この前に描いたイラストが気に入らないので描き直してみた。街の女が与太者に絡まれているのを救おうとしているのか、この侍はどこぞの書生か、冷や飯食いであろうか。冷や飯食いというのは、その家の嫡子ではなく次男や三男の事を言う。江戸時代は厳しい。
映画のコミカライズ劇画「眼の壁」も残すところ、あと十六枚となった。ひとつケリが就くというのは、ほっとする。長い期間がかかったからだ。2017年にネーム開始。2020年に下絵完了からのペン入れと過酷なマラソンであった。いや、傍から見れば散歩に見えるかもである。
この間の飲み会で、百キロマラソンの経験の話しが出た。もう一人はハーフマラソンの経験者もいた。それぞれ得意気で関心もした。僕のマラソンには興味が無いらしく横を向かれた。他人には劇画を描くという事は無なのかもしれない。まともな大人はマンガ文化など、どうでもいいという事か。
寄らば斬る、という心境である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/dc/211c823f03ae279ac0422cdd9755f54b.jpg)
この間の飲み会で、百キロマラソンの経験の話しが出た。もう一人はハーフマラソンの経験者もいた。それぞれ得意気で関心もした。僕のマラソンには興味が無いらしく横を向かれた。他人には劇画を描くという事は無なのかもしれない。まともな大人はマンガ文化など、どうでもいいという事か。
寄らば斬る、という心境である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/dc/211c823f03ae279ac0422cdd9755f54b.jpg)
創作はマラソンですよね。
私は物語を書くときはいつも
鉱山を独りで、つるはし一つで掘り進むような心地を感じています。
あるいは、いつクレバスが口を開けるか分からない、氷原の上を歩いているような。
4年半かけた作品の時は、
胃の激痛で救急車を2回呼びました。
>散歩に見えるかも
というのはご謙遜ですね・・。
傍からは座っているだけに見えようと、
それはきっと過酷なマラソンの年月だったと
私は想像ができます。
分野が違う人には、違う分野のものは
興味が湧かないものです。
マラソンの人だって、他の分野の人から
見れば、なんでそんなもの、でしょう。
私は事情あって筆を折ってしまいましたが、
まだ創作意欲が燃えたぎっているgekigakaさんの心は素晴らしいと思います。
納得いく完成に辿り着けますように。
元気でお過ごしください🙏
長文の励まし、ありがとうございます。涙、涙でございます。若い頃は、夢もありました。ですが、当時からマンガに対して失望もありました。随分と長い間マンガから離れていましたが、老い先短い人生の今、やはり頑張ってみようと孤軍奮闘しています。