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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 848 死の予行練習

2008-08-29 | 感情ストレス
No848が抜けていた。追加する。高齢者にとって(小生もその部類か?)将来や先行きが意識的にも気になる。もちろん意識的な先行きに対しての不安は潜在的にも強化される。

最近は60歳くらいでリタイアを迎えるのかな? 年齢はともかくリタイアは人生の大きな節目である。これは仕事にでているご主人だけの問題ではなく、家庭を預かる専業主婦も同じである。

ご主人の仕事人生と支えていたのは奥さんあってのことだ。夫婦ともに節目である。この時期に熟年離婚とか言って、奥さんから三行半を突きつけられあたふたする時期である。第二の人生といったところか。

さて、このような時期にストレスになるのは何か? 多いのが先行き不安が多い。第二の人生の過ごし方、経済的な問題、健康への不安、特に病気をしたら誰が面倒見てくれる。などなど山ほどでてくる。

仕事が無くなって暇になると余計な心配事が増える。いやでも考えてしまう。家にいる時間が増え、家族関係のストレスも多くなってくる。この世代は子供、孫との関係も問題になる。

日本人は老後は子供の世話になる習慣がある。また、親も当然と思っている方が多い。高齢の方になればなるほどそのような考えが強くなっている。そこで子供は面倒なことに巻き込まれたくない。高齢者は煙たがれるようになる。

多くの高齢の患者さんは来院のたびに健康や病気に対する不安を言う。特に「死ぬのは怖くないが、痛くなく死にたい」とか申す方が多い。また、「寝たっきりになって死ぬのはいやだ」「ぽっくり死にたい」などともいう。

死ぬことに対する恐れは口ではないうだが潜在的には死への恐れを抱いている方が多い。よく考えると誰もあの世を知らない。世間で語り継がれているあの世とは、全て憶測や想像の域をでないものである。

小生言わせればあの世とは「意識外の世界」である。要するに無意識の世界である。意識が飛んでいる、何にもも考えなくてもいい世界である。何にも考えなくても言いということは幸せな世界である。

いやなことや煩わしいことから唯一開放される世界である。早く行きたいと思わないかな。毎日の生活でもこのような意識が飛んでいる時間が有る。言ってみれば死の予行練習みたいなものだ。誰もが体験してる時間である。それは「睡眠」である。

毎日「死の予行練習」を行っているのである。楽しいと思わないかな。睡眠中でも脳は活動しているから、あの世ではないなどと野暮なことはいわないこと。

拳骨

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