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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 728 プラスの思い込み

2007-11-16 | 感情ストレス
感情的なストレスには、自分でも気づかない感情が常に湧き上がってくる。感情的ストレスと聞くと多くの方はマイナスのイメージがわく。

このマイナスの感情は、他の人には見透かされたくないのが常である。誰だれさんは〇〇にもっている。こんな見方をされたらいやなものである。しかし、こんな感情は夫婦でも親子間でも、ペットと飼い主の間でも沸き上がるものでもある。

面白いのはマイナス感情は、思考や行動を抑制する働きもある。これが曲者であるが、この抑制の恩恵を受けているのも事実である。「恐れ」「恐怖」といった感情は行動の恐れを意識する。

この恐れの感情がなければ高所から飛び降りたり、危険な場所を危険とも思わない。スピードへの恐怖がなければ過剰はスピードを出し自己の確立が高くなる。当然恐れの感情がなければ危険度は高まる。危険回避には潜在的にこのような感情が働いている。「恐れ」や「不安」は全て悪者ではない。

「恐れ」や「不安」を悪者にするのは、それを支配している「脳」でありご主人の「思考」である。自分の中にある「思い込み」が悪さをし、「恐れ」や「不安」を駆り立て煽っている。

できない、これはだめ、~だから、在るべきだ・・・・これらは自己の思考を狭め開放系への弊害となり、次第に窮屈な世界や狭い思考をつくり外へと開放系に向けることができなる。4畳半の手が届く狭い部屋で安心できるようなものである。不健康な方はこのような思い込みが多い。病気も治ると思うと治る。痛くないと思うと痛くなくなる。

拳骨