告別式に行ってきました。これから書く中身は故人にとって不名誉な事柄なのかもしれません。(本人のせいではないけどね)従って誰の告別式かは書けません。
式は滞りなく進み、友人代表の挨拶となる。4時の一般焼香まで後10分。惜別の言葉が始まる。10分経過・15分経過。長いな~と参列者感じ始める。実はこの人の別れの挨拶その98%が故人とは何の関係も無い。たとえば「あなたと過ごしたあのパーテーの夜、ふとした事がきっかけで、あの名曲が生まれましたね」と言えばいい物を、こ奴の挨拶は
「4,5年前の××(場所名)であったあの晩の××(固有名詞)でのパーリーは従業員が早番4時の遅番7時の勤務シフトで2交代で頑張っていて参加は4~50名ぐらいだったでしょうか数えていないので解りませんが盛り上がっていて楽しくて時の立つのも忘れ××さんが酔っ払いテーブルの上の料理が美味しそうで飲みすぎ××さん(故人)は勢いで楽器を取り出し××して偶然にも沖縄民謡が新しい××に生まれ変わりその時あの名曲が初めて世に出て感動し思わず前歯を噛みしめる位嬉しかったのです」
八重山に行って民宿で家族ぐるみで遊んだ思い出は
「港からタクシーに乗り12~3分ぐらい走った後小道に入り舗装されていない砂利道からさらに500メートル位のところに有りました。この民宿は普通2食付きなのですが、何と3食付きでシーツも日に2回は変えてくれるというそういった親切な民宿で××さん(故人)の孫が生まれて何年後だったでしょうか?とにかく孫の可愛がり方は見ていて微笑ましいくらいの子煩悩と八重山の自然の中××さん(故人)の孫の名前忘れましたが私と何度も遊び砂浜が綺麗なので前歯を噛みしめる位嬉しかったのです。」
基地外です。
こんな調子でエピソードをだらだら話す。時は4時15分喋り始めて25分ぐらい?
HACHI公、この様なシチュエーション大好きです。隣の小柄親父(65歳位)非常識だと声を上げ、既に一般焼香の皆様ざわつき、あちらこちらで小声で非難の声を上げ始め、見かねた司会者奴に小声で注意。しかし、こ奴ぬけぬけと、
「長いと言われました。しかしこれだけは言わせて下さい」
え~っと思わず上がる不満非難の声。
更に喋り始めおまけの10分。司会者2度目のレッドカードを切る。が、何事も無く
「最後に一言」と話し始め、
一般焼香の参列から上がる、怒りを含んだ、
「止めれ~」の声
本音は「殺す」だと思います。
葬式で参列者の皆様が「友人代表挨拶者」にヤジを飛ばすのを始めて見ました。でも、一番迷惑したのは式場の係員だと思います。4列の参列が5列になり終いには8列で一回の焼香にルール変更。
奴が挨拶を終了したのは4時30分。遅れる事30分残された焼香時間30分。奴のお陰で一般焼香客コマネズミのように忙しなく、早回しの映画の如く大河に飲み込まれる。
あなた、死んでもいいDEATHか?~BY 石川さゆり