気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

知波単学園 九七式中戦車(久保田車) 完成です!!

2025年02月01日 | ガルパン模型制作記

 組み立て完了から一か月ほど保管し、次に製作した名倉車の組み立て完了を待って、2輌をまとめて塗装しました。私の製作において知波単学園チーム車輌は塗装カラーを統一しますので、茶色カラーはミスターカラースプレーの43番ウッドブラウンで吹き付け、迷彩のうちの緑色は525番、522番は土地色にて筆塗りしました。迷彩パターンは劇中車およびガルパンアハトゥンクの公式設定資料図を参考にしました。

 

 続いて主砲の砲身部分と基部を55番のカーキで塗りました。

 

 この3色迷彩の状態で一日置いて乾燥させました。

 

 分断色の黄帯を4番の黄色で塗りました。塗料の粘度を上げてから塗りましたので、一回で上図のように仕上がりました。久保田車の黄帯は僚車のよりもやや太いので、それに合わせました。

 

 車輪類を取り付けました。順番を間違えないように気をつけました。車体の迷彩と転輪の色分けは必ずしも繋がっていませんが、とにかく劇中車に合わせておきました。

 

 車外装備品のうち、左側面にセットされる鶴嘴とシャベルを取り付けました。木製部分は44番のタン、金属部分は28番の黒鉄色で塗りました。

 

 右側面にはジャッキとパールを取り付けました。ジャッキは55番のカーキで塗りました。パールは28番の黒鉄色で塗りました。

 

 28番の黒鉄色で塗装した履帯を装着しました。今回のドラゴンキットの履帯パーツは部分連結式で、曲げを付ける治具も付いていて組み易かったのですが、連結部のモールドとダボ穴がしっかりしているために塗装後の取り付けも驚くほどスムーズでした。

 

 背面のワイヤー、ワイヤー固定具のパーツを取り付けました。ワイヤーは28番の黒鉄色で塗り、三色信号灯の右灯は47番のクリアーレッドで塗りました。三色信号灯の中央灯は525番の緑、左灯は49番のクリアーオレンジです。停止灯はワイヤーに隠れてしまっていますが、47番のクリアーレッドで塗りました。

 

 車体に砲塔をセットして、迷彩模様の繋がりをチェックし、ずれたりしている箇所はタッチアップして修正しました。

 

 今回の久保田車は迷彩パターンが西絹代車に似ていますが、分断色の黄帯は曲がりくねっていなくてストレートに近いため、塗り易かったです。

 

 校章マークは砲塔の左右側面にあります。モデルカステンの「MGデカール ガールズ&パンツァー デカールVol.8」に知波単学園チームの校章マークが豊富にありますので、サイズを測って適当なのを選んで貼りました。

 

 最後につや消しクリアを薄く吹き付けて仕上げました。

 

 なかなか良い雰囲気です。車体各所の有頭鋲がそれらしい感じで日本戦車らしさを醸し出しています。履帯のたるみ具合もリアルです。

 

 九七式中戦車の適応キットはタミヤ、ファインモールド、ドラゴンの3種類が知られるので、作り比べてみようと旧砲塔タイプと新砲塔タイプとを3輌ずつ、3社の製品で順に製作しましたが、今回のドラゴンの製品が全体的に日本軍戦車らしさをよく表現しているように思いました。

 個人的な感想を述べますと、タミヤはさすがに昔の製品なので細部に甘い所があり、ファインモールドは細部に拘るあまりに全体的にモールドが繊細に傾いて全体に華奢な感じがあります。今回のドラゴンの製品が細部表現、モールド、雰囲気において最も実車に近い雰囲気をまとっているように感じます。3社の製品の中では一番新しいキットであり、最新の考証なども盛り込まれているからでしょう。

 

 以上で、知波単学園チームの久保田りんの搭乗車、九七式中戦車チハ(旧砲塔)が最終章仕様にて完成しました。製作期間は、2022年5月17日から20日まででした。組み立ては5月20日に完了し、次に製作した名倉車の組み立て完了まで保管して、7月11日から7月19日まで名倉車とともに塗装しました。

 迷彩塗装は、一色ずつ塗って乾燥させ、更に1日寝かせた後に次の色を重ねる、という方法でゆっくり進めましたので、塗装だけで9日を要しました。塗装後の組み立てには1日を要しました。
 数あるガルパン車輌のなかで、知波単学園チームの戦車は最も迷彩が複雑で塗り分けも車輪や装備品にも及ぶので、組み立てよりも塗装が大変です。逆に言えば、知波単学園チームの車輌の迷彩がこなせれば、他の車輌の塗装が楽に思えてくるでしょう。

 使用キットはドラゴンですが、最近の新製品であり、作り易さや扱いやすさに重点が置かれてパーツも適切な数におさえられ、組み立て易いキットになっています。履帯も部分連結式で、たるみを付けるための治具も付いていて、組み合わせ部の凹凸がしっかりしていて繋ぎやすい造りになっています。

 総じて、九七式中戦車の適応キットとしては、現時点で最上の製品ではないかと思います。が、生産数および流通量が少ないためか、模型店ではなかなか見かけず入手も困難なほうに属するようで、それのみが残念な点です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プラウダ高校 BTR-70 完成です!!

