気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ゆるキャン△の聖地を行く23 その1  三度目の近鉄車輌

2022年01月31日 | ゆるキャン△

 2021年11月28日、日曜日の朝は昨日に続いて快晴でした。二泊した掛川駅至近のホテルくれたけイン掛川を7時に出発してJR線に乗り、上図の金谷駅に7時20分に着きました。

 

 昨日に続いて今日も大井川鉄道本線に乗るべく、上図の駅舎に向かいました。切符は昨日購入した2日間の周遊きっぷが使えるので改札口もサッと通れました。

 

 お決まりの駅名標撮影。何度も撮っているのに、なんとなく撮ってしまうのでした。

 

 この日の列車はわれらが関西出身の旧近鉄車輌でした。大井川鉄道本線を、ゆるキャン聖地巡礼だけで今回を含めて4回往復しましたが、そのうちの3回の往路の列車がこの車輌でした。それで、個人的には大井川鉄道というと旧近鉄車輌のイメージがまず思い出されてくるのです。

 

 ですが、今回の4回目の乗車利用が私にとってはラストになります。今回行く畑薙エリアへの巡礼行動をもって、5月から3度にわたったゆるキャン大井川エリア聖地巡礼が完結するからです。

 

 なので、ゆるキャン大井川エリア聖地巡礼完了を迎える日の行きの列車が、個人的に懐かしくて楽しくもある旧近鉄車輌であったのは、大変に素晴らしいことでした。これで今回の巡礼も成功だな、と確信しました。

 

 2輌編成の1号車に乗車しました。上図の案内表示もすっかり見慣れたものになりました。

 

 あれ、今日は日曜日なんだけどな、と思ったほどに車内は空いていました。7時47分に金谷駅を発車した時点で、乗客は私の他に4、5人ほどでした。

 

 7時53分、次の新金谷駅に到着。ホームに入る直前に機関区が見えました。上図のように転車台には蒸気機関車が乗っていましたが、あれが普段の展示状態であるそうです。
 金谷駅で貰った大井川鉄道案内パンフレットによると、この蒸気機関車は、昭和12)年(1937)製造のC12形164号機であるそうです。中央本線などで活躍後、千頭駅での静態保存展示を経て、昭和62(1987)年7月に営業運転を開始しています。現在は休止中であるそうです。

 最初は、もしかしてあの機関車が「トーマス号」の本来の姿かな、と思いましたが、パンフレットによると「トーマス号」に扮しているのはC11形227号機で、この年は9月頃まで「トーマス号」として運行されていたそうです。

 

 駅に停まるたびに何人か乗ってきて、次第に車内の半数以上の席が埋まってきました。多くは地元の方のようで、天気も良いからちょっと近くへお出かけしよう、といった感じが殆どでした。

 

 その後しばらくウトウトしていて、8時20分の停車駅でハッと目が覚めました。上図の古い木造駅舎が目に入り、ああ家山駅か、と気付きました。その古い駅舎は、昭和4年(1929)12月開業以来の建物ですから、文化財級の存在です。

 

 ですが、上図の駅名標だけは、元のものが老朽化したため、平成9年に大井川鉄道OBや地元住民が寄贈したものに交換しているそうです。元の駅名標は降ろしてどこかに保管してあるのかな・・・?  (続く)

 

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(車輌目次表紙)知波単学園 九七式中戦車チハ(細見静子車)

2022年01月30日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  タミヤ ミリタリーミニチュアNo.75およびNo.137  (商品コード35075および35137)

  制作期間   2019年8月10日~2020年2月20日

  製作記事   その1 その2 その3 その4 その5 その6 完成です!!

  総評・備考
 知波単学園チームの主力戦車である九七式中戦車チハは旧砲塔型と新砲塔型の2種類が知られるが、チームの二番槍で副隊長格の細見静子の搭乗車は旧砲塔型である。公式キットおよび適応キットがファインモールドより出ており、いずれを使用してもストレート組みで劇中車を再現出来る。こだわっても追加工作は簡単で2、3ヶ所ほどで済むので、ガルパン戦車制作の入門キットの一つとして初心者クラスにもおすすめ出来る。ただし、塗装のほうは3色迷彩なので難度が高い。細見静子搭乗車の公式設定における迷彩のパターンは劇場版ではC、最終章ではA、と時期によって異なる。
 ファインモールドの他にはタミヤやドラゴンから適応キットが出ている。タミヤ製品は価格も安くて買いやすいが、車台の形式が異なるため、同じタミヤの新砲塔型のキット(商品番号35137)から車台を転用する必要がある。砲塔と車台の組み合わせは、製作記事で紹介したように簡単な作業で済むので、劇中車の再現工作もさほどに手間を要しない。ドラゴン製品はそのまま作って劇中車に仕上げられるが、どこでも買えるほど点数が市場に出回っていないためか、入手が難しいようである。

  公式および適応キット一覧(2021年10月現在) 黄帯が今回の使用キット  


目次へ

 

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西住家 Ⅱ号戦車F型 作ります!! その13

2022年01月29日 | ガルパン模型制作記

 ステップ22で砲塔の最後の組み立てを行ないます。私の製作では既に前のステップにて大方の組み付けが終わっていますので、ここではB42のみを取り付けます。
 ラストのステップ23では履帯を組みます。個人的にはとても苦手な連結式で、片側99枚を繋ぎますが、訓練と割り切って淡々と進めます。

 

 ステップ22で取り付けるパーツはB42のみです。インテリアを見られるようにするため砲塔は着脱自在とし、そのために大方のパーツを組み付けてあったからです。

 

 B42を取り付けました。これで砲塔部分は完成です。この状態で着脱自在とします。

 

 車輪と装備品と履帯以外のパーツを全部並べました。組み立てが全て完了しているので、これらの部品ごとに塗装を施してインテリア、外装の順に進める予定です。

 

