2023年夏、まだ作っていないガルパン車輌を連続して製作していた時期に、プラウダ高校チームの車輌はあと4輌を予定していました。そのうちの1輌、正確には1台と言うべきでしょうが、上図のカチューシャがベッド代わりに使っていたアエロサンRF-8を最初に作りました。
RF-8は、ソ連軍が第二次大戦期に使用した軍用アエロサン(プロペラ推進式スノーモービル)の一種です。テレビシリーズの対大洗女子学園戦の試合中に登場しています。
劇中では上図の左側面観の大部分と・・・。
後ろからみたアングルの2種類のシーンがあります。右側面観と前面部の様子は分かりませんが、大体は史実上のRF-8そのままに描写されているようなので、その適応キットもストレートに組み立てれば良いかな、と思いました。劇中のRF-8独特の仕様があれば、合わせてゆけば良いだろう、と割り切りました。
適応キットは、上図のトランペッターの製品を5年前に購入してあったのを使用しました。適応キットは他にヴィジョンモデルからも出ていますが、私自身はキットの実物を目にした事がありません。
中身です。今回は戦車ではなく橇ですから、転輪や履帯のような手間のかかるパーツが一切ありません。半日あれば完成までいけるのでは、と予想しましたが、塗装は別の日に行う予定でしたので、最低でも2日はかかる見込みとなりました。
組み立てガイドの説明文はロシア語と中国語と英語でした。
塗装見本図です。劇中車とはちょっと違います。劇中車はサスペンションのスプリング部が車体と同じホワイトで、エンジンカバー上部が黒っぽいカラーになっています。
ステップ1ではエンジンを組み立てます。ステップ2では本体を組み合わせます。いずれもガイド図の指示通りに進めます。
ステップ1で組み立てるエンジンのパーツです。エンジンは外、後ろから見える状態になりますので、ポスカやガンダムマーカー等で塗りながら組み立てます。
組み上がりました。
斜め前からのアングル。
小型バイクのエンジンのような小さなサイズです。GAZ-M1と呼ばれる50hpのエンジンで、推進速度は50キロであったそうです。
ステップ2に進みました。本体を組み立てます。
あっという間に仕上がりました。
この時点ですでにRF-8の姿になってきていました。小型でパーツ数も少ない、楽なキットです。 (続く)