2025年01月31日 | ガルパン模型制作記

 ラストのステップ16です。銃塔を組み立てて車体にセットします。

 

 銃塔は外側のみ組み立てました。車体内部のインテリアパーツは全て省いていますので、銃塔内部のパーツも不要でした。

 

 車体にセットしました。

 

 塗装前の組み立てが完了しました。大きな車体ですが、形状がシンプルです。いかにも装甲車らしい外観です。

 

 塗装を行いました。今回のキットについている塗装見本図には通常のグリーン系、冬季カラーのホワイト系の2色が示され、前者はロシアングリーンとなっています。

 ですが、劇中車のカラーはもう少し青味がかかった鮮やかなグリーンで、これはプラウダ高校チームの車輌全般に共通します。旧日本海軍の艦上機のカラーに近い色です。近似のカラーは、手元にあるなかではミスターカラーの16番の濃緑色でしたので、これを吹き付け塗装しました。

 

 ゴムパーツのタイヤをはめ込みました。色もそのままですから塗装は必要ありませんでした。

 

 車輪は8つですので、タイヤも8本つけました。

 

 銃塔の機関砲2丁、すなわちKPVT 14.5mm重機関銃、およびPKT 7.62mm機関銃の銃身を28番の黒鉄色で塗りました。

 

 前照灯の内部をポスカの銀で塗り、レンズのパーツをウェーブのアイズのパーツに置き換えました。

 

 最後につや消しクリアを薄く吹き付けて仕上げました。個人的には初めての戦後の装甲車のキットでしたが、大きな車体の割には形状がシンプルでパーツ数も多くはなかったため、思ったよりも楽に作れました。

 

 劇中車は、ワンシーンのみで車体の右側面の一部しか出ていませんので、校章マークがあるかは不明ですが、他のチームでも移動および観戦用の車輌には校章マークが付いていないことが多いので、今回も校章マークは貼らないでおきました。

 

 以上で、プラウダ高校チームのBTR-70が完成しました。製作日数は、2023年8月9日から8月16日までの8日間で、組み立てに6日、塗装および塗装後の組み立てに1日かかりました。

 今回はトランペッターのインテリア付きキットを使用しましたが、インテリアは操縦席と兵員室のみで、エンジンおよび駆動系のパーツが省略されているため、インテリア部分の製作は不要として外観のみを製作しました。キットは前期型仕様ですが、エッチングパーツの大半は後期型仕様になっているので、後期型仕様に寄せることも可能であるようです。が、今回は細部にこだわりませんので、エッチングパーツも全て不要とし、作業量を大幅に軽減しました。足回りのパーツの複雑さには少々手こずりましたが、それでも全体的には割合に楽な製作となったと思います。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プラウダ高校 BTR-70 作ります!! その4

2025年01月30日 | ガルパン模型制作記

 ステップ11では上下の車体を貼り合わせて、背面部を組み付けます。

 

 組み立てるパーツ類です。

 

 組み上がりました。

 

 足回りはこの段階で組み上がりましたが、車軸がずれていないかの確認は時々行いました。定規をあてて一直線になるかをチェックしました。

 

 ステップ12では前面部の小部品などを組み付けます。ステップ13では車輪を組み立てます。

 

 ステップ12で組み立てる前面のガードのパーツです。展開状態と収納状態とを選べます。ここでは収納状態にします。

 

 組み上がりました。

 

 ステップ13で組み立てる車輪のパーツです。タイヤはゴムパーツなので、塗装後にそのままはめ込むだけで仕上がります。

 

 タイヤは塗装作業が終わるまで保管しておきます。

 

 ステップ14では車輪を取り付けますが、私の製作では塗装後に組み付けます。よってステップ14はスルーしてステップ15からの銃塔の組み立てに進みます。銃塔のインテリア部分は全て省きます。

 

 なので、ステップ15では上図の銃塔外観のパーツ類を準備するだけで済みました。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プラウダ高校 BTR-70 作ります!! その3

2025年01月26日 | ガルパン模型制作記

 ステップ8では上部車体の内外の各部品を取り付けます。私の製作ではインテリア関連は全て省きますので、外側の最低限のパーツのみを組み付けます。

 

 ステップ8の第一段階では側面のJ1とJ22だけを取り付けます。

 

 組みつけました。

 

 第二段階では上図のパーツ類を取り付けます。

 

 組み上がりました。

 

 ステップ9ではハッチ類や排気管、装備品などを取り付けます。ここでは装備品は不要ですので、シャベルのH54は付けません。

 

 ステップ9の第一段階で取り付けるパーツ類です。シャベルのH54も見えますが、ジャンクパーツ保管箱行きとなりました。

 

 組みつけました。

 

 第二段階では上図のパーツ類を取り付けます。

 

 組み上がりました。

 

 ステップ10では細かい部品、小さなパーツ類を取り付けます。エッチングパーツも含まれますが、全て省きます。

 

 小さなパーツばかりでした。紛失しないように気を付けました。

 

 組み上げて次へ進みました。

 

 ガソリン缶は最初は不要としましたが、何も装備していないのも寂しいし、チームの移動用車輛なのであれば燃料はどうしても必要であり、ガソリン缶ぐらいは携行していてもおかしくないだろう、と思いましたので、取り付けることにしました。

 

 組み上がりました。

 

 ガソリン缶の取り付け状況です。

 

 組みつけに苦労して手間取った、前照灯のライトガードです。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プラウダ高校 BTR-70 作ります!! その2

2025年01月22日 | ガルパン模型制作記

 ステップ3も足回りの組み立てが続きます。今回のキットの組み立て工程は足回りがメインなので、ステップ5までその組み立て作業を続けます。足回りが組み上がると、だいたい完成に近づきます。

 

 ステップ3も二段階に分かれます。まずは上図のパーツを組み付けます。

 

 組み上がりました。

 