 ラストのステップ23では履帯を組みました。御覧の通りの連結式履帯ですが、今回のは押し込んではめるとそのまま繋がりましたから、思ったよりも楽でした。

 

 片側99枚ですので、10枚ずつ繋いでゆきました。

 

 片側の99枚を組み終えたところです。これは右側の履帯にあたります。

 

 車輪に巻き付けて成形し、上図のように4つに分割して組み上げました。上図右下に余りパーツを集めてありますが、片側分のみでこんなに予備パーツがあるのかと驚きました。

 

 続いて左側の履帯も同じように組み上げました。上図の上が右側履帯、下が左側履帯です。左右合わせての作業時間はだいたい50分ぐらいでした。99枚を使いましたが、全てを車輪に仮組みしてチェックしたところ、あと1枚は必要になるような感じでした。余りパーツが沢山ありますから、1枚や2枚増えたところで問題はありません。

 

 追加作業として、今回のキットには無いけれど劇中車には装備されている、車体前面の予備履帯を作りました。上掲のシーンにて、下が切れていますが10枚の予備履帯が装備されているのが分かります。

 

 劇中シーンでは全容が見えませんので、公式設定図も参考にしました。上図のように、一本の留め板で固定してあります。これらのパーツは、有名なタミヤのキットには入っていますが、今回のドラゴンのキットにはどういうわけか入っていませんので、自作することになります。

 

 履帯は、余りが豊富にあるので10枚を取って繋ぎました。

 

 留め板は、公式設定図をみながらプラ板で作りました。両端のリベットもウェーブのパーツを使用して再現しました。これらは塗装後に車体前面に取り付ける予定です。
 以上で、塗装前の組み立ての全てが完了しました。次からは塗装作業に入ります。  (続く)

 

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く37 その8 「常陸大子のコンビニです!!」

2022年01月28日 | 大洗巡礼記

 12月26日の日曜日、久しぶりの大洗行きの二日目は、朝からHさんの車で常陸大子へと向かいました。目的地の一つ目は、かねてHさんより提案されていた「大子のコンビニ」でした。約2時間の移動中は、ガルパンや模型に関して色々話しましたが、特に私の交流サークル仲間のモケジョさん達との出会いやガルパン模型講義の経緯などに関してはHさんも面白がっていました。
 常陸大子の街区を北へ抜けて目的地に着いたのは10時20分でした。上図の「大子のコンビニ」は、看板に「コンビニエンスストア」と書いてありましたが、私がイメージしていたコンビニとは全然違いました。

 

 なにしろ、最初のお店の外観の印象が、店頭に並べて置かれてあったのがアウトドア用品のような雰囲気のものばかりだったこともあって、小型のホームセンターのように見えたからです。しかも建物の右脇には大きなダークイエローの戦車みたいな置物も見えました。どこが「コンビニ」なんだ、とそれまでローソンとかセブンイレブンのような店舗を予想していた身としては、首を傾げざるを得ませんでした。

 

 駐車場の横に並んで北風にはためく幟をよく見ると、なんと大洗女子学園あんこうチームの5人でした。この幟は以前に大子で開催されたガルパンスタンプラリーに参加したときにも見かけましたので、こちらの「コンビニ」もガルパン関連の催しに参加したか、関連商品の販売を行なっていたのか、と思いましたが、このお店自体を今回Hさんに紹介されるまで知りませんでしたので、詳細はまったく分かりませんでした。

 

 建物の右脇にある大きなダークイエローの戦車みたいな置物に近づいてみました。やっぱり戦車のレプリカでしたが、ガルパンに登場した戦車とは違う姿で、私自身もあまり知らない戦車のようでした。

 

 しかもこのレプリカが、ベニヤ板の組み合わせで作られていたのには驚きました。実物大なんだろうか、よく作ったなあ、と感心しつつ見てゆくと、さらに驚いたことに車体の片側面が省略してありました。なんだこの中途半端さは・・・と、かつて尾道で見学した「男たちの大和」の1/1スケール戦艦大和のセットの中途半端な構築振りを思い出しつつ、少しガッカリしました。

 

 その戦車レプリカの説明板が店頭に置かれていました。イタリア軍の軽戦車ですか・・・。なるほど。

 

 レプリカを見終えて店に入ろうとした私に、Hさんが店の隣の空き地っぽい場所を指さして注意をうながしてきたので、つられて振り返ると、上図のもうひとつの戦車レプリカがありました。こちらはガルパンのアンツィオ高校チームのセモヴェンテM41の戦闘室前面と主砲部分のレプリカでした。イタリア戦車のレプリカが2つもあるとは、作った人がイタリア軍マニアなのだろうか、と思いました。

 

 セモヴェンテM41のレプリカの手前から、お店の建物と駐車場を見下ろしました。御覧のように約15メートルほど離れていて田んぼで隔てられています。先ほど見かけた大洗女子学園あんこうチームの5人の幟も見えました。上図左端に見える渋い10円銅貨カラーのステーションワゴンが、Hさんの愛車です。

 

 今回は、このコンビニ内にある屋台ラーメン「醤家」にて昼食をいただこう、とのHさんの提案に乗った形でしたから、ラーメン好きの私としてはこの「醤家」の味を大変楽しみにしていました。
 旅行前にHさんに教えてもらったこのお店の紹介サイトを見ても、屋台ラーメン「醤家」の宣伝文句がかなり目立っていて、メニューのいずれもが美味しそうで食べたくなってしまうので、お店に入るまでは、とにかくラーメンが食べたい、常陸大子のラーメンの味が初めて味わえるぞ、という期待感だけが膨らんでいたのでした。

 

