろうか。

 最近のドラマや映画などを観ると、さすがに囚人服の赤は見かけない。青系の灰色色と記憶する。
昔は男が赤い服を着るという慣習はなく、囚人に赤い服を着せるのは刑罰のひとつだと何かで読んだ気がする。
男が、女性や子供が好む赤を身に付ける事は屈辱的とされる明治の世に赤シャツと表記するいうことは、最初から犯罪人扱いの設定なのだろう。
勧善懲悪の原型だ。

 今年は没後百年とか、後で知った。
素晴らしい。

坊っちゃん読後

2016-09-15 04:09:00 | 本の読味
 登場人物にあだ名をつけてイメージを浮かび上がらせる手法には感心させられる。
いまさらだが小説は文字の世界だ。それを一言で映像化させている。

 子供の頃に読んだ児童漫画の懐かしさがある。
作品名も作家名もあまりに昔で忘れてしまったが昔の漫画にはそういう美しさがあった。
という事は当時の作家さん達は夏目漱石の影響を受けているのか。

 坊っちゃんの職業は教師だが、これに空手家や柔道家はてまたヤクザや殺し屋?などを当てはめても物語りは成立する気がしないでもない。

 バッタだかイナゴだかに襲われるシーンがあるが、これなどは直接に悪童達が襲ってきてもいい。
それを坊っちゃんカラテ先生がバッタバッタとやっつけるのだ。人間モドキやショッカーよろしく次から次へと襲ってくる?悪童たちを。
 
 案外にK面ライダーはこんなところからヒントが生まれているのかも知れない。
などと色々妄想を膨らませていると切りがない。