 次の段階で取り付けるパーツ類です。

 

 組みつけました。

 

 近くで見ますとこんな感じです。タミヤだと一体成型のパーツにしそうな部分ですが、トランペッターはとにかく分割して細かく分けるのが好きなようで、パーツ数も無駄に多くて作業量も半端ないです。

 

 ステップ4でも作業を続けます。

 

 なんでこんなに細かいんだ、と思い始めつつも、作業を進めました。

 

 組みつけました。

 

 次の段階でも、何の部品なのかよく分からないパーツを付けていきます。ロッドかな・・・。

 

 組み上がりました。精密感マシマシでした。実際の部品構成と同じパーツ割になっているのでしょう。

 

 ステップ5です。ひたすら作業を続けます。根気が試されます。もはや修業といっていいかもしれません。

 

 最初の段階で何かのパーツを組み付けます。

 

 組み上がった状態です。サスペンションの支持アームでしょうか。

 

 次の段階で取り付けるパーツ類です。車輪を取り付ける軸部のパーツのようです。後のステップでこれに車輪を付けることを確かめ、その取り付けは慎重に進めて軸線が水平になるようにしなければ、と考えました。

 

 それで、組み上げた後に定規をあてて、片側の4軸の中心が水平に一直線に並んでいるかをチェックしました。これまで色んなパーツを組み付けていますから、どこかでズレたり歪んだりするのが普通で、ここでも定規で測った中心線が一致しませんでした。

 幸い、まだステップ3から取り付けたパーツ類の接着剤が乾いていませんでしたから、あちこちを指で押し、引いたりして組み合わせを調整し、車軸の並びを一直線に整えることが出来ました。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プラウダ高校 BTR-70 作ります!! その1

2025年01月18日 | ガルパン模型制作記

 2023年夏、まだ作っていないガルパン車輌を連続して製作していた時期、プラウダ高校チームの車輌としては21輌目にあたるBTR-70を作りました。最終章第1話にてカチューシャ以下が試合観戦時に使用していた、ソ連の八輪装甲兵員輸送車です。

 劇中では上掲のワンシーンのみで、車体の前部上半分および銃塔しか見えませんが、それでも車体側面部の形状やガンポートの並びなどからBTR-70であることが分かっていました。ガルパンでは数少ない戦後の軍用車両で、実車は1976年から1980年にかけて生産され、アフガニスタン紛争やチェチェン紛争などに投入、いまもロシアや旧共産圏の諸国にて現役で運用されています。

 このBTR-70は、乗員3名と歩兵7名の計10名を定員としますが、ガルパンのプラウダ高校チームではそれ以上の人数を乗せたりしているようで、上図の劇中シーンにも11名がうつっています。実際の歩兵7名は銃や弾薬や諸装備を擁していますが、ガルパンでは歩兵は無くて軽装の女子高生たちですから、そのぶん多く人数を乗せられるのでしょう。

 

 BTR-70の適応キットは上図のトランペッター製品のほか、レベルやズベズダから出ています。前期型と後期型とがありますが、外見上はほぼ変わりませんので、どのキットを使っても劇中車を再現出来ると思います。
 今回使用した上図のトランペッター製品は前期型で、京都伏見のBOOKOFF SUPER BAZAAR1号店にて2500円で購入しました。

 

 中身です。トランペッター製品の常で、パーツ割もわりと細かいです。

 

 左が組み立てガイド、右が塗装見本図です。今回の製作は、劇中車が車体の一部しか出ていないことをふまえて、細部の作りこみや多数のエッチングパーツの使用を避け、作業量もなるべく減らした簡易工程で進めることにしました。第4話の上映開始までにとにかく出来るだけ作る、と意気込んで同時期に各チームの車輌を色々と併行の形で作っていたため、このBTR-70だけに作業カロリーを集中的に費やすわけにはいかなかったからでした。

 それで、基本的にはプラパーツのみで組み立てと決め、インテリア部分は全部省き、塗装もプラウダグリーンの1色にまとめることにしました。

 

 ステップ1は、車体の組み立てから始まりました。組み立てといっても各所に小部品を取り付けるだけでした。戦後の装甲兵員輸送車というのは、いまでもそうですが、各国の車輌がいずれも似たようなシンプルなデザインになっています。装甲車の一種ですから、戦車のようにあちこち出っ張ってはおらず、車体も上下の2パーツを貼り合わせれば仕上がってしまいます。

 個人的には初めて作る戦後の装甲兵員輸送車のキットでしたが、これは簡単そうだな、と最初は思ったのでした。

 

 上下の車体パーツです。

 

 最初に上図の削り取り指示がある二ヶ所の十字形のモールドを削りました。他にも削り取り指示や穴あけ指示がありましたが殆どは後期型の仕様なのでスルーし、取り付け指示のパーツは全てエッチングパーツであるため、これも全て不要としました。

 

 削った後の状態です。

 

 ステップ2です。プラパーツでの組み立てはここからスタートします。足回りが中心となります。

 

 最初の段階で取り付けるパーツ類です。側面のハッチやフレームなどでした。

 

 組み上がりました。

 

 次の段階で取り付けるパーツ類です。足回りの軸部でしょうか。

 

 組み上がりました。この時点で、どうやら足回りの構造が複雑そうだな、と気付きました。この種の足回りはたいていアームやロッドを複雑に組み合わせたトラス構造になることが多いからです。

 組み立て前に「これは簡単そうだな」と思っていたのですが、次第に「もしかしてこれは難しいほうのキットなのか?」という不安に変わり始めたのでした。  (続く)  

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プラウダ高校 アエロサンRF-8 完成です!!