 屋台ラーメン「醤家」は、最初はこのコンビニ「小西屋」の店内にテナントの形で入っているのかと思っていましたが、実際には売場の一角を占めるワンコーナーの形での営業であるようです。
 そのことは、ガルパン劇場版の上映パンフレットの裏表紙のデザインを連想させる上図の店名ロゴの体裁にも示されており、大子の小西屋および「醤家」が一体となって戦車のデザインを形成しているのでした。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く22 その22  帰りも東急車輌

2022年01月27日 | ゆるキャン△

 千頭駅にて帰りの列車待ちの間、駅構内にて見物したトーマスファミリーのヒロ(左)とジェームズ。

 

 駅内売店のゆるキャンコーナーは2ヶ所にありましたが、奥の食品売り場のコーナーは完売状態で、上図の店先のクリアファイルコーナーは御覧の通りでした。

 

 16時49分、改札口を通って金谷行きのホームへ移動し、千頭駅の駅名標を記念に撮りました。

 

 この日の帰りの列車は、行きと同じ旧東急車輌でした。車番の7204に見覚えがありました。

 

 この旧東急車輌7200系は、千頭側と金谷側の外観が異なります。上図は金谷側の前面です。

 

 ホームを隔てて反対側には留置線が並びますが、今はトーマスファミリーの展示場になっているようです。

 

 16時55分に千頭駅を発車しました。上図はその1分前の画像です。井川駅から同道している登山客の方も後から乗ってきたので、自然と隣席同士となり、金谷までの一時間余り、雑談の続きを楽しみました。
 先方は藤枝の方で、今回は一泊して赤石山脈の青薙山(標高2406メートル)および布引山(標高2584メートル)へ登り、次のルートの下見も行なってきたのだそうですが、その途中で私が明日に行く予定の畑薙を通ってきているため、畑薙について色々お話をうかがいました。先方は登山客向けの臨時タクシーを利用して井川から畑薙湖まで行き、沼平から徒歩に移ったのだそうです。

「ええと、タクシーで沼平まで行かれて、そこからは徒歩ということですが、車の通行は禁止されてるのですか?」
「そうだよ。一般車は全部ダメだね。中部電力の関係者とか、林道維持の工事関係者とかの車だけが入れる。昨日も歩いたけど路肩が崩れちゃってる所が幾つかあったね。あなたも明日は気を付けてね」
「沼平から青薙山へはどう行くのですか?」
「畑薙湖の東岸の林道をずーっと北まで行くの。東俣林道っていうのね、これの畑薙大橋の少し手前に青薙山登山口があるの。沼平から一時間ぐらいだよ」
「畑薙大橋、というのは吊橋ですか?」
「いや、車道用の立派なアーチの鉄橋だよ。吊橋はそのもっと手前にある。畑薙大吊橋って言うの」
「それ、それなんです、私が明日行く予定の吊橋は・・・」
「あ、そうなのか。あの吊橋はね、以前に畑薙山と光岳へ行った時に渡ったね。その登山口になってるからね」
「吊り橋が登山口になってるのですか?」
「うん、それ渡らないと畑薙山や光岳へは行けないからね。畑薙湖の西側だし。今回は東側だったから吊橋は渡らなくて済んだ。次に行くルートは布引山から西へ降りる道で、今回は下見で入口だけ見てきたんたけどね、そっちも山の中で吊橋渡るんだよ。そのルートで山梨県側へ降りて雨畑湖に行くの。で、そこの宿に泊まる計画なんだ」
「雨畑湖・・・、その宿というのは、もしかしてヴィラ雨畑では・・・?」
「うん、そう。御存知?」
「ええ、以前に山梨の早川町へ行きまして雨畑湖まで走ったことがありまして。ヴィラ雨畑にも行きましたし、吊橋を渡ったりしました」
「そうなのか。雨畑湖の吊橋は確か、七面山への登山口になってたかな」
「七面山・・・」
「そう、七面山はね、山頂にお寺があるんだ。敬慎院といってね・・御存知?」
「・・・名前だけは聞いたことがあります・・・。その東麓の赤沢宿へ行ったことがありまして・・・」
「ああ、赤沢宿、古い街並みあったね・・・。あなたも結構あちこち行かれてますねえ」
「恐れ入ります・・・。ところで先ほどの雨畑湖に行くルートのことですが、登山路とは別に畑薙から林道が雨畑湖まで通じてるという話を聞きましたが・・・」
「ああ、田代から分かれて小河内山へ行く道のことだね。林道だけど落石や土砂崩れや崩落でボロボロになっててね、車はダメなんだ。歩きなら行けるけど、落石がしょっちゅうだから危ない道だね。小河内山に行く稜線上の登山口が山伏峠にあってね、そこが県境なんで峠を超えたら山梨県だね」
「山伏峠・・・までは行かれたんですか?」
「いや、峠も越えて雨畑川沿いに降りて行田山まで行ったことがあるよ。行田山に登らずに川沿いに降りていったら、雨畑湖に行けた筈なんだけど、危険すぎる道なんでね、行かなかったよ」

 その危険すぎる道というのが、ゆるキャン原作コミック第11巻35ページにて志摩リンがおでん屋の店員に尋ねた「雨畑を通る道」にあたります。作中では通行止めになっている旨が語られていますが、実際に通行止めになっています。また、話に出た雨畑湖、赤沢宿も志摩リンが行った場所ですので、それらも聖地巡礼で回ってきている私としては、今回のお話の範囲の地理が大変によく分かって楽しかったです。
 そして、明日に行く畑薙の様子もだいたい分かりましたので、それまで抱いていた一抹の不安も消えました。本当に山に詳しい方で、明日の聖地巡礼ルートに関しても有意義な情報を色々教えていただきました。

 

 18時8分、金谷駅に着きました。もう真っ暗の夜になっていました。

 

 改札口を通り・・・。

 

