13時8分、奥大井湖上駅のホームの西端まで進んでみました。歩道がずっと鉄橋西端まで続きますが、立ち入り禁止となっていて、保守点検用の通路とされているようでした。
引き返してホーム中央へ戻りました。
13時13分、レイクコテージ奥大井の手前の東屋より、下のホームを見下ろしました。
湖をはさんで北側に、井川線の旧線路の橋梁が見えました。この辺りは線路も軌道敷も橋梁も昔のままに残っているようです。鉄道廃線巡り関連の資料類でも井川線跡の記事は見かけたことがあります。最も人気があるのが井川駅から奥の廃線跡で、現在は観光散策路になっているそうです。
今回は、各務原なでしこルート聖地巡礼ということで井川線はここ奥大井湖上駅までとして折り返しますが、いずれ機会をみて大井川鉄道に再訪し、井川まで行って廃線跡などを歩いてみたいと考えています。
ほんの30分ほど前まで、あのレインボーブリッジ展望所から見下ろしていたのでした。帰路の所要時間は、東屋への立ち寄りも含めて17分でした。
つまり私の足では往復で40分もかからなかったわけですが、山登りに慣れてて普段生活でも職場でも周りの人々に「星野さんはとにかく足が速い」と言われますので、一般的な歩速では往復一時間をみておくのがよいかと思います。
駅待合室の時刻表です。次に乗る列車は13時16分発です。
井川線においては、御覧のように主要駅をバスでも連絡していますので、列車の運行本数が少ないのをバス利用にて補うことが可能です。
今回は各務原なでしこルート聖地巡礼ということで、アプトいちしろ駅から長島ダム駅までの徒歩移動、奥大井湖上駅からレインボーブリッジ展望所への往復、の2コースにとどめて鉄道利用で間にあいましたが、観光名所は他にも幾つかあります。それらも回ろうとすれば、鉄道だけでなくバスも利用しないと出来ません。
次の機会にはその形で色々回って大井川鉄道をもっと楽しんでみたいと考えています。
13時15分、千頭行きの列車がやってきました。
この列車の牽引機関車には、初めて見るヘッドマークが付けられていました。
停車時間は30秒ぐらいでした。乗りこんで間もなく、ゆっくりと走り出しました。
帰りの列車は空いていました。
私が乗りこんだ車輌にも、他に2人が乗っただけでした。記念の自撮り、どうしても笑ってしまうので、なんとか笑いを抑えるのに苦労しました。とにかく楽しくて、テンションが上がりっぱなしなのでした。まるで子供じみていますが、それもアニメ聖地巡礼の醍醐味がもたらす影響の一つでしょう。
仮に、どんな気分かと問われれば、「最高ですよ」の一言しかありません。
鉄橋の上を徐行運転する列車から見た、接岨湖の湖面です。このところ降水量が少なかったため、ダム湖の水位もやや下がっているように感じられました。周囲の崖面が約5メートルほど露呈していたからです。 (続く)