2025年01月14日 | ガルパン模型制作記

 ステップ7ではもう一方の橇を組み付けます。次のステップ8では乗員を組み立てますが、これは不要ですのでステップ7が組み立ての最終工程となります。

 

 ステップ7で組み付ける橇のパーツです。

 

 組み上がりました。これで塗装前の組み立てが完了しました。カチューシャのベッドになっている操縦席の前にある、フロントガラスの支持部の三角の突起は、劇中シーンに見えませんので撤去しようかと迷いましたが、操縦席の本来の形も再現出来るためにフロントガラスとハンドルのパーツを取り外し自在としてパーツを別に保管していることもあり、そのままにしました。

 

 塗装に進みました。車体はプラウダ高校チームの冬季カラーであるクレオスのミスターカラーの69番グランプリホワイト、エンジンは28番の黒鉄色、エンジンカバーはポスカの黒、プロペラはポスカのこげ茶、座席は43番のウッドブラウンで塗りました。

 

 この時点で劇中シーンと比較して確かめたところ、妙な違和感を覚えました。あっ、ここが違うな、と気付きました。上図のエンジンカバー下の空間です。

 

 御覧のように、後ろから見ますと前の座席つまり劇中でカチューシャがベッド代わりにしている操縦席部分が見えますが、劇中では閉じられているので操縦席部分が見えないようになっています。

 

 劇中シーンを見ますと、黄色枠内に示すように、エンジンの下が黒い板で閉じられています。遮熱板のようにも見えますが、劇中車独特の仕様のようですので、これに合わせる追加工作を行ないます。

 

 エンジン下の空間に合わせてプラ板を台形にカットし、上図のように中央を黒く塗りました。

 

 それを上図のようにエンジン架台の下に張り付けて空間を閉じました。

 

 後ろから見ると、このように劇中車の状態に近づきました。

 

 エンジンカバーとラジエターの部分は御覧のようにポスカの黒で塗りました。ラジエターの下端は白のままとしていますが、これも劇中シーンに合わせた仕様です。

 

 御覧のように該当部分が白いままであるのが分かります。ちなみに内部も白ですが、劇中シーンでは焚火の光の陰となっていて黒く見え、上縁だけが白く見えます。その上縁とラジエター下端の該当部分が同じ白であることも分かります。

 

 かくして、このように組み上がりました。プロペラは接着せず、収納時に外せるようにしてあります。前照灯のレンズはキットのパーツからウェーブのアイズのクリアパーツに置き換えました。

 

 左右側面に校章マークのデカールを貼りました。左右対称の位置です。

 

 最後につや消しクリアを薄く吹き付けて仕上げました。

 

 斜め後ろから見ました。プロペラの大きさが目立ちます。このプロペラと橇が収納時にもスペースを取りますので、プロペラと同様、四つの橇も出来れば着脱自在にしたかったです。

 

 以上で、プラウダ高校チームのアエロサンRF-8が完成しました。製作日数は、2023年8月3日から8月5日までの3日間で、組み立てに2日、塗装および塗装後の組み立てに1日かかりました。

 キットはトランペッター製品を使用し、ほぼストレート組みで仕上げました。劇中の仕様に合わせて機銃やハンドルを除去したほか、エンジン下の遮熱板とみられる部品を自作追加しました。小型の橇ですのでパーツ数も最低限で、一日あれば組み上がる楽なキットでした。難しい工作や改造が少なくなく苦労の多いガルパンプラモデルの製品群のなかでの、息抜き製作にはもってこいだと思います。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プラウダ高校 アエロサンRF-8 作ります!! その2

2025年01月09日 | ガルパン模型制作記

 ステップ3では引き続き車体を組み立てます。ガイド図下段のBの図にある、パーツB4と透明片とハンドルのB21は劇中に見えませんので不要とします。ハンドルは本来は後ろの操縦席に付きますが、操縦席はカチューシャのベッドになっているので、操縦席としての機能が維持されているのかは不明です。個人的には、プラウダ高校チームの隊長専用の野営用ベッドとして使われているのではないか、と推測しています。またA5の左右に付く三角形の突起も劇中には見えませんが、A5そのものが付いているのか付いていないのかは劇中からは読み取れませんので、A5のみは一応付けておくことにします。

 なお前席は銃手席で、本来は7.62ミリDP28軽機関銃が付きますが、これも劇中では外されています。前のステップで組み立てたエンジンをここで車体後部に組み付けますが、私の製作では塗装後に組み付ける予定です。

 

 各パーツを切り出して準備しました。エンジンも置いてありますが、ここでは組み付けません。

 

 組み上がりました。操縦席パネル、座席、エンジンは塗装後に組み付けるので、ここでは保留しました。

 

 ステップ4では車体各所の部品、橇のサスペンションアームなどを取り付けます。エンジンカバーのA7、ラジエター部分のA3およびA8は、塗装後にエンジンを組み付けてから取り付けるので、これらもここでは組み付けないで保留にします。

 

 組み立て前の各パーツです。

 

 組み上がりました。エンジンカバーのA7とラジエター部分のA3およびA8は一つの部品として組み立てておき、塗装後にエンジンと共に取り付ける予定です。

 

 エンジンカバーとラジエター部分を仮組みした状態です。エンジンを中に組み付けた後でこのように仕上げるわけです。

 

 ステップ5では後部のプロペラやサスペンションの一部、プロペラガードとみられる細い棒などを組み付けます。

 

 組み立て前の各パーツです。

 