 駅舎を出ました。明日もまたここから千頭へ乗る予定でした。登山客の方とは、その隣のJR金谷駅前のバス停前で握手して別れました。バスで藤枝へ帰るのだと言い、「機会があったらね、是非どっかへ登山に行かないかね」と最後に話してきたのは、単なる外交儀礼とも思えませんでした。

 

 JR金谷駅から18時19分の列車に乗り、18時32分に掛川で降りました。駅の北口のローソンで買い物をして、宿のくれたけインに着いたのは18時38分でした。
 まずは風呂に入って疲れを癒し、コンビニで買ってきた弁当をたいらげて落ち着いた後、地図を広げてこの日のルートの復習とメモ整理、明日のルートの予定確認をやりました。デジカメの画像もチェックして、ブログに使う分の大体の予定枚数を絞り込んでおきました。天気予報を見ると明日も快晴となっていたので満足し、眠気をかすかに感じたので21時には布団に潜り込みました。

 以上で11月27日、巡礼1日目の聖地巡礼コースを完了しました。そのレポート、井川編も完了となります。次回からの28日の巡礼2日目の畑薙までのレポートは、畑薙編として綴ります。  (了)

 

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(車輌目次表紙)知波単学園 九七式中戦車チハ新砲塔(玉田環車)

2022年01月26日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  ファインモールド 公式キット  (商品コード41111)

  制作期間   2020年1月3日~2月20日

  製作記事   その1 その2 その3 その4 その5 完成です!!

  総評・備考
 知波単学園チームの主力戦車である九七式中戦車チハは旧砲塔型と新砲塔型の2種類が知られるが、チームの一番槍で副隊長格の玉田環の搭乗車は新砲塔型である。公式キットおよび適応キットがファインモールドより出ており、いずれを使用してもストレート組みで劇中車を再現出来る。こだわっても追加工作は簡単で2、3ヶ所ほどで済むので、ガルパン戦車制作の入門キットの一つとして初心者クラスにもおすすめ出来る。ただし、塗装のほうは3色迷彩なので難度が高い。玉田環搭乗車の公式設定における迷彩のパターンは劇場版、最終章のいずれにおいてもAである。
 ファインモールドの他にはタミヤやドラゴンから適応キットが出ている。タミヤ製品は価格も安くて買いやすいが、車台の形式が異なるため、同じタミヤの旧砲塔型のキット(商品番号35075)から車台を転用する必要がある。砲塔と車台の組み合わせは簡単な作業で済み、劇中車の再現工作もさほどに手間を要しない。ドラゴン製品のほうはホビコレの限定販売品であったためか、点数が少なくて入手困難である。

  公式および適応キット一覧(2021年10月現在) 黄帯が今回の使用キット  


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西住家 Ⅱ号戦車F型 作ります!! その12

2022年01月25日 | ガルパン模型制作記

 ステップ20に進みました。砲塔のキューボラ部分を組み立てます。

 

 組み上がりました。これにガルパン仕様の追加工作をひとつ行ないます。

 

 御覧のように劇中車のキューボラ縁に、キットには無い金具が付いています。これを再現します。

 

 プラ板でカットしてやや大き目に作った金具を取り付けました。小さく作るとあまり目立たないからです。

 

 ステップ21に進みました。防盾と照準器を組み立てます。

 

 組み上がりました。保留してある2個のパーツB8、B36は主砲および同軸機銃を据え付ける際に合わせて組み付けます。と言うより、主砲および同軸機銃を据え付けて初めて取り付け位置が確定するパーツです。こういったパーツもドラゴンの組み立てガイドでは手順抜きで一括しての取り付け指示がなされるので、仮組みして取り付けの手順を確かめておく必要があります。

 

 ステップ18で保留にしていた、主砲および同軸機銃の据え付けを行ないました。水平位置にきちんとセットするため、砲塔底部パーツB2を車台上に仮組みした状態で作業を進めました。御覧のように、主砲と同軸機銃は左右に分かれて別々に据えられています。この間に照準器が入るわけです。

 

 ステップ21で組み立てた防盾と照準器を組み付けました。防盾B11に主砲および同軸機銃の銃身を通す際にやや干渉したため、それぞれのパーツの位置を微調整しましたが、照準器にも干渉する部分があったので、見えなくなる範囲に限って削り取りました。

 

 微調整ののち、きちんと並んで収まった主砲および同軸機銃、照準器です。主砲と照準器はアームで繋がりますので、関連のパーツにズレが出ないようにしっかりと取り付けました。

 今回のキットはエンジンも補完して完全なフルインテリアに仕上げますので、内部をいつでも見られるように車体および砲塔は取り外し自在とします。なので、砲塔基部および武装は上図の状態で組み立てを終了し、あとは砲塔本体をカバーのように被せてセットするだけとしました。

 

 砲塔本体を被せてみました。側面の防盾との隙間が生じていましたので、調べてみたら砲塔基部パーツB2の後端が出っ張り気味で、接着しない限りは砲塔本体が後ろにズレてしまうことが分かりました。そこで、B2の後端の出っ張り部分を削って調整し、防盾との隙間を無くしました。  (続く)

 

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く37 その7 「マリー様のモンブランです!!」

2022年01月24日 | 大洗巡礼記

 大洗の「SHOWACASE OARAI」の展示品のなかで個人的にツボだったのが上図の黒森峰コーナーです。黒森峰女学園推しとしてはコレが最上だと思うのは当然のことでした。ここにコーナーが構築されていることにより、最終章の無限軌道杯の決勝戦に黒森峰女学園がエントリーして、優勝する!・・・と、こういうわけですな・・・。ウヒョヒョ・・・。  (アホかお前は)

 

 「SHOWACASE OARAI」、まあこんなもんか、という感じの施設でした。大洗ならばでのコレ、というような大した目玉があるわけでもないので、今回一度の見物でもう充分だな、と思いました。展示方針の基本線がさっぱり見えてきませんので、コンセプトとかをちゃんと定めているのだろうか、と首を傾げました。個人の雑多なお宝コレクションの披露の場、というのが実態に近いと感じました。

