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気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

(車輌目次表紙)黒森峰女学園 Ⅳ号戦車G型(最終章仕様)

2024年10月23日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  プラッツ/ドラゴン 公式キット (商品コードGP-7)

  制作期間   2023年12月4日~12月9日

  製作記事   完成記事

  総評・備考
 Ⅳ号戦車G型は、ガルパンにおいては長らくコミック版にて伯爵高校チームの車輌のみが知られていたが、後に黒森峰女学園チームの車輌が加わり、アニメの最終章第4話においても黒森峰女学園チームの車輌が加わった。アニメ劇中車の外観および仕様は、大洗女子学園あんこうチームのⅣ号戦車の第二形態であるF2型仕様と共通で、F2型の後期型がG型とも称された史実にちなむものとされる。公式キットはまだ出ていないが、大洗女子学園あんこうチームの同型車の公式キット(下のキット一覧の1、2)がそのまま利用出来る。
 キット自体はドラゴンスマートキット特有の組み立て易さで知られ、パーツ数は適度におさえられる。D型やH型仕様の公式キットにて指摘された不備や欠点の数々ともなぜか無縁であった。最近にタミヤより適応キットとして外姿のほぼ似たG型がリリースされたが、それと比べてもまだ遜色の無い良キットである。難しい工作が散見される公式キットのなかでは、わりと初心者向けの内容にまとまっている。ガルパン仕様への改造箇所は、起動輪および減速機カバー、予備エンジンマフラーの交換、車外装備品の変更、誘導輪のスポークぐらいで、あとはボルトやモールド等の細かくて目立たない部分になるため、改造や修正のいずれも簡単な作業で済む。初心者クラスにもおすすめ出来るガルパン仕様制作の入門キットの一つとされる。

  公式および適応キット一覧(2024年10月現在) 黄帯が今回の使用キット  


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(車輌目次表紙)黒森峰女学園 ティーガーⅠ(最終章仕様)

2024年10月15日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  タミヤ ミリタリーミニチュアNo.216 (商品コード35216)

  制作期間   2023年12月12日~12月14日

  製作記事   完成記事

  総評・備考
 ティーガーⅠは、第二次大戦中の戦車の代表格であり人気もあるので、キットも多くのメーカーから多数が販売されている。ガルパンの劇中車は初期型をベースとして一部に極初期型の特徴も見られるという設定になっているため、基本的には初期型のキットを使えば再現出来る、ということになっている。
 公式キットの旧シリーズ版(下のキット一覧の1)は劇中車の形状と異なる内容であったため、これを補完するグレードアップパーツがプラッツより出されたりしたが、現行の新シリーズ版(下のキット一覧の4)はそのあたりも改善されてほぼ劇中車準拠になっており、おすすめである。
 適応キットで作る場合は、スモークディスチャージャー、エアクリーナー、フェンダー等が劇中車と同じパーツで入っているかを確認すれば良い。最近は内部も完全に再現されたフルインテリアキットも出ており、ガルパンの劇中車を外からだけでなく内側からも楽しめるなど、制作の幅も広がってきている。色々な意味で再現製作をおススメしたい車種の一つである。
 今回の作例は、最終章第4話の無限軌道杯準決勝戦に参加した黒森峰女学園チームの131号車を再現した。西住まほ搭乗車212号車との差異は車体上面左右および車体左側面のワイヤーが装備されていることであり、あとは同じである。

  公式および適応キット一覧(2024年10月現在) 黄帯が今回の使用キット  


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(車輌目次表紙)聖グロリアーナ女学院 クルセイダーMk.Ⅲ(3輌目)

2024年10月06日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  イタレリ (商品コード219)

  制作期間   2023年5月28日~5月30日

  製作記事   完成記事

  総評・備考
 クルセーダーは、1940年にイギリスが開発した20トンクラスの巡航戦車で、のべ5,000輌以上が製造され、北アフリカ戦線で活躍した。ガルパンにおいては、砲塔を拡大して主砲を6ポンド砲に換装した最終形態のMk.Ⅲが登場し、聖グロリアーナ女学院チームの所属車輌として劇場版から最終章に至るまで数々の活躍をなしている。
 適応キットは古くはイタレリ(下のキット一覧の4)、最近ではボーダーモデルの製品(下のキット一覧の6)が知られ、イタレリの品をタミヤが「タミヤイタレリシリーズ」として販売する品(下のキット一覧の5)もある。ボーダーモデルの品はプラッツの公式キットにもなっており、3種類の公式キットが出ている(下のキット一覧の1から3)。したがって内容的にはイタレリ製品とボーダーモデル製品の2系統に分かれるが、製作の難易度は前者が低く後者が高い。初心者クラスにはイタレリ系統のタミヤ製品がおすすめである。ボーダーモデル系統は公式キットも含めて上級者向けとみておいたほうが良いだろう。
 今回の作例は、イタレリのキットを使用し、劇中車仕様との比較検証も兼ねるために、砲塔のライトの位置調整をのぞいてストレート組みで製作した。

  公式および適応キット一覧(2024年10月現在) 黄帯が今回の使用キット  


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(車輌目次表紙)BC自由学園 ARL44

2024年09月25日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  プラッツ/アミュージングホビー 公式キット (商品コードGP-44)

  制作期間   2023年7月18日~7月26日、10月22日

  製作記事   その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 完成です!!

  総評・備考
 ARL44は第二次大戦中にドイツ占領下のフランスで秘密裏にB1-bisを参考に開発され、戦後に60輌が完成したフランスの重戦車である。ガルパンではBC自由学園チームに属して最大の火力を持つ車輌として登場し、副隊長の押田ルカ率いる一隊に5輌が配されて無限軌道杯の第1試合にて大洗女子学園チームと対戦している。
 適応キットはアミュージングホビーの製品(下のキット一覧の3)が唯一で、プラッツより公式キット化(下のキット一覧の1と2)されており、入手は比較的容易である。ただし、劇中車には各所で独自の仕様が見られるため、それに合わせて改造や修正が必要となる。いずれも簡単な作業で済み、大型の車体ゆえにパーツも大きくて扱い易いので、初心者クラスにもおすすめ出来るガルパン仕様制作の入門キットの一つとされる。

  公式および適応キット一覧(2024年9月現在) 黄帯が今回の使用キット  


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(車輌目次表紙)コアラの森学園 センチネルAC1

2024年09月20日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  コマンダーモデル (商品コード1-070)

  制作期間   2023年9月25日~9月30日

  製作記事   その1 その2 その3 その4 その5 完成です!!

  総評・備考
 センチネルAC1は、第二次大戦中にオーストラリア軍が開発した巡航戦車である。鋳造による一体構造の車体をもつ最初の戦車で、オーストラリアで大量生産された唯一の戦車でもあった。1943年までに65輌が生産されたが戦線への配備はなされず、実戦経験も無いままに終わっている。
 ガルパンではコアラの森学園チームの車輌として最終章にて初登場し、無限軌道杯に参加し第一試合にて知波単学園チームと対戦したが敗退している。
 センチネルAC1の1/35スケールのプラモデルは未だに出ておらず、ガレージキットが2種知られているのみであるが、2024年現在において入手が可能なのはコマンダーモデルの品(下のキット一覧の2)である。アメリカのガレージキット製品であり、国内の普通の模型店では取り扱っていないため、海外キットの輸入販売も扱っている専門店にて取り寄せる必要がある。

  公式および適応キット一覧(2024年9月現在) 黄帯が今回の使用キット  


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(車輌目次表紙)新潟ビゲン高校 ランズベルクL60軽戦車(リボンの武者版)

2024年09月15日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  ホビーボス (商品コード82477)をベースに改造

  制作期間   2023年9月11日~9月24日

  製作記事   その1 その2 その3 その4 その5 完成です!!

  総評・備考
 ガルパンコミック「リボンの武者」に登場する新潟ビゲン高校チームは、スウェーデンテイストのチームであり戦車もスウェーデンの車輌を用いる。隊長のセムラはStrv m40L軽戦車に搭乗して参戦しているが、チームには他にランズベルクL-60軽戦車も居たことが知られる。L-60軽戦車はStrv m40L軽戦車の原型にあたり、Strv m40L軽戦車の分類コードはL-60-S/IIIであった。
 しかしながら、ランズベルクL-60軽戦車の1/35スケールキットは未だに出ていないため、車体および足回りがほぼ共通する下記の「ハンガリー軽戦車 38M トルディI (A20)」をベースキットとしての改造製作にて作中車を再現した。車体はほぼ共通しているため、改造したのは砲塔のみであった。

  今回制作のベースキット 「ハンガリー軽戦車 38M トルディI (A20)」 ホビーボス 品番82477  


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(車輌目次表紙)黒森峰女学園 Ⅱ号戦車F型(最終章仕様)

2024年09月10日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  アカデミー (商品コード 13535)

  制作期間   2023年11月27日~12月1日

  製作記事   その1 その2 その3 その4 その5 完成です!!

  総評・備考
 ガルパンにおけるⅡ号戦車は、劇場版における西住家車輌を初出とし、最終章第1話の青師団高校チームの車輌も同型である。いずれも実際のⅡ号戦車の標準型の最終形態となったF型に該当する。そのキットはプラッツから西住家、青師団高校の2種(下のキット一覧の1と2)が出ており、いずれも元キットはドラゴンの製品(下のキット一覧の7)である。適応キットはタミヤ(下のキット一覧の3)やアカデミー(下のキット一覧の9)の品が知られるが、前者は初心者向け入門キットの代表格とされ、初心者クラスにもおすすめ出来るガルパン仕様制作用の適応キットとしても有名である。
 今回の作例は最終章第4話に登場した黒森峰女学園チームの車輌を再現し、キットはアカデミー(下のキット一覧の10)の品を使用した。Ⅱ号戦車F型のキットとしては最も新しくてパーツ精度も良く、パーツ数は初心者でも組み立て易いように抑えられている。劇中車に仕上げるには車外装備品の一部の追加、予備履帯やジャッキ台の改造、エンジン点検ハッチのハンドルの追加などの工作が必要だが、いずれも簡単な作業で済む。初心者クラスにもおすすめ出来るガルパン仕様制作の入門キットの一つとされる。

  公式および適応キット一覧(2024年9月現在) 黄帯が今回の使用キット  


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(車輌目次表紙)黒森峰女学園 パンターG型(3輌目)

2024年09月05日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  プラッツ/ドラゴン 公式キット (商品コードGP-21)

  制作期間   2023年6月7日~6月15日

  製作記事   その1 その2 その3 完成です!!

  総評・備考
 パンターの1/35スケールキットは国内外の複数のメーカーから多数が出ているが、A型からF型までの各型に分かれるので、ガルパン劇中車のG型後期型となると数が絞られる。プラッツ発の公式キット(下のキット一覧の1)の元製品は、ドラゴン製品(下のキット一覧の4)にあたり、ほぼ劇中車準拠である。ガルパン仕様への改造も、溶接痕を消す、各所の小改造、の二つぐらいで事足りるため、手間も少なく、組み立てやすい。
 適応キットは、従来はタミヤ製品(下のキット一覧の3)が代表格として利用されていたが、最近はライフィールドモデルやタコムからフルインテリアキットを含む一連の新製品群がリリースされて選択の幅が広がっている。このうちライフィールドモデルのフルインテリアキット(下のキット一覧の9)は、黒森峰女学園乗員のフィギュアを追加したうえで公式キット化されている(下のキット一覧の2)。
 劇中車はテレビシリーズから最終章シリーズに至るまで仕様の変更が無いため、公式、適応キットのいずれを使用してもあまり改造の手間をかけずに製作が楽しめる数少ないガルパン戦車の一つである。
 今回の作例はプラッツの公式キット(下のキット一覧の1)を使用した。元キットはドラゴン製品(下のキット一覧の5)であり中身も変わらない。パーツ数は適度におさえられて組み立て易く、ガルパン仕様への追加工作も最低限で済むので、ストレート組みでも劇中車の雰囲気を楽しめる。初心者クラスにもおすすめ出来るガルパン仕様制作の入門キットの一つとされる。

  公式および適応キット一覧(2024年9月現在) 黄帯が今回の使用キット  


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(車輌目次表紙)戦車道連盟 M29ウィーゼル

2024年07月28日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  タコム (商品コードTKO2167)

  制作期間   2023年12月15日~23日

  製作記事   その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 完成です!!

  総評・備考
 M29ウィーゼルは、制式名称をM29輸送車といい、第二次大戦中にアメリカが開発した軍用装軌車両の一種である。雪上での作戦に用いることを想定して造られた雪上車である。
 ガルパンでは最終章第4話にて戦車道連盟の車輌として登場し、対継続高校戦で搭乗車を撃破された大洗女子学園あんこうチームの5人が試合会場からの退場移動にて乗っていた。ワンシーンだが雪原での移動シーンが描かれ、まさに雪上車として使われている。
 公式キットは無く、適応キットは昔はモノグラムの製品があったが、現時点ではタコムの製品が唯一である。小型車輌のゆえにパーツが小さく、足回りも実車と同じ形状で細かく再現されるため、初心者にはちょっと難しいかもしれない。経験者または上級者向けのキットであろう。

  公式および適応キット一覧(2024年7月現在) 黄帯が今回の使用キット  


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(車輌目次表紙)伯爵高校 Ⅳ号戦車G型(1号車)(樅の木と鉄の羽の魔女版)

2024年07月20日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  グンゼ産業 (商品コードG775)

  制作期間   2023年5月24日~6月3日

  製作記事   その1 その2 その3 その4 その5 その6 完成です!!