 組み上がりました。プロペラのB25はエンジンに取り付けるので、これも塗装後に組み付ける予定です。

 

 後ろから見ますとこのように、左右に棒が張り出して、ちょうどプロペラの回転範囲をカバーしています。それでプロペラガードだろうと推定しています。

 

 ステップ6では右側の橇や前部機銃などを組み付けます。前部機銃は劇中には見えませんので不要ですが、その指向レールB8は付いていますので組み付けます。

 

 組み立て前の各パーツです。

 

 組み上がりました。橇が思ったよりも長くてスペースをとるので、橇は接着せずに着脱自在にしようかと考えましたが、それだとグラグラしたり外れたりするので、結局は接着固定しました。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒森峰女学園 パンターG型(4輌目)を作りました

2025年01月08日 | ガルパン模型制作記

 2023年6月のサークルの売買譲渡会にて、AFV部会の先輩Sさんに、グンゼ産業のパンターG型のキットを頂きました。以前に制作した2輌目と同じキットでしたので、持ち帰ったその日のうちにのんびりと作り始めて、9日で完成させました。

 グンゼ産業の旧ドラゴン製品は、タミヤ製品や最近の海外各メーカーの新製品に比べるとパーツ数が少なくて組みやすく、それでいて劇中車仕様に近いため、適応キットとしては一番良いのではないかと個人的には思っています。

 

 なので、組み立ても気楽に進めて、私の製作計画における黒森峰女学園チームのパンターの4輌目が出来上がりました。計画では4輌を作ることにしていましたから、今回の製作がラストでした。1輌目をタミヤのキットで2015年3月に制作してから、8年余りを経てのことでした。

 テレビシリーズの第10話の決勝戦の陣容は20輌、そのうちパンターは6輌でしたから、初めは6輌を各メーカーのキットで作り比べて楽しもうと考えていたのですが、作ってみるとかなりの大型車輛で収納スペースも小型車輌2輌余り分を要することが判明したので、計画総数を15輌に減らしてラングを6輌から3輌に、パンターを6輌から4輌に変更した次第でした。
 現在の住居に居る限りはこれでも多すぎて収納に苦労しているため、嫁さんが言うように、いずれ広い家に引っ越せば、さらに追加製作することも出来るでしょう。

 

 ともあれ、黒森峰女学園チームのパンターG型(4輌目)が完成しました。製作期間は2023年6月7日から6月15日までで、組み立てに6日、塗装に1日、塗装後の組み立てに1日かかりました。製作工程は2輌目と同じでした。

 パンターG型は、個人的には昔から一番好きなドイツ戦車ですので、機会があればライフィールドモデルやタコムのスーパーブリッツのキットでも作ってみたいです。広い家に引っ越せたら、あと最低2輌は確実に組み立てると思います。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プラウダ高校 アエロサンRF-8 作ります!! その1

2025年01月04日 | ガルパン模型制作記

 2023年夏、まだ作っていないガルパン車輌を連続して製作していた時期に、プラウダ高校チームの車輌はあと4輌を予定していました。そのうちの1輌、正確には1台と言うべきでしょうが、上図のカチューシャがベッド代わりに使っていたアエロサンRF-8を最初に作りました。

 

 RF-8は、ソ連軍が第二次大戦期に使用した軍用アエロサン(プロペラ推進式スノーモービル)の一種です。テレビシリーズの対大洗女子学園戦の試合中に登場しています。

 

 劇中では上図の左側面観の大部分と・・・。

 

 後ろからみたアングルの2種類のシーンがあります。右側面観と前面部の様子は分かりませんが、大体は史実上のRF-8そのままに描写されているようなので、その適応キットもストレートに組み立てれば良いかな、と思いました。劇中のRF-8独特の仕様があれば、合わせてゆけば良いだろう、と割り切りました。

 

 適応キットは、上図のトランペッターの製品を5年前に購入してあったのを使用しました。適応キットは他にヴィジョンモデルからも出ていますが、私自身はキットの実物を目にした事がありません。

 

 中身です。今回は戦車ではなく橇ですから、転輪や履帯のような手間のかかるパーツが一切ありません。半日あれば完成までいけるのでは、と予想しましたが、塗装は別の日に行う予定でしたので、最低でも2日はかかる見込みとなりました。

 

 組み立てガイドの説明文はロシア語と中国語と英語でした。

 

 塗装見本図です。劇中車とはちょっと違います。劇中車はサスペンションのスプリング部が車体と同じホワイトで、エンジンカバー上部が黒っぽいカラーになっています。

 

 ステップ1ではエンジンを組み立てます。ステップ2では本体を組み合わせます。いずれもガイド図の指示通りに進めます。

 

 ステップ1で組み立てるエンジンのパーツです。エンジンは外、後ろから見える状態になりますので、ポスカやガンダムマーカー等で塗りながら組み立てます。

 

 組み上がりました。

 

 斜め前からのアングル。

 

 小型バイクのエンジンのような小さなサイズです。GAZ-M1と呼ばれる50hpのエンジンで、推進速度は50キロであったそうです。

 

 ステップ2に進みました。本体を組み立てます。

 

 あっという間に仕上がりました。

 

 この時点ですでにRF-8の姿になってきていました。小型でパーツ数も少ない、楽なキットです。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

継続高校 T34-76(アリ車&レイノ車・最終章仕様)を作りました

2024年12月24日 | ガルパン模型制作記

 ガルパン最終章第4話の劇場での初視聴にて印象に残ったもののひとつに、序盤の包囲戦にて継続高校チームのアキが示した上図の手描きの対陣配置図がありました。試合中に砲撃もこなしつつ短時間でよくここまで描けたな、と驚きましたが、それ以上に継続高校チームの布陣の様子が初めて分かったことが感動的でありました。