 これが全国のガルパンモデラー達の作品展示の場、というのであったならば、さすがはガルパンの聖地大洗ならばでの施設、と感動し魅力を感じるでしょうから、私自身もカノウヤ応援作戦の延長上に捉えて幾つかの作品を置かせてもらう機会が有り得たかもしれません。ですが、料金を払ってまで出品するのかと問われれば、しばし腕組みをしつつ考え込むことになるでしょう。ここのレンタルショーケースの利用料金は決して安くないからです。

 

 隣のガルパンギャラリーや物販コーナーが賑わっているのとは対照的な閑散ぶりでした。もう夜になっていたこともあるでしょうが、見物客はHさんと私の二人だけであったようです。
 ですが、この施設がもともとガルパンに特化していないから、大洗にやってくるガルパン巡礼の大多数が、一度訪れただけで興味を失って、それ限りで終わってしまう傾向もあるらしい、と聞きました。大洗からガルパン要素を除去したらどういう流れになるか、を先行的に実証しているようなものです。リピーターの定着率の低さが、そのままテーブル席の使用率に表れているような感があり、親しく使用されている形跡が見られませんでした。

 この施設には、27日の夕方にも隣のガルパンギャラリー物販コーナーでの買物のついでに出入口まで立ち寄りましたが、物販コーナーの賑わいとは対照的に誰も居ませんでした。その出入口を素通りしてガルパンギャラリーに入ってくるガルパン巡礼が殆どでした。私も中に入らずに、そのまま大洗駅へ向かって帰路についたのでした。

 

 模型の展示に特化しているわけではなさそうなのに、なぜかプラモデル類が販売されていました。隣のガルパンギャラリー物販コーナーでもプラモデルを販売していますから、どうせならまとめれば良いのに、と思いました。しかもこちらではガルパンとはあまり関係の無さそうな品が殆どなので、なにが狙いなのかがよく分かりませんでした。こういうのを、中途半端と言うのでしょうね。

 

 「SHOWACASE OARAI」の次は、Hさんの案内で上図のサザコーヒーさんに行きました。このお店のガルパンメニューである「マリー様のモンブラン」をいただこう、とHさんより提案があったからです。これは事前に予約が必要なので、最初はHさんにまとめての予約をお願いしたのですが、個人ごとに直接予約しないといけないシステムだと聞かされ、方法を教えてもらって旅行前にオンラインで予約したのでした。

 

 入店時にスマホ予約時の確定画面を掲示するシステムのようですが、私の場合はスマホが無いので予約者名を申告して照合して貰いました。席に着いてまもなく、上図の「マリー様のモンブラン」セットが特典缶バッジ付きで運ばれてきました。どうやら私たちがこの日の予約注文者のラストであったようで、「マリー様のモンブラン」は作り置きしてあったのでしょう。

 

 これが、劇中の秋山優花里のビデオ映像内でマリーが食べていたアレですか・・・。他にもガトーバスクとかカヌレとかクレープノルマンドとかサントノーレとかスフレとかファールブルトンとかフランとかブリオッシュとか、マリー様が色々食べていた筈なのですが、それらの再現はまだですか・・・、サザコーヒーさん・・・。

 

 モンブランとは、フランス語で「栗の白い山」を意味します。なので外側のクリーム部分の原料にはマロンが使われていますが、それ以上に砂糖の比率が相当なものであるらしく、ものすごく甘いものでした。個人的には軽く眩暈を覚えるほどにちょっと苦手な甘さでしたが、ガルパン劇中のケーキの再現ですから、体験しないわけにはいきませんでした。

 

 店先の砂部のパネルです。マリーの搭乗車ルノーFTの砲手を務めます。元ネタはフランスの女優イザベル・アジャーニですが、何度見てもフランス最後の王女マリー・テレーズみたいな雰囲気のある高校生です。

 その後は梅原屋に立ち寄りましたが、Nさんとの合流が翌日に持ち越されたためにそのまま退出、Hさんの車で大洗から水戸へ移動しました。宿の水戸プリンスホテルにいったんチェックインした後、水戸駅ビルのイタリアンレストラン「パパゲーノ」へ夕食に出かけました。そこでもHさんとガルパンや模型の談義で盛り上がりましたが、何を話したかはよく覚えていません。宿に帰り、明日の予定を確認してそれぞれの部屋に引き上げました。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く22 その21  千頭駅へ

2022年01月23日 | ゆるキャン△

 15時52分、アプトいちしろ駅に着きました。先頭のアプト式電気機関車を切り離す作業が始まり、数名の乗客が降りて作業を見物していました。

 

 連結とは違って手旗による信号も無く、ホイッスルも鳴りませんでした。いつの間にか切り離されていたアプト式電気機関車が静かに動き出して、前方右側の留置線へと進みました。

 

 アプト式電気機関車が留置線への分岐に入った瞬間です。その1分後の15時57分に、列車が動き出して駅ホームを後にしました。

 

 留置線に入ったアプト式電気機関車です。この日のダイヤを見ると、私たちが乗った列車が千頭行きの最終便になっていたので、井川行きの最終便も既に終わったことになります。このアプト式電気機関車のこの日の運行も終わったことになるので、「御苦労さん」と心で呼びかけて手を振りました。

 

 その後は、隣の席に座った、井川駅から同道している登山客の方と色々雑談を楽しみました。先方は今年一年間で大井川鉄道に12回乗った、そのうちの9回は赤石山脈への登山で、3回は黒法師岳への登山で利用した、と話してくれました。黒法師岳の名に見覚えがあったので、黒法師岳へは寸又峡から行ったのですか、と尋ねたところ、「そうだよ、寸又峡の奥の飛龍橋という橋の横から登ったんだ」と答えてきました。

