木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 1065 身体との会話31

2010-07-05 | AMCT治療
規格を統一して、常に安定した質を供給することは、社会的に認知されることになる。                          まして世界的規模で展開するのであれば、その統一性は重要なカギになる。

トヨタ社が世界的な自動車ブランドになったのも、優もなく、不可もない。という万民向けの安定した、安全性や低燃費、品質を長年保ってきたからである。最近はバッシングも含めて不具合を指摘されてアタフタしているが。

カイロプラクティックのテクニックも安定性や再現性で品質を保つ為に、機械やコンピュータを使った検査&矯正器具が出回っている。AM以外である。AMの器具に類似した??(パクリものらしき??)矯正器具も出回っている。

また、AM矯正器具をメソッドを無視して如何様にも使っているカイロDrがいることも事実である。それも、本場米国である。日本にも負けじとAMの器具を捻じ曲げて使っている先生もいる。You Tubeで検索すると面白いように、さまざまな使い方をしている。どうみてもAMI本部でそんな使い方は教えていない。

安定した質を供給できることは患者側からみれば、安全性はもちろん世界中どこでも受けられる利便性も加わる。現に、アリゾナにある本部にも紹介したり、豪州でAM治療を受けて日本でもAMを受けたくて来る外国人もいる。カイロプラクティックの治療を受けたいのではなくAMを受けたくてやってくることに意味がある。

器具の質の安定はいいのだが、そこはやはり人間が扱うことには変わりはない。同じ品質の器具を使えば、皆同じ結果が出るかというとそうでもない。品質+技術が必要である。この技術は人間がやることであるから、差が出るのは当然である。

この技術の差を埋めるのが、セミナーや日々の臨床で築き上げるしかない。ここで重要なことは、器具を自分の手の一部になっているかということである。「人馬一体」(この例えでいいか?)になって、器具を自分の手の一部のように無意識に操ることができるか重要である。

イチロウ選手は「バットはバット(道具)として意識していない。」と言っている。体の一部と化したバットだからこそバットコントロールも思いのままにできるのではないかと思う。アクティベータ器もこのように身体の一部として同化し無意識で扱えると、おのずと結果が出る。

こんな研究もある。人間は道具を使っているときに、手で感じるというよりも道具の先端で感覚的なものを感じていると思う。箸、鉛筆を使っているときは、やはり手で道具を使っているという感覚より箸や鉛筆の先端が接触していると感じている。はたして、脳は道具は単なる器具として認識しているか、あるいは体の一部として認識しているか・・次回紹介する。

拳骨


第4回AM臨床研究会開催のお知らせ

日時:2010年8月22日

開場:日赤 小会議場(2階)

テーマ「AMのスポーツ障害へのアプローチ」

(神経筋反射を応用した有効的な検査・治療)

募集人数 15名

受講資格

AM国際、国内初級、上級認定者のみ

現在は申し込みは受け付けていません。

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