 この時点でヨウコのⅢ号突撃砲が隠密行動を取っていて除外されますから、図に示される8輌と合わせて9輌が、この時の継続高校チームの全兵力であるのか、と思いました。
 ということは、試合開始時の15輌のうちの6輌もが、既に撃破されていたのか、と悟りました。視聴した限りでは凍った川付近での交戦で1輌、雪だるまからの奇襲時に応戦されて2輌、五十鈴華の芸術的な射撃で2輌、の計5輌ぐらいか、と数えていたからです。

 そして対陣配置図の右には「うちらとタミたち」とあって、これはBT-42と随伴のT-26の部隊だと分かりました。反対側の「シープがーるず」はリーゼントの連中か、シープって何だろう、図の描き方からしても戦車はKV-1だろうな、と考えました。

 

 そして下の「アリぐんだん」には、アリって子が居るのかと察し、おそらくアリがリーダーの小隊だろうな、と思いました。直前の序盤戦にてBT-42以下の本隊と連携していたT34/76が少なくとも2輌視認出来ていましたので、おそらく「アリぐんだん」とはT34/76で編成された小隊なのだろう、T34/76はもう1輌いて、この3輌になっているのだろう、と察しました。

 

 その推測は、上図のスキージャンプ台とみられる施設での対峙シーンにて間違っていなかったことが分かりました。御覧のように3輌のT34/76が横一列の隊形を組んで大洗女子学園チームに砲口を向けていました。中央の1輌が迷彩で目立つので、これがリーダーのアリの搭乗車だろう、と察しました。

 

 その後の急斜面の直滑降シーンでアリが登場し、上図の迷彩のT34/76がアリの搭乗車だと確認出来ました。

 

 冬季ホワイトカラーの2輌のうちの上図の1輌は、スキージャンプ台とみられる施設での対戦にて大洗女子学園のポルシェティーガーやマークⅣの降下時の足場にされて押しつぶされ、次いで砲撃を受けて無力化されました。

 この車輌の車輪は、よく見ますとホワイトではなく、ブラウン系のカラーで塗られているのが分かります。大半に雪がこびりついているので見えにくいですが、公式設定資料図でもブラウン系の色が確かめられます。

 

 それで、残った1輌がアリの搭乗車と共に急斜面の直滑降シーンまで行動し、車長のレイノも登場してその搭乗車と確認出来ましたが、その後のマークⅣとの格闘戦で撃破され、戦列より除けられました。

 このT34/76の迷彩とホワイトの2輌を、手持ちのジャンクパーツで作れそうだな、と思いついたのは11月半ばのことでした。

 

 手元には、タミヤのT34/76やT34/85のキットでプラウダ高校チームの所属車などを製作した際に、部品取り用として使った同型車キットの残りパーツ類が車体2輌分、転輪なども劇中車と同じディスクタイプのものが1輌分、細かいパーツに至っては4輌分ぐらい貯まっていました。

 しかし、六角形の砲塔や履帯などは転用して無くなっていましたので、これだけではパーツ不足で製作には進めませんでした。その数日後にたまたまサークルでの売買譲渡会がありましたが、そこでも目指すパーツ類は見つかりませんでした。

 

 それで、不足している六角形の砲塔や履帯、転輪の一部をタミヤカスタマーに注文して取り寄せました。上図のパーツ類が届いたのは12月7日のことでした。その翌日から2輌まとめての製作に取り掛かりました。

 

 組み立ては2日で完了し、2輌のT34/76が上図のように仕上がりました。

 

 塗装も2輌まとめて行ない、ホワイトで吹き付けて塗りました。

 

 片方を迷彩とすべく、上図のミスターカラーの43番のウッドブラウン、それから136番のロシアングリーン2で筆塗りにて塗装しました。

 

 迷彩が仕上がった状態です。劇中では転輪や履帯に雪がこびりついていますが、それらの雪を取り払った状態にて再現しました。転輪の迷彩は、雪で隠れている部分もあったために明確には分からず、推測で仕上げました。

 

 「アリぐんだん」のリーダー、アリの搭乗車の勇姿です。

 

 レイノの搭乗車のほうは、車体はホワイトですが、車輪は前述したようにブラウン系のカラーになっています。劇中で車輪にこびりついた雪を取り払った状態にして、43番のウッドブラウンで塗りました。

 塗りつつも、継続高校チームの車輌にブラウン系のカラーというのは今回のT34/76が初めてだなあ、と気付きました。おそらく、車輪もホワイトのままにすると、プラウダ高校チームの所属車と変わらなくなってしまうため、差別化の意味でこちらの車輪を別のカラーでまとめたものと推測されます。

 

 「アリぐんだん」の1輌、レイノの搭乗車の勇姿です。

 

 以上で、継続高校チームの「アリぐんだん」のT34/76の2輌、アリ搭乗車およびレイノ搭乗車が完成しました。製作日数は、2023年12月8日から12月11日までの4日でした。組み立てに2日、塗装および塗装後の組み立てに2日かかりました。

 今回はタミヤのミリタリーミニチュアNo.59のキットの余剰パーツ類の活用も兼ねて、T34/76の2輌を一気に仕上げました。仕様はプラウダ高校チームの所属車と共通ですので、詳しい製作手順およびガルパン仕様への工作に関しては製作記の「プラウダ高校T34-76(1号車)」の項を参照いただければ、と存じます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーグルト学園 38(t)戦車 完成です!!