  総評・備考
 ガルパンの主人公である西住みほ以下あんこうチームの搭乗車となったことでお茶の間でも広く知られるようになったドイツのⅣ号戦車であるが、テレビシリーズの段階ではD型、D型改としてのF2型およびH型の3種類があり、劇場版および最終章においてはH型が最終形態としての姿をみせている。
 これに対して、コミック版では「フェイズエリカ」に継続高校チームのJ型が、「樅の木と鉄の羽の魔女」に伯爵高校チームのG型が登場してアニメ版との差別化が図られたが、G型は後にアニメの最終章で黒森峰女学園チームの車輌として加わり、テレビシリーズのF2型とほぼ同じ姿をみせた。
 そのため、公式キットはまだ出ていないものの、中身が同じあんこうチームF2型の公式キットが利用出来る。適応キットは各社より多数が出ているが、今回の伯爵高校チームの車輌のような、完全なシュルツェン装備タイプを再現出来るキットは下のキット一覧に示すように6点しかない。そのうちのミニアート品(下のキット一覧の5)はフルインテリアキットであり、内部の再現製作も楽しめる。

  公式および適応キット一覧(2024年7月現在) 黄帯が今回の使用キット  


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(車輌目次表紙)聖グロリアーナ女学院 クルセイダーMk.Ⅲ(2輌目)

2024年07月16日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  タミヤ・イタレリNo.25 (商品コード37025)

  制作期間   2023年5月22日~5月26日、5月30日

  製作記事   その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 完成です!!

  総評・備考
 クルセーダーは、1940年にイギリスが開発した20トンクラスの巡航戦車で、のべ5,000輌以上が製造され、北アフリカ戦線で活躍した。ガルパンにおいては、砲塔を拡大して主砲を6ポンド砲に換装した最終形態のMk.Ⅲが登場し、聖グロリアーナ女学院チームの所属車輌として劇場版から最終章に至るまで数々の活躍をなしている。
 適応キットは古くはイタレリ(下のキット一覧の4)、最近ではボーダーモデルの製品(下のキット一覧の6)が知られ、イタレリの品をタミヤが「タミヤイタレリシリーズ」として販売する品(下のキット一覧の5)もある。ボーダーモデルの品はプラッツの公式キットにもなっており、3種類の公式キットが出ている(下のキット一覧の1から3)。したがって内容的にはイタレリ製品とボーダーモデル製品の2系統に分かれるが、製作の難易度は前者が低く後者が高い。初心者クラスにはイタレリ系統のタミヤ製品がおすすめである。ボーダーモデル系統は公式キットも含めて上級者向けとみておいたほうが良いだろう。
 今回の作例は、タミヤイタレリのキットを用いて、劇中車仕様における目立つポイントのみを合わせて再現製作した。メインは、砲塔天板前部のベンチレーターの位置の調整、砲塔右側面のライトの取り付け位置の調整、後部の左右のボックスのハッチの向きの統一、の三つであった。

  公式および適応キット一覧(2024年7月現在) 黄帯が今回の使用キット  


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(車輌目次表紙)聖グロリアーナ女学院 マチルダⅡ(劇場版・最終章)

2024年07月12日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  タミヤ ミリタリーミニチュアNo.300 (商品コード35300)

  制作期間   2020年12月5日~12月8日

  製作記事   関連記事

  総評・備考
 第二次大戦中のイギリス戦車の1/35スケールキットは、他国の戦車に比べて少ないとされるが、マチルダⅡも例外ではない。ガルパンにも登場して各試合で活躍するが、残念ながら公式キットは未だに出ていない。キットそのものがタミヤとICMからあわせて4種類しか出ておらず、入手が容易なのはタミヤの新キットのみとされる。
 ガルパンの劇中車はテレビ版仕様と劇場版以降の仕様とに分かれるため、どちらを作るかで適応キットも分かれる。今回は最終章仕様にて製作したが、劇場版仕様と共通であるので製作の段取りも同じであった。適応キットはタミヤの新キット(下のキット一覧の2)である。テレビ版仕様の適応キットはタミヤの旧キット(下のキット一覧の1)とされる。いずれも劇中車に仕上げるには多少の改造や追加工作を必要とするが、全体的には劇場版仕様のほうがキットとの相違点も少なくて作業量も少ない。劇中車が付ける牽引ホールドのパーツはいずれのキットにも入っていないため、他キットからの転用に頼らざるを得ない。初心者向けではないが、あえてチャレンジすることで得られる経験値は大きいだろう。 

