しかし、あれですね、お盆と言うやつは暇でしょうがない。退屈TVで「ベスト・キット」など見ていると舞台は沖縄であった。ショーハッシの城は断崖絶壁にあり持ち主は富豪(敵)というハチャメチャな設定、おまけに城壁の内側にお堀。日本の城の外堀を参考にしたのか的外れ、さらに追い打ちをかけて那覇市内の風景、これはアメリカさんが見た、あやふやな記憶と思い込みの産物で基地外な町であり(でも、あれば行ってみたい鴨)しばらく見ているとこちらが確実に基地外となると確信、視聴を断念したのだけど、ヒロインのタムリン・トミタの純情さが救いであった。のちにタランテーノ映画(フォールーム)でアントニオ・バンデラスの色っぽい奥方に変身したのには脱帽。
昭和30年代の那覇のお盆、一族郎党本家などに集結しお送り(うーくい)までさんざん飲み食いし挙句の果ては道端で朝を迎える。が、当たり前であった。信じられない事かもしれませんが当時の労働者休日は盆、正月、子供の日くらいであり、日曜日は無し。(西洋神様聞けば激怒し「日曜日は休みまんかい」と突っ込む)なので、必然的に年に2度の死ぬほど飲み倒しとなるわけです。
(余談ですが「勤務時間」は「日の出から日没まで」残業手当は泡盛&さしみでしたね~。)
(余談ですがタランテーノ映画に題名「日没から日の出まで」があり笑えるB級ホラー有)
と言ったたわけでお盆は大人の酔っぱらいの狼藉鑑賞、那覇はエイサーが無いので三味線などを聞きつつ、お出かけの際は道端の熟睡ピーポーを踏まないように注意しつつ通行し、お出かけ先の映画館では怪談ものにびびり、霊魂方面のお方との遭遇を避け、三枚肉を喰らい、正しく生きるのが当たり前でした。幸せな時代ですね~。(今も似たようなもの)
とか言いつつ送り(うーくい)を済ませて軽く一杯のつもりが深酒。まんちゃんの店「マンサーナ」の常連さん「Dr名城&義兄弟」と遭遇したおかげデス。こじゃっちネタで笑いとあれこれ。
ご兄弟、また飲みましょうねっ!!
わしにもわかりません。うけけけ。