2024年12月22日 | ガルパン模型制作記

 塗装作業の続きです。装備品などの木製部分は43番のウッドブラウン、金属部分は28番の黒鉄色で塗りました。消火器は車体と同じカラーでした。

 

 履帯を取り付けました。

 

 車外装備品類のシャベル、鶴嘴、消火器を取り付けました。前部の機銃は28番の黒鉄色で塗りました。無線手ハッチは、最初は接着固定する積もりでしたが、接着するのを忘れたまま塗装しましたので、ピットマルチにて開閉自在にしました。

 

 車外装備品類のジャッキ台、ジャッキ、予備履帯を取り付けました。

 

 エンジン点検ハッチは取り外し自在ですので、中のエンジンを見る事が出来ます。

 

 砲塔をセットし、主砲の同軸機銃を28番の黒鉄色で塗りました。

 

 校章デカールは、モデルカステンの「MGデカール ガールズ&パンツァー Vol.8」より適当なサイズのものを計6枚使用しました。今回のヨーグルト学園車輛は、ガルパンの車輌のなかでも校章マークの数が多いです。

 

 大きいサイズの3枚は砲塔の左右側面と背面に貼りました。小さいサイズの3枚は左右のエンジン点検ハッチの側面前方と・・・。

 

 背面部の左上隅に貼りました。

 

 初めて作ったヨーグルト学園の戦車、初めて貼ったヨーグルト学園の校章です。感慨深いものがありました。

 

 最後につや消しクリアを薄く吹き付けて仕上げました。

 

 パステルカラーの車体は、光輝性がないにも関わらず、パッとした明るさがあって眩しさも感じられます。少なくとも戦車に相応しい色には見えませんが、目立つことは目立ちます。これがヨーグルト学園のポリシーなのかもしれません。

 

 今回の車輌は、大洗女子学園カメさんチームの搭乗車と仕様が共通ですので、その色換えバージョンを作ったようなものでした。ただ、フルインテリアキットなので、塗装にも組み立てにも相当の手間がかかりました。他の車輌の製作の合間に少しずつ進めましたので、完成までに2か月余りを要しました。

 

 以上で、ヨーグルト学園チームの38(t)戦車B型が最終章仕様にて完成しました。製作期間は2023年7月28日から10月4日までで、組み立てに54日、塗装に8日、塗装後の組み立てとデカール貼り付けに1日かかりました。

 使用キットはホビーボスの品で、限定版のフルインテリアパーツ付きのキットでした。それで内部も完全に再現して隊長ソフィアも見ていた戦闘室空間の雰囲気も味わうべく、塗装しながらの組み立てを行ないました。ちょうど最終章第4話の公開前までの未製作車輌の連続製作の時期にあたっていたため、他の車輌の製作と並行で進めましたが、インテリアの塗装と製作に手間取り、実際には他の車輌の製作の合間に少しずつ進めました。

 仕様は大洗女子学園カメさんチームの搭乗車と共通で、キット自体が劇中車に近い仕上がりになるため、ガルパン仕様への改造および追加工作は最低限で済みました。38(t)戦車そのものの製作は、今回の車輌で5度目になるため、慣れてきてガイドを見なくても作れた部分が少なくなく、その意味では楽なほうだったと思います。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーグルト学園 38(t)戦車 作ります!! その8

2024年12月21日 | ガルパン模型制作記

 ラストのステップ9です。オプションのアンテナパーツは劇中車にありませんので不要です。砲塔を車体にセットし、履帯を繋ぎます。さらに劇中車に合わせて細部の仕上げを行ないます。

 

 砲塔を車体にセットしました。

 

 車体左側面の前部に付くアンテナ基台はE型以降の仕様で今回のB型のキットには付いていませんが、劇中車には付いていますのでジャンクよりドラゴンのパーツを持ってきて取り付けました。

 

 履帯は連結式でした。一枚一枚繋いで作りました。

 

 このように各部のパーツとして作り、塗装後に車輪に巻きつける際に繋いで接着することにしました。

 

 塗装に入りました。今回の劇中車のカラーはちょっと独特で、見ようによってはメタル系にも光沢系にも思えますが、劇中の戦闘シーンで各所がキラキラと光っていないので、輝きのある、つまりは光輝性のカラーではないことが分かります。

 それで、光輝性は無いけれども明度が高くて見栄えもするパステル系のカラーを試みに使ってみようと思い立ち、手元にあったアクリルガッシュのパステルシリーズより2色をチョイスしました。まずは上図の171A番のパステルエナメルを取り出して公式設定資料の図と比べてみました。御覧のとおり、ほぼ同じカラーです。

 

 ひととおり塗りました。水性塗料ですから扱いやすく、失敗しても水で洗い流せます。結果として、黄色味がやや眩しい感じになりました。劇中車のカラーはどちらかといえば薄茶色系ですので、そちらに色調を移して合わせる必要が生じました。

 

 そこで、次のカラーとして174A番のパステルサンドを取り出して、先の色がまだ生乾きのうちに上から塗り重ねました。先の色と次の色がふわりと混ざってゆきました。水性塗料だから出来る芸当でした。

 

 仕上がりました。なかなかいい感じです。光沢やメタル感こそありませんが、パステルカラーならばでのパッとした明るさが出ています。

 

 続いて、転輪のタイヤゴム部分のパーツを、ポスカの黒で塗りました。

 

 ポスカが乾いてから、転輪にはめ込みました。

 