 それで、私も5月に寸又峡温泉に一泊してプロムナードコースを飛龍橋まで回ったことを話すと、「法師岳へ行く道は通行止めの廃道みたいだったでしょ?」と問われました。その通りです、あの道を行ったんですか、と聞き返すと、微笑しつつ頷きました。

 

 16時6分、奥泉駅に着きました。相手が「ここから寸又峡へ行ったんだ」と言うので、ああ路線バスがここにも停まりますよね、と応じると、「いや、バスは乗らずに寸又峡まで歩いたんだよ、旧道をね」と言われました。バスで40分かかっている道を歩くとどのくらいの時間がかかるんですか、と訊くと「バスは車道を通るでしょ、あれはかなり迂回して遠回りのルートなんだ。昔からの旧道がね、山道になってて今はハイキングコースになってるんだが、車道と違ってほぼ一直線に寸又峡まで行くんでね、時間も二時間ぐらいで済むんだよ」と説明してくれました。

 

 それから寸又峡をかつて走っていた千頭森林鉄道のことに話題が移りましたが、相手は一度その廃線跡を歩いたことがある、と話しました。どこからどこまで、と訊くと、「沢間駅からだよ。昔は沢間駅から千頭森林鉄道の本線が寸又峡まで通っていたんでね、その廃線跡を歩いたんだよ。沢間駅にも千頭森林鉄道の遺跡があるからね・・・」と語ってくれました。

 

 その沢間駅の千頭森林鉄道の遺跡の横を通りました。コンクリート製のホッパーであるそうです。その下の線路は撤去されており、軌道跡は殆ど車道に転じているとの事です。沢間駅の構内がやけに広く感じられるのも、昔は千頭森林鉄道の線路があったからだそうです。

 

 16時28分、以前に渡った両国吊橋の下をくぐりました。

 

 16時35分、時刻表通りに千頭駅に着きました。井川からの全線を乗って帰ってきたのは今回が初めてでしたので、下車後に先頭の牽引機関車の前まで行って記念に撮りました。

 

 千頭駅では20分待って、16時55分発の金谷行きに乗る予定でした。それまで駅構内のトーマスファミリーを見物したり、売店をのぞいたりしました。売店の一角にゆるキャン△販売コーナーがありましたが、その食品関連の品が殆ど売り切れになっていました。大井川鉄道の利用客が車内のおやつとして買ってゆくのだそうです。  (続く)

 

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(車輌目次表紙)知波単学園 九五式軽戦車(福田はる車)

2022年01月22日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  ファインモールド 公式キット  (商品コード41112)

  制作期間   2020年3月24日~4月14日

  製作記事   その1 その2 その3 その4 その5 完成です!!

  総評・備考
 九五式軽戦車の1/35スケールキットは、ファインモールド製品とドラゴン製品とに大別される。公式キット(下のキット一覧の1)はファインモールドの新金型製品である。さらにファインモールドは多くの適応キットを発売しており、タミヤからの販売品(下のキット一覧の6)も戦車自体はファインモールド製品である。ガルパンの劇中車はファインモールドの製品の3Dデータをもとにして描画されているため、公式キットも劇中車に等しく、改造や追加工作の必要が無い。塗装は3色の迷彩であるので、そちらのほうが難しい。
 九五式軽戦車は、通常型と改造版である北満型との2種が知られ、さらに通常型は前期型と後期型に分類されるが、ガルパンの劇中車は通常型の後期型にあたる。目立つ識別点としてはフェンダー前端の延長などが挙げられよう。ファインモールド製品、ドラゴン製品のいずれにも通常型、北満型のキットがあるので、買い間違いを防ぐために下のキット一覧には劇中車に通ずる通常型の製品だけを列挙している。

  公式および適応キット一覧(2021年10月現在) 黄帯が今回の使用キット  


目次

 

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西住家 Ⅱ号戦車F型 作ります!! その11

2022年01月21日 | ガルパン模型制作記

 ステップ15の工程のラストです。上図の公式設定資料図にて、ジャッキ台の大きさを確かめました。キットのパーツA2はサイズが小さいため、劇中車のサイズに合わせて改造しました。

 

 プラ板をパーツA2の2方向の側面に貼り増しし、留め帯もテープ等で劇中車仕様に改造したジャッキ台を仮セットしました。厚みが無いままだと実際以上に薄っぺらく見えるので、メリハリを付けるためにプラ板を下も貼って厚みを付け、若干大きめに作りました。

 

 ステップ16から砲塔の銃火器の組み立てに進みます。ステップ16では主砲の20ミりKwK30機関砲、ステップ17では同軸機銃の7.92ミリラインメタル・マウザー・ヴェルケMG34機関銃を組み立てます。いずれもガイドの指示通りに進めます。

 

 主砲の20ミりKwK30機関砲のパーツ群です。細かいパーツが多いので紛失しないように注意しました。

 

 組み上がりました。

 

 続いて同軸機銃の7.92ミリラインメタル・マウザー・ヴェルケMG34機関銃を組み立てます。ガイドの図では取り付け位置などが分かりづらく、主砲との位置関係も不明なので、両者が組み合わさるようにも思えましたが、仮組みをしてみたところ、主砲とは別々になることが分かりました。

 

 組み上がった主砲と同軸機銃です。間にあるL字形のパーツB33は取り付け状況が掴めなかったので保留にしましたが、後に取り付ける照準器に繋ぐアームであることが後に判明しました。

 

 ステップ18からステップ21にわたって砲塔を組み立てます。ガイド図では分かりにくい箇所もあるため、仮組み重視で作業を進めてゆきます。

 

 ステップ18および19の工程は、まとめて行ったほうが効率的に思えましたので、パーツもまとめて切り出して準備しました。

 

