映画評・・・・ママの遺したラブソング
◆ストーリー :
フロリダで怠惰な生活を送っていたパーシー(スカーレット・ヨハンソン)は、母親の死を聞き帰郷。ニューオーリンズの生家に戻った彼女は、ひょんなことから母親の友人だった元文学部教授のボビー(ジョン・トラヴォルタ)と、彼を慕う作家志望の青年ローソン(ゲイブリエル・マック)と共同生活を送ることになる。
少しずつ母親像が明らかになっていく。
ジョン・トラヴォルタが素晴らしい。
スカーレット・ヨハンソンがとっても綺麗。
人間描写が上手い。
作品としては素晴らしいと思う。
しかし、僕には痛い映画だった。
ジョン・トラヴォルタ演じる、元文学部教授のボビー。
自分も十分に大人になって、おっさんと呼ばれる年頃になって、
こんなおっさんに幾度となく出会ってきたからだろう。
同時に、ある部分の自分をも見ていただろうし・・。
何よりも、過去にこのおっさんとそっくりな人生送ってた年上の知人がいた。
しかもそのおっさんは、風の噂ではまだ生きているらしい。
二度と会いたくはないが、嫌いにもなれない。
憎みきれないろくでなし、とは正にそのおっさんのことだと今でも
思ってる。
だからきっと。
この映画のラストシーンが僕には何とも痛かったのだ。
夏辺りには早稲田松竹でやってくれるだろうから、もう一度見てみたいと思う。
◆ストーリー :
フロリダで怠惰な生活を送っていたパーシー(スカーレット・ヨハンソン)は、母親の死を聞き帰郷。ニューオーリンズの生家に戻った彼女は、ひょんなことから母親の友人だった元文学部教授のボビー(ジョン・トラヴォルタ)と、彼を慕う作家志望の青年ローソン(ゲイブリエル・マック)と共同生活を送ることになる。
少しずつ母親像が明らかになっていく。
ジョン・トラヴォルタが素晴らしい。
スカーレット・ヨハンソンがとっても綺麗。
人間描写が上手い。
作品としては素晴らしいと思う。
しかし、僕には痛い映画だった。
ジョン・トラヴォルタ演じる、元文学部教授のボビー。
自分も十分に大人になって、おっさんと呼ばれる年頃になって、
こんなおっさんに幾度となく出会ってきたからだろう。
同時に、ある部分の自分をも見ていただろうし・・。
何よりも、過去にこのおっさんとそっくりな人生送ってた年上の知人がいた。
しかもそのおっさんは、風の噂ではまだ生きているらしい。
二度と会いたくはないが、嫌いにもなれない。
憎みきれないろくでなし、とは正にそのおっさんのことだと今でも
思ってる。
だからきっと。
この映画のラストシーンが僕には何とも痛かったのだ。
夏辺りには早稲田松竹でやってくれるだろうから、もう一度見てみたいと思う。