 履帯はミスターカラー28番の黒鉄色で塗りました。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーグルト学園 38(t)戦車 作ります!! その7

2024年12月18日 | ガルパン模型制作記

 ステップ8からは砲塔の組み立てになります。ステップ8の工程1から2までは砲身を組み、工程3から5までは砲塔を組み立てます。ペリスコープB14の筒部の中央の輪は劇中車にないので削り取り、防水カバーのB15も不要です。B14を直接天板B1の指示位置に取り付けます。砲塔前面の視察窓の上に貼るエッチングパーツのPE1はプラ板に置き換えます。

 あとは全てガイドの指示通りに進め、インテリア部分もインテリアの組み立てガイドのステップ7を参照して組み立てます。

 

 ステップ8の工程1および2で組み立てる砲身のパーツ類です。インテリアに含まれる一部のパーツは塗装しています。

 

 あちこち塗装しながら組み立てて、上図のように仕上がりました。6色のカラーで塗り分けました。

 

 主砲の右側の機銃は可動にしましたが、あまり動かすと横の主砲のパーツに当たって塗装が剥げたりしますので、極力動かさないように努めました。

 

 ステップ8の工程3から組み立てる砲塔のパーツ類です。工程5までをまとめて一気に作り上げます。

 

 インテリアの組み立てガイドのステップ7です。これらのパーツもまとめて組み立てます。こちらもガイド図の指示通りに進めます。

 

 インテリアを先に組み付けながら砲塔の各部を組み立ててゆきました。

 

 砲塔が組み上がりました。ペリスコープB14の筒部の中央の輪を削り取り、B14を直接天板B1の指示位置に取り付けました。砲塔前面の視察窓の上に貼るエッチングパーツのPE1はプラ板に置き換えました。

 

 砲塔の天板は接着せず、外して内部を見られるようにしました。

 

 砲塔の天板を外した状態です。砲塔内部が御覧のように見られます。

 

 上図では見えにくいですが、砲手および装填手の座席も砲塔内部下端に付いています。装填手は機銃手を兼ねるようです。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーグルト学園 38(t)戦車 作ります!! その6

2024年12月17日 | ガルパン模型制作記

 ステップ5では車外装備品類を組み立てて車体にセットします。ガイド図は2、3種のバージョンを図示して選択する流れになっていますが、いずれも劇中車の仕様とは違いますので、ここは劇中車の状態に合わせて部品を組み立ててゆきます。大部分の装備品は塗装後に取り付けますので、ここでは仮組みして位置をチェックするだけにとどめます。

 

 パーツの中には、ジャッキのように形状が異なるのもあるため、ドラゴンのパーツに置き換えたりしました。上図右のボックスはF6、F7、F8のパーツを使用しました。中央の穴開きボックスは2種類があり、ここではガイド図のCを選びました。

 

 左フェンダー前方につく消火器も、形状が異なるため、ドラゴンのパーツに置き換えました。

 

 鶴嘴も、キットのパーツは大型なのでドラゴンの小型のパーツに交換しました。その後ろのボックスは蓋の外縁やラッチをプラ板で追加改造して劇中車の仕様に合わせました。その脇のフェンダー外縁のリブもプラ板で追加しました。

 

 右フェンダー上においては、ジャッキの長さを2ミリほど縮めたほか、ジャッキ台の留め具も劇中車に合わせてプラ板で追加しました。

 

 ステップ6では上面装甲板を貼り付けます。D48は不要です。

 ステップ7では、エンジン点検ハッチ等を取り付けます、オプションのロケット砲関連は不要です。C16、E28、PE4も不要です。ここではガルパン仕様への追加工作が6つ加わります。
 一つ目、後部ライトのD5は位置が異なるのでA10ともども車体左側面後方へ移します。二つ目、車間距離標識D3の上半分のカバーをプラ板で追加します。三つ目、牽引フックのD14およびD15は外側に曲がらないので真っすぐに直します。
 四つ目、予備履帯は2枚ですが、劇中車のは3枚ですのでパーツを追加します。五つ目、排気管C17の右のパイプ部分の形状が違うのでランナー等で改造します。六つ目、背面部にセットされるワイヤーは、キットにパーツがありませんので、ジャンクより調達してセットします。

 

 ステップ6で貼り付ける上面装甲板とハッチのパーツです。ハッチは隅部の改造のため接着固定します。

 

 組みつけました。これによってインテリアの半分ぐらいは完全に見えなくなりました。

 

 ステップ7に進み、各部品を組み立てながら、6つのガルパン仕様への追加工作を行ないました。

 

 仕上がった状態です。エンジン点検ハッチはピットマルチにて開閉自在とし、内部のエンジンを見られるようにします。後部ライトのD5はA10ともども左側へ取り付けました。車間距離標識D3の上半分のカバーをプラ板で追加しました。牽引フックのD14およびD15は真っすぐに直しました。予備履帯は3枚にしました。

 

 排気管C17の右のパイプ部分の形状の改造が最も手間取りました。パイプ部分を真ん中でカットし、カットした部分を反対に付け直してクランク状にしてヤスリがけで形を整えました。

 

 背面部にセットされるワイヤーは、キットにパーツがありませんので、ジャンクより調達して作りました。タミヤのⅣ号戦車装備品セットからホールドのパーツをもってきて、ワイヤーも他のキットの余りを使いました。

 

 劇中車のワイヤーのセット状況は大洗女子学園カメさんチーム搭乗車のそれと同じで、未だにどのような巻き付け方なのかが分かりませんので、適当に形状を合わせてなんとか上図のようにセットしました。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする