Since1994 "ROCK BAR" GLASSONION 高田馬場

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今週も、さあ、ハリキッて

2014-11-17 | 諸行無常…let it be
寒空ですね。




早速、今日のLOVE&SONG、本日もラブリーな音色でした。

みなさんは、今日の朝一LOVE&SONG、どうでしたか?(^ ^)

★LOVE&SONG…?=ヒント: 過去の記事の中に答えはあります。


1日の始まりは、まず、LOVE&SONGからです。



そんなわけで、最近、気になる街の風景を…記しておきます。


目の前を、杖をつき、足を引きずりながら、ただひたすらに、前を行く、高齢者の姿を見ていました。

健常者には、普通に平坦に見える歩道は、足の不自由な高齢者や障害者には、凸凹だらけの、実に不便で、歩きにくい歩道なのでした。


介護ヘルパーを休止して、もうすぐ、四年になることを、思い出しました。

自分なりに、よく頑張った、約二年間でした。

Rock ’N’ Rollや、ROCKBARなどとは、全く無縁な(^^;;、、今迄僕には、非日常であった、高齢者介護ヘルパーと言う仕事。

始めた経緯は、5年前、父が脳梗塞で緊急入院となり、よくある最悪のケースを考えて、介護技術を身につけることにありました。


その時は、直面する現実に覚悟しましたし、何よりも、それは僕の義務であると、それを疑いませんでした。


だから、頑張れたのだと思うのです。

もちろん、僕の場合は、店があるから、週4日~5日の、昼間の時間帯のみです。

昼も夜もでは、大変だろうと、周りからよく言われましたが、面白いもので、慣れてくるんです。

そして、感謝されることの喜びを知る職業だから、だんだん楽しくなり、ハマっていくんです。

お陰様で、父は後遺症もなく、今は、地方だからこその利点で、立派なケアハウスにいます。

太平洋を一望できる、リゾートホテルのような施設に、格安で入所しております(*^^*)


そんなこんなで、父の件も落ち着いた頃、あの震災があり、僕の中のベクトルは、すっかり混乱し、その上に、あの原発ショックです。

これは、いったい、何が起きているのかと…

僕は、方向をすっかり見失ってしまいました。

僕の人生観を、ことごとく覆した年だったので、気がつくと介護ヘルパーへの価値観や意識が、僕から遠退いてしまったのでした。

あっと言う間の、この四年間でした。

ともあれ、僕には、思いもよらぬ、ヘルパー資格取得から、在宅ヘルパーも施設ヘルパーも経験できた、貴重な2年間でした。

今だから、言えることです。

介護ヘルパーの、過酷な仕事内容と、ハードさは、3Kの代名詞みたい言われますが、僕はそうは思いません。

思うにどんな職業でも同じです。
自分が本業と決めた時から、楽はありません。
忍耐から学び得る、その路の王道と、そのハードルです。


慣れです。
しばらくすると、慣れてきます。
他の職業と同じで、慣れるまでが、大変なのです。

ましてや、とても、感謝される仕事だから、慣れるほどに、やりがいのある楽しい仕事です。
今時、直接的に感謝される仕事って、数少ないと思います。


なのに、なぜ…
離職率の高いその大きな理由は、賃金の安いことと、ストレスの大きさです。

人間末期の最終人生に関わる仕事です。
日々小さくなっていくロウソクの炎を絶やさぬよう、風を避け、両手で囲みながら、炎を見守る仕事です。

赤鬼青鬼の待つ、三途の河の辺までを、お伴しながら、お世話する仕事です。

メンタルの弱い人には、到底耐えられない、メンタルなハードルの高い職業であることは確かです。

ましてや、失業対策のための、ハローワークからの紹介されただけの人に、できるような仕事でもありません。

誰でも、すぐ始められますが、すぐ逃げ出したくなる仕事です。

僕は、最初から、福祉に関連した大学や
専門学校を卒業した人以外、若い人にヘルパーの仕事は勧めません。
つまり、覚悟のいる職業だからです。


覚悟のない若い人には、他の、若いからこそ出来る職業を、見つけて欲しいと願います。
なぜなら、どんな若者にも、描く夢や希望は、絶対にあるのだからです。

介護と言う職業に、夢や希望は生まれません。
あるのは、哲学のみです。
哲学を学びたい若者ならば、ぜひ介護を職業として勧めます。
介護とは、ある意味学問です。

安価な社会認識と、過酷な労働条件のなかで、全国のヘルパーさん達は、昼夜を問わず頑張っています。

哲学を持ち、本気で頑張っているヘルパーさん達のために、政治家は、もっとヘルパーさんへの、福利厚生を含め、ヘルパーさんのメンタルケアを重視してあげることに気づくべきです。

でないと、どんなに適性能力の高い優秀なヘルパーさんでも、他の職業に、逃げるのは当然だと、やってみて思いました。

僕は、そこを重視した、介護士のための支援事業を、何か発展させられないものかと、僕は、考えています。