「みとみ笛吹の湯」から再び雁坂みちに戻り、少し南へ進んだところで上図の歩道橋をくぐりましたが、既視感を覚えたので付近の道端のスペースに車を停め、原作コミックのコピーを開いて確認しました。
このシーンでした。私は雁坂みちを南下していましたが、作中にて犬山あおいと中津川メイは北へと登っていましたから、景色は南から北を見るものが殆どです。
この時点で「道の駅から」「雁坂みちを登り続けること約1時間」とありますが、私は逆に下ってその「道の駅」を目指す途中でした。車でしたから、そんなに時間はかからないだろうと思いました。
それから少し進んで、左手に農産物直売所がある場所に来ました。
その農産物直売所の駐車場の一角に自販機と大きな石があるのを見て、あっ、と気付いて急いでその駐車場に入って停めました。ここも聖地スポットじゃないか、と感じたからでした。
その直感は正しかったのでした。左のコマで犬山あおいと中津川メイが休憩してジュースを飲んでいますが、その後ろに石が並んでいます。その場所でした。
初めて読んだ際に「何にもたれているんだろう、大きな石が幾つか並んでいるような」と思い、なぜか印象に残ったコマでした。右のコマの交通標識も実際に近くにありましたが、写真を撮り忘れました。時刻は14時33分でした。
14時41分、作中の「道の駅」のモデルである道の駅「花かげの郷まきおか」に着きました。「まきおか」は漢字で書くと牧丘で、現地がかつての東山梨郡牧丘町であったことによります。2005年に山梨市と牧丘町と三富村が合併して現在の山梨市域が成立しています。
このシーンですね。アングルも同じです。
早速、あのテーブル席へ行ってみました。しっかり作中のページのコピーが飾ってありましたので、犬山あおいと中津川メイが一休みした場所がここだと分かりました。
このシーンですね。周辺の景色もそのまんまでした。
このテーブルで犬山あおいと中津川メイが、ごくごくごくと飲み、もぐもぐもぐと食べて、エネルギー補給につとめたわけですが、私のほうは持参のペットボトルの水を飲み、ミニタッパーに詰めたマカダミアナッツ、ピスタチオ、アーモンド、カシューナッツ、クルミをあわせて20個ほど食べて同じくエネルギー補給につとめました。ナッツ類が普段のおやつなので、旅行や聖地巡礼にもかかさず携行しています。
「花かげの郷まきおか」の公式サイトはこちら。 (続く)