 各部品ごとに組み上がりました。残るは主砲および同軸機銃の据え付けでしたが、後のステップ21で組み立てる照準器との関連がよく分からなかったので、照準器の組み立てまで保留にしました。  (続く)

 

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く37 その6 「SHOWACASE OARAIです!!」

2022年01月20日 | 大洗巡礼記

 ガルパンギャラリーの見物の後は、販売コーナーを軽く見て回って、27日に買物する品を三つほど見定めておきました。その後、隣にある上図の「SHOWACASE OARAI」に行きました。Hさんは既に行ったことがあるそうでしたが、私は初めての訪問でした。この秋にオープンしたばかりだと聞きました。

 

 入ってみて、室内がなんとなくレンタルショールームみたいだな、と感じました。実際にレンタルショールームとしてオープンした施設であるそうです。しかし、東京秋葉原や大阪日本橋オタロードで見かけるレンタルショールームとはちょっと異なった陳列の状況と雰囲気が感じられました。

 

 Hさんの説明によれば、ここは一般的なレンタルショールームのように販売を主としておらず、個人のコレクション等を展示して「見せる」ためのレンタルショールームであるということでした。つまりは、美術館や資料館の立ち位置に近く、展示ギャラリーとしての性格が強い、ということのようです。

 

 大洗にある展示ギャラリー施設ですから、ガルパン関連が多いのかな、と思いました。実際に上図のようなガルパン関連のコレクション展示もあったのですが、「SHOWACASE OARAI」全体からみると少数に属しているようで、ショーボックスの展示陳列品の多くはガルパンとは無関係でした。

 

 かつては艦船模型専門であった私にとっては、懐かしい軍艦、艦艇の作品群もありました。思えば最後にフネを作ったのが平成14年の冬なので、もう20年も遠ざかっていることになりますが、しかし、それまで作ってきた「連合艦隊」は戦艦「長門」を旗艦として320隻余りが押し入れの収納ボックス内にて静まりつつも「健在」です。

 模型サークルでもいまはAFV部会に顔を出してガルパン同好の士たちと語り合っていますが、正式な所属先は艦船部会のままです。ガルパン戦車にいまも熱中して、「陸にあがった海軍」とか「泳ぎを忘れた水兵」とか言われていますが、まあ、ええか、と割り切っています。

 

 ところどころにガルパンの関連品があるな、と思って近づいてみると、上図のように劇中車ではなく、所有者の個人的な好みでガルパン仕様に作られた他の戦車だったりしました。上図の作品も最初はティーガーⅡかなと思いましたが、よく見ると砲塔だけが同じで、車体は私の知らない車輌のそれでした。ガルパンに登場する戦車以外は殆ど知りませんので、何だろうな、と首を傾げたにとどまりました。

 

 大半の陳列品は私の知らない世界のものばかりでした。要するに個人のお宝や自慢のコレクションを見せる場、というのがここの本質であるようで、そのためのレンタルショールームであるわけでしょう。ショーボックスは大、中、小の3種類があって、それぞれに料金が設定されているそうです。

 

 なので、最初は大洗ならばでのガルパン関連品の展示ギャラリーみたいなのをイメージしていた身からすると、実態は大きく異なっていたわけです。正直言って、少しガッカリしました。大洗とガルパンに特化しない内容なのであれば、大洗以外の地域に作っても大差がなさそうなショールームだな、と思いました。

 さらに、全国のガルパンモデラーさん達の作品のショールームになるのかな、という予想ももっていたのですが、それも殆ど外れました。上図のようなガルパン関連の作品展示は、実際には数えるほどしか見当たらなかったからです。しかも、アニメの製作関係者のコレクションがかなりの比率を占めているようでしたから、実質的にはガルパンギャラリーと同じくバンダイ公式さんの関係施設なのかもしれない、とも思いました。隣接していますから、経営主体やフロア上は同じ系列に置かれているのかもしれません。

 

 なので、ガルパンキャラクターのフィギュア展示品も少なく、上図の陳列が位置的に目立っていたにとどまりましたが、ミカの隣の武部沙織かと思ったフィギュアも、よく見ると別のキャラクターであるようでした。作品名の名札すら付いていませんでしたから、どういうキャラクターなのかは分からずじまいでした。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く22 その20  長島ダム駅でのブッピガン

2022年01月19日 | ゆるキャン△

 15時26分に接岨峡温泉駅を出ました。まもなく左手に、前回7月に訪れた接阻峡大吊橋と長島公園の広い駐車場が見えました。あの駐車場まで千頭駅からレンタルの志摩リンビーノで走って、接阻峡大吊橋からの八橋小道を歩いたのでした。

 

 15時32分、奥大井湖上駅を出ました。まだ16時にもなっていないのに、日は大きく傾いて早くも夕方の気配があたりに漂い始めていました。山奥の晩秋の雰囲気そのものでした。

 

 15時40分、長島ダム駅に着きました。ここからアプト式電気機関車を繋ぎますので、数人の乗客がホームに降りて機関車の前へ見物に行きました。私は窓を全開にして身を乗り出して、ゆるキャンで言うところの「プッピガン」こと連結作業を見守りました。

 

 奥に待機していたアプト式電気機関車が動き始めて、ゆっくりとこちらに向かってきました。

 

 車掌さんが手旗信号を振って合図するのに合わせて、アプト式電気機関車が徐々にスピードを落としつつ近づきました。

 

 車掌さんが手旗を頭上に挙げて小刻みに振りつつホイッスルも吹いて慎重に合図を送りました。カタンという音とともに列車内にかすかな振動が響いて、アプト式電気機関車との連結が行われたのが感じられました。

 

 連結後の作業を素早く行う車掌さんに、機関車の運転士が加わって安全確認の指さしを左右へ向けていました。それを見て見物の乗客たちもそれぞれの客車に戻り始めました。

 

