机の上

我、机の上に散らかった日々雑多な趣味(イラスト・劇画・CG・模型・HP・生活)の更新記録です。

駄菓子菓子

2025-01-27 08:20:45 | 勝手な言い草
 半額病である。この数年のあいだに食品ロスを失くそうと近くのスーパーでも賞味・消費期限が近づいた商品が半額になるのである。買い物は自分の役割でもあるので楽しみが一つ増えた。必要なもの以外にも、つい手が出る。

 菓子パン・御菓子を高齢者が食べると血管がボロボロになると、何かに吹き込まれた気がする。糖分や余計な油は身体に悪いという事は認識している。自身も出来るだけ摂取しないようにと努力はしているつもりである。

 この数年の物価の上昇たるや凄まじいものがある。自分の感覚では板チョコなどは、三十円・五十円の感覚だ。いっても八十円だ。それが今では百五十円・二百円、ものによっては三百円だ。チョコ好きとしては指を銜えている。

 健康診断の注意書きにも、糖・油の取りすぎの数値が記載されている。保健士さんからも注意を受ける。保健士いわく「最近は半額などもあり、つい手がでますよね」そうなのだ、半額病であるし、チョコレート依存症でもある。また菓子パン衝動買い症だ。もう、この歳まで生きれたのだ、という開き直りもある。

 だがしかし、身体は少しづつ完全に蝕まれているのだ。傷の治りは悪いし、だいいち、いつ擦り傷が出来たのか判らない。背中も妙に痒い。疲れやすいし、身体がだるい。このままでは確実に死に向かっている。

 だがしかし、食べても食べなくても人間は死ぬのだ。この文を書きながらも、別けの分からないメーカーの食べたこともない味付けの栗の御菓子を食べている。もちろん半額だ。日本の御菓子は美味しいと外国人の間では評判のようだ。

 だがしかし、日本の御菓子は試行錯誤・嗜好作後の連続だ。次から次へと珍味・新味が発売されている。ある意味、死行作吾へと続いているのだ。何かで読んだ気がする。日本の食品基準は外国では禁止されているようなものでも許可していると。

 人生百年、どこが良いのだ、めでたいのだ。人口減少、確実に、この国は滅びに向かっている。御菓子のプラ塵の山の無人列島になるのだ。あとには夢まぼろしの甘い香りを残して・・・・。
 

人はどこから来てどこへ行くんだろう?

2024-12-23 11:31:10 | 勝手な言い草
 お寺が経営難で倒産していること多数と聞いた。昨今、仏事は無駄だとばかりに墓じまいをしたり、葬儀も簡素化の傾向にあるという。仏事にも、色々と段取りと規則があり、それらを真面目に実行していたらお金がかかるという事か。

 たしかに生身の人間の生活は苦しい時代だ。骨になった人間の世話までは、手が回らないというのが正直なところだ。と、ここまで書いてきて行き詰ってきた。自分自身がその時がきた時にどうすればいいだろう。死んでいるから自分ではどうする事も出来ない。

 せめて、ああだこうだと遺言状でも残せばいいのだろうが、考えがまとまらない。このままだと、流れとして簡単な葬儀をあげて役場に届け出をして、からの我が家の墓場に入るのだろう。なんだが、それだと釈然としない。

 世の中には、災害や戦争なので遺体が確認されていない方々が沢山いらっしゃる。そういう御家族からすると何を言っているのかと言われそうだが、やはり仏事にはお金がかかる。年末を控えて、こんな事を考えているなんてバチが当たるだろう。

    

 と、まあ呑気に絵を描いているのだが、これらは描く片っ端しから塵である。灰にしても捨てても罪にはならない。これこそが無なのか。形あるものは無なのか。そう考えると空しい。まさに空か。暇だなあ。

 色即是空。