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(車輌目次表紙)聖グロリアーナ女学院 クルセイダーMk.Ⅲ

2024年07月08日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  ボーダーモデル (商品コードBT012)

  制作期間   2023年5月10日~5月19日、5月30日

  製作記事   その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 その9 その10 完成です!!

  総評・備考
 クルセーダーは、1940年にイギリスが開発した20トンクラスの巡航戦車で、のべ5,000輌以上が製造され、北アフリカ戦線で活躍した。ガルパンにおいては、砲塔を拡大して主砲を6ポンド砲に換装した最終形態のMk.Ⅲが登場し、聖グロリアーナ女学院チームの所属車輌として劇場版から最終章に至るまで数々の活躍をなしている。
 適応キットは古くはイタレリ(下のキット一覧の4)、最近ではボーダーモデルの製品(下のキット一覧の6)が知られ、イタレリの品をタミヤが「タミヤイタレリシリーズ」として販売する品(下のキット一覧の5)もある。ボーダーモデルの品はプラッツの公式キットにもなっており、3種類の公式キットが出ている(下のキット一覧の1から3)。したがって内容的にはイタレリ製品とボーダーモデル製品の2系統に分かれるが、製作の難易度は前者が低く後者が高い。初心者クラスにはイタレリ系統のタミヤ製品がおすすめである。ボーダーモデル系統は公式キットも含めて上級者向けとみておいたほうが良いだろう。
 今回の作例は、なるべく劇中車仕様に合わせて再現することを目指して、劇中車に最も仕様が近いボーダーモデルの品を使用して製作した。ただし履帯は連結式で組み立てが非常に難しいタイプであるので、タミヤイタレリのベルト式パーツに換えて作業量の軽減を図った。

  公式および適応キット一覧(2024年7月現在) 黄帯が今回の使用キット  


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(車輌目次表紙)ヴァイキング水産高校 M24チャーフィー軽戦車

2024年07月04日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  AFVクラブ (商品コードAF35054)

  制作期間   2022年12月9日~12月19日

  製作記事   その1 その2 その3 その4 その5 その6 完成です!!

  総評・備考
 M24チャーフィー軽戦車は、第二次大戦中にM3/M5軽戦車シリーズの更新用としてアメリカが開発、運用した軽戦車である。約4,700輌が生産され、アメリカ軍の他に戦後は西側諸国に広く供与されて長く使用され、日本の自衛隊で使われた。
 ガルパンでは劇場版の大学選抜チームの所属車、最終章のヴァイキング水産高校チームの所属車が知られており、今回の作例は後者を再現した。
 公式キットはまだ出ておらず、適応キットはイタレリ(下のキット一覧の1)、ブロンコモデル(下のキット一覧の2)、AFVモデル(下のキット一覧の4)の3系統が知られ、タミヤ(下のキット一覧の3)とプラッツ(下のキット一覧の5)の品はイタレリ製品を用いている。これらのうち模型店などで入手し易いのはイタレリ系統のタミヤキットであるが、劇中車に合わせるならば幾つかの改造や追加工作が必要となる。なお劇中車に近いのはAFVモデルのキットであり、改造や修正のいずれも最低限で済む。
 なお適応キットには米軍仕様と英軍仕様とがあるが、劇中車は米軍仕様なので、下のキット一覧には米軍仕様のキットのみを載せた。

  公式および適応キット一覧(2024年7月現在) 黄帯が今回の使用キット  


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最終章第4話の登場車輌の製作に関して

2024年02月07日 | ガールズ&パンツァー

 1月の模型サークルの定期会合は新年会をともないましたので、AFV部会のメンバーも大半が集まりました。ガルパン同好会の5人も揃いましたので、自然にその5人が同じテーブルについて食べ、飲み、ガルパンの話題で盛り上がりました。それで、隣のテーブルに居たサークル交流仲間のモケジョさんも3人が移動してきて、最近に作ったガルパンプラモデルの話をしました。

 その8人全員が、すでに最終章第4話の視聴を済ませていて、その新規登場の戦車をプラモデルで作ったか、または作っている最中てしたので、それに関しての情報交換がメインとなりました。最も早いペースで作っていたのがタダ氏で、第4話に登場した新たな車輛10種類をほぼ作り終えていました。