 アプト式電気機関車に押されて登ってきて、駅ホームに停まっていた井川行きの列車が15時42分に発車してゆきました。その2分後の15時44分にこちらの列車も発車してアプト式区間に進みました。

 

 90パーミルの急勾配区間の途中で長島ダムを見ました。一度目は歩いて行き、二度目は志摩リンビーノで渡り、三度目は列車から見ましたので、ゆるキャン聖地巡礼では馴染みのダムになりました。

 

 続いて、各務原なでしこ達がキャンプしたアプトいちしろキャンプ場も見えました。ちょうど秋キャンプのシーズンでしたから、大部分のサイトが埋まっていてなかなかの盛況でした。下段のサイトはほとんどが車で入っているので、オートキャンプ場に分類されるようです。上段と左奥がフリーサイトになるようですが、テントはあまり見えませんでした。

 

 急勾配区間を降り切ったところで後ろを振り返りました。ダムもキャンプ場も谷間に隠れてしまいました。列車はカーブでやや減速を繰り返しながら大井川沿いにアプトいちしろ駅へと進みました。夕陽は既に谷間には届かなくなっていて、山々の頂きのみが点々と赤く染まってみえました。時刻は15時56分でした。  (続く)

 

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(車輌目次表紙)知波単学園 九七式中戦車チハ(西絹代車)

2022年01月18日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  ファインモールド 公式キット  (商品コード41110)

  制作期間   2019年7月14日~2020年2月20日

  製作記事   その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 その9 完成です!!

  総評・備考
 知波単学園チームの主力戦車である九七式中戦車チハは旧砲塔型と新砲塔型の2種類が知られるが、いずれも劇中車の3D画像データがファインモールドから提供されているため、キットは劇中車にほぼ等しい。隊長西絹代の搭乗車は旧砲塔型であるが、公式キット(下のキット一覧の1)はファインモールドの既製品(下のキット一覧の2)をそのまま使用している。ストレートに組み立てるだけで劇中車を再現出来るが、こだわっても追加工作は2、3ヶ所ほどで済む。初心者クラスにもおすすめ出来るガルパン戦車制作の入門キットの一つとされる。ただし、塗装のほうは3色の迷彩で、黄帯のパターンも西絹代搭乗車独特のデザインであり、ガルパン車輌のなかでは難度が高い。
 ファインモールドの他にはタミヤやドラゴンから適応キットが出ているが、タミヤ製品は車台の形式が異なるため、同じタミヤの新砲塔型のキット(商品番号35137)から車台を転用する必要がある。ドラゴン製品はそのまま作って劇中車に仕上げられるが、どこでも買えるほど点数が市場に出回っていないためか、入手が難しいようである。

  公式および適応キット一覧(2021年10月現在) 黄帯が今回の使用キット  


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西住家 Ⅱ号戦車F型 作ります!! その10

2022年01月17日 | ガルパン模型制作記

 ステップ14およびステップ15では左右フェンダー上での組み立てを進めます。車外装備品の殆どをここで取り付けますが、私の製作においては全て塗装後に取り付けます。ガルパン仕様への追加工作も幾つか加わります。

 ステップ14で車体各所に取り付ける吊り下げ用フックはA31で7個ありますが、上図のガイドでは車体前方の2個がA30になっています。これは誤記でA31が正しいです。

 

 ステップ14で取り付けるパーツ群です。

 

 車外装備品の多くはガイド図ではエッチングパーツを取り付けるほうのパーツの番号にて取り付け指示が入りますが、私の製作ではプラパーツのほうを選択しましたので、ガイド図の番号とは異なります。パールB49とクランクロッドB48は指示通りに使いますが、S字シャックルのJ4はJ15に、ワイヤーカッターのJ9はJ20に、それぞれ交換しました。上図左上に写っているS字シャックルとワイヤーカッターは交換後のパーツです。

 

 さらに雑具箱のA8とA13の組み合わせ後に、金具のモールドをガルパン仕様に改造します。上図はパーツの状態ですが、劇中車のそれとは形状が異なります。

 

 劇中車においては金具が蓋の上にも伸びています。さらに箱の後端部のフェンダーへの固定状況がキットのエッチングパーツ使用での取り付けとは異なります。これに合わせます。

 

 金具をプラ板で改造して合わせました。

 

 フェンダーへの取り付け状態も、後端部を劇中車に合わせてプラ棒で固定しました。

 

 ステップ15に進みました。大半が車外装備品ですので、塗装後に取り付ける予定です。スコップのJ3はJ15に交換しましたが、長パールのJ2は取り付けの制約があるのでそのまま使用しました。またアンテナケースA5、アンテナ本体A27も、塗装後に取り付けるほうが、長パールJ2との組み付け関係が楽になりますので、仮組みとしました。

 

 全て組み立てて仮組みしました。ジャッキの固定枠はプラパーツのJ54を選択して組み付けています。隣の消火器は指示のJ17ではなく劇中車の消火器に近いJ16を使用しました。アンテナケースA5も仮組みとしました。

 

 続いてのガルパン仕様への改造は、上図のノテックライトの基部にて行います。ガイド指示ではエッチングパーツのMA35およびMA36を使いますが、これらは劇中車の基部とは形状が違います。

 

 劇中車のノテックライトの基部は、御覧のようにフェンダーステーをまたぐ形の台形状となっています。

 

 そこで、プラ板で上図のように台形状の基部を再現しました。なお、この辺りのパーツの取り付け位置はガイド図では分かりにくいところがあり、例えば警笛関係のA33、J33、J34とJ35などは公式設定図でも状況がいまいち掴めません。実車の写真などをネットで探して参考にしました。

 

 台形状の基部の上に付けるノテックライトのパーツJ28、J29は指示通りに組み立てて仕上げました。MA11は見えない位置にあるので省きました。これでステップ15の工程は、ジャッキ台のA2のガルパン仕様への改造を残すのみとなりました。  (続く)

 

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