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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 554 体内ガーゼと腰から足の痛み

2007-03-29 | カイロプラクティック
今朝のY新聞。読んだ方もいるだろう。60歳代の男性が下肢痛をともなった腰痛で画像検査をした。画像検査の結果体内にガーゼがみつかった。自然現象ではないことは明らかである。

この男性は28年前に大学病院で椎間板ヘルニアの手術をした際に、止血止めのガーゼを体内に置いたまま縫合されてしまった。その後、28年間何の問題もなく過ごしてきたのだろう。

どういう訳か、04年ごろより下肢痛をともなった腰痛が発症し、どう大学病院でCTで検査をしたら、体内にガーゼが見つかったと言う話である。再手術をしてガーゼを摘出して問題はなかったという。

しかし、下肢痛をともなった腰痛は治らなかったらしい。腰痛とガーゼの関係は全くないとわかった。ヘルニアの手術もしているのでヘルニアとの関係もないはずだ。ヘルニアの再発? CTで検査しているのだから再発の疑いもないはずだ。

さて、下肢痛をともなった腰痛の原因はいったいなんだろう。整形外科の先生や機械論的思考のカイロプラクターは、下肢痛をともなった腰痛となるとすかさず椎間板ヘルニアを疑うが「下肢痛をともなった腰痛=椎間板ヘルニア」の公式に疑問を持ったほうがよさそうだ。

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