 その10種とは、継続高校チームの4種(T34/76の迷彩および単色、KV-1E、Ⅲ号突撃砲G型)、黒森峰女学園チームの4種(ティーガーⅠ、Ⅳ号戦車G型、Ⅲ号戦車J型エリカ車、Ⅱ号戦車F型)、戦車道連盟の2種(ベルゲティーガー、ウィーゼル)でした。タダ氏はこれらを、作り易いタミヤキット等を選んで昨年中に仕上げていました。

 タダ氏に次いで製作ペースが早かったのが私で、以前に嫁さんが買ってきてくれた上図の6個のキットも10月から作り始め、12月にはほぼ作り終えていました。現時点で作っていないのは、黒森峰女学園チームのⅢ号戦車J型エリカ車、戦車道連盟のベルゲティーガーの2輌です。

 それで、タダ氏と私が作った分について、どのキットをどのように仕上げたか、の報告を兼ねる形で話題が進みました。タダ氏と私は、最終章第4話の視聴後に新たな車輛に関して頻繁にメールでやり取りしていましたから、使用キットも製作の段取りも大部分は共通していました。異なっていたのは、継続高校チームのⅢ号突撃砲G型、黒森峰女学園チームのⅢ号戦車J型エリカ車、の2輌だけでした。

 この2輌に関しては、タダ氏は両方ともタミヤの製品、ミリタリーミニチュアのNo.215、No.310を使用したそうですが、私はグンゼ産業とライフィールドモデルの製品を使用するので、組み立ても追加工作も全て異なっていました。ライフィールドモデルの製品のほうはフルインテリアキットなので、まだ作っていません。

 あとの8種の車輛について、どのキットをどのように仕上げたか、の報告はほとんどタダ氏が披露していました。時々私に要点や詳細を確認してくるのみでした。その内容を大まかに記すと、次のようになります。

 継続高校チームの4種
  1 T34/76の迷彩  タミヤの製品でほぼストレート組み、迷彩はモデルグラフィックスの特集記事を参照
  2 T34/76の単色  タミヤの製品でほぼストレート組み、車体色はグレー風味のあるホワイト
  3 KV-1E  トランペッターの製品で組んでフェンダー端部などを劇中車に合わせて改造
  4 Ⅲ号突撃砲G型  タミヤの製品でほぼストレート組み、細部などを劇中車に合わせて改造(私のはグンゼ産業の製品でほぼストレート組み、細部などをタミヤのパーツで劇中車に合わせて改造)

 黒森峰女学園チームの4種
  1 ティーガーⅠ  タミヤの製品でほぼストレート組み、西住まほ車には無い左右のワイヤーを追加。
  2 Ⅳ号戦車G型  プラッツのあんこうチームF2型の公式キットをストレート組み 
  3 Ⅱ号戦車F型  アカデミーの製品をストレート組み
  4 Ⅲ号戦車J型エリカ車  タミヤの製品をストレート組み(私のはライフィールドモデルの製品でストレート組みの予定)

 戦車道連盟の2種
  1 ベルゲティーガー  ドラゴンの製品でほぼストレート組み、細部などを劇中車に合わせて改造(私のはライフィールドモデルの製品でほぼストレート組み、細部などをタミヤのパーツで劇中車に合わせて改造の予定)
  2 ウィーゼル  タコムの製品をほぼストレート組み、細部などを劇中車に合わせて改造

 全体的には、割と楽に作れるキットばかりでしたので、あまり時間もかからずに楽しめたと思います。大変だったのは、継続高校チームのKV-1E、戦車道連盟のウィーゼルの2輌でした。前者はフェンダー端部の改造、後者は足回りの組み立てが手間取りました。

 タダ氏の報告が終わった後は、第5話で新たな車輛が出るかどうか、の話題になりました。周知のように試合は大洗女子学園と聖グロリアーナ女学院の決勝戦しかありませんので、新車輛は聖グロリアーナ女学院チームのほうに出てくる可能性が高いだろう、となりました。
 大洗女子学園から出てくるのであれば、10番目のチームの車輛しかあり得ない、という話にもなりましたが、果たして出てくるのか、出たとしても1試合しか出ないので、可能性は低いだろう、との意見でだいたい一致しました。

 ですが、本当の結果は第5話を見ないと分かりませんね・・・。期待せずにゆるくまったりと待ちましょう。

 

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