

今朝の新聞に「水虫」の記事が掲載されていた。水虫と思って専門医で顕微鏡検査をして「白癬菌」がみつかったのは800人余りを検査して、三分の二だけだったとの研究がある。
患者さんの水虫のイメージは夏に手足が「ジュクジュクしてかゆい」と思うと、即水虫と素人判断するらしい。素人判断ついでに薬局で市販薬の「水虫薬」を購入し自己治療を始める
これが間違いの元で、悪化する。白癬菌がいない「水虫?」である。犯人は? そうです。接触性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、掌蹠膿疱症、尋常性乾癬などがある。CCRKでもいくつかの症例がある。アレルギーの治療をすると治る。
接触皮膚炎に水虫の薬を塗ると治らないし悪化するらしい。しかし、CCRKに訪れる患者さんも一様に専門医へ行って治療をしていた。ステロイド系の薬を塗ると良くなるらしい。すぐに再発する。長年かかって永久的に治らないので諦めてしまう。
皮膚炎も結果である。原因を治療しないと治らない。写真と同じような症状をお持ちの方、早速「白癬菌」をみつからなかったらアレルギーの治療を行ったほうが速い。
写真はCCRKで行われた症例である。上の写真は専門医で水虫といわれ長期の治療をしていたが改善ず、CCRKでアレルギーの治療で改善した(写真下)。水虫ではないようである。
拳骨