田島正看の忠告に従い、大人しく養生&半病人引き籠り人生が夕方になり、風邪ひきの嫌な汗を流してサッパリしたいとシャワーを浴び、ついでにつまらない一日の埋め合わせで、せめて夕食は外でね。でも、酒は?みません。などと居酒屋カウンターにて鉄火巻など注文。
大将がセットする泡盛、水、グラスに何の抵抗も無く水割りを造り?み始める。ストナ葛根湯ベンザその他飲み合わせの風邪薬と一緒にアルコーが利きます。うひひ、鼻水以外は健啖にして問題なし。そのまま本格的居酒屋人生。
鰤カマでうふふしていると、若い青年一人でご来店。見た目は日本人だが、やりとりを聴いていると英会話なので、外人さんと解り、おせっかいの酔っぱらい爺「出来るかもね君を助ける事、要るか、要らぬか、どっち?」と話しかけます。ありがとうと返事が有り、英会話始め。
「このお店は日本式料理屋デス。生の魚、火で焼いた魚、油で焼いたか又はフライにした魚などが美味しいデス。あなた、何処の人ですか?」
「私は香港から一人で来ました。そして明日は海に潜りますがどこの海かは秘密デス。このメニューの湯葉とは?鉄火巻って何デスカ?湯はホットワーラーでしょ?」
「香港デスか。海は沖縄と小さな島にありますね。何処の海で潜ってもあなたは潜れますね。湯葉とはとっても薄い豆腐を重ねた様な食べ物で鉄火巻はTUNAとライスを黒い海の草の紙でロールしたのでした」
「OK、鉄火ロールとサーモンの刺身とビーフの寿司を食べます」
「この店に来た初めてのエイリアンです。みんな、困っていて笑います。あなた美味いか?それは幸せです。お酒を?みますか?」
「水でイイです」その後お互いに無言。帰り支度の私が
「そろそろ帰りますが、質問は?」「・・・ありません」
「我々は同じアジアのピーポーデス。仲良くしようね」「・・・たぶん」
若い香港人意外とクールでした。
「日本式なのにピザを食っているのは面白いですね」と言われ「これはピザではありません。日本の日本人しか知らない秘密の料理です」と嘘をつきました。うひひ。