机の上

我、机の上に散らかった日々雑多な趣味(イラスト・劇画・CG・模型・HP・生活)の更新記録です。

寄らば斬る

2024-12-16 07:09:42 | 楽描き
 この前に描いたイラストが気に入らないので描き直してみた。街の女が与太者に絡まれているのを救おうとしているのか、この侍はどこぞの書生か、冷や飯食いであろうか。冷や飯食いというのは、その家の嫡子ではなく次男や三男の事を言う。江戸時代は厳しい。

 映画のコミカライズ劇画「眼の壁」も残すところ、あと十六枚となった。ひとつケリが就くというのは、ほっとする。長い期間がかかったからだ。2017年にネーム開始。2020年に下絵完了からのペン入れと過酷なマラソンであった。いや、傍から見れば散歩に見えるかもである。

 この間の飲み会で、百キロマラソンの経験の話しが出た。もう一人はハーフマラソンの経験者もいた。それぞれ得意気で関心もした。僕のマラソンには興味が無いらしく横を向かれた。他人には劇画を描くという事は無なのかもしれない。まともな大人はマンガ文化など、どうでもいいという事か。

 寄らば斬る、という心境である。

     

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2 コメント

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Unknown (まかろん)
2024-12-16 12:42:04
gekigakaさん、ご訪問有難うございます。
創作はマラソンですよね。
私は物語を書くときはいつも
鉱山を独りで、つるはし一つで掘り進むような心地を感じています。
あるいは、いつクレバスが口を開けるか分からない、氷原の上を歩いているような。

4年半かけた作品の時は、
胃の激痛で救急車を2回呼びました。

>散歩に見えるかも
というのはご謙遜ですね・・。

傍からは座っているだけに見えようと、
それはきっと過酷なマラソンの年月だったと
私は想像ができます。

分野が違う人には、違う分野のものは
興味が湧かないものです。

マラソンの人だって、他の分野の人から
見れば、なんでそんなもの、でしょう。

私は事情あって筆を折ってしまいましたが、
まだ創作意欲が燃えたぎっているgekigakaさんの心は素晴らしいと思います。

納得いく完成に辿り着けますように。
元気でお過ごしください🙏
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ありがとうございます。 (taqumi yoshida)
2024-12-16 20:16:31
>まかろん さんへ
 長文の励まし、ありがとうございます。涙、涙でございます。若い頃は、夢もありました。ですが、当時からマンガに対して失望もありました。随分と長い間マンガから離れていましたが、老い先短い人生の今、やはり頑張ってみようと孤軍奮闘しています。
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