Since1994 "ROCK BAR" GLASSONION 高田馬場

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映画評

2009-06-15 | 時代の光景U+203CU+FE0E
『天使と悪魔』

あまりにも凄い映画だった。
そのことに感動した。

今まさにヴァチカンが滅亡寸前の非常事態に、捜査員が数人で懐中電灯持って教会の地下入って、犯人探しや爆弾探しをするなんてありえねーだろ~。

こそドロやチカンをこっそり捜査してんじゃないんだから…。

もっと感動したのが、ユアンマクレガー。
ユアンはきっとアルバイトだと割り切って演じていたに違いない。

ヴァチカンを一発で滅亡させてしまう威力のある爆弾持って、ユアンは、一人ヘリで舞い上がった。

さて、このままユアンは自分を犠牲にするのかと思いきや…。

なんと自動操縦に切り替え、自分はパラシュートで舞い降りた。
おいおい…カトリック。

ここは、特攻隊日本だぞ。

神道国家は、そんな往生際の悪い奴を許さねぇーぞ。

しかも、広場にいる大勢の人々の真上だぞ。

しかし、な・なんと!。
真上上空で大爆発したのに、みんな無傷。

軍用ヘリの破片も落ちることなく、みんな笑顔の大喝采。

ユアン扮する何とかは、ヒーローとなる。

全てが感動シーンの連続だ。

しかし、トムハンクスはいつも誰かに迎合した映画ばかりを選ぶねぇー。

トムハンクスと言う男。
西田敏行や武田鉄矢と同じで、腹の内がそっくり読める。

彼等には、常々人間的に共通した意図的な胡散臭さを感じる。

僕はB級と呼ばれる映画が好きな理由に、その国や街や人の日常の匂いや体温を感じれるから、と言うのがある。

そして何より、ハートフルなB級映画が特に好きだ。

この映画のB級違いは、どう説明すればよいのか。

体制に媚びた人間愛に体温などあるわけがない。
彼等の意図する体温や人間臭さは、体制マニュアルに沿った温度設定にすぎない。

ワタシは、見たことのない宇宙人の存在に肯定的な立場だ。
つまり、それは神に対しても同じ立場を意味する。

だから、ワタシの目はごまかせまいぞ!
チャンチャン(^-^)/