年が明けたと思ったら、もう、元旦の日が沈もうとしています。
夕日がとてもきれいです。
僕の住むマンションは、高台にあるので、新宿が一望できます。
空は、刻々と色を変えながら、夜を迎えます。
2017年 今年の初日の、夜景が広がります。
ひとつ、ひとつの灯りの中に、ひとつ、ひとつのドラマはあって、泣いてる人、笑っている人、黙っている人、怒っている人…
1300万通りの、人生があるわけです。
そして、僕もまた、その中の一つであること。
僕の日常で、僕が関わる、他人の人生なんて、ほんの僅かに過ぎないってこと。
そんな、ちっぽけな日常に、わざわざ、誰かに腹を立てたり、誰かを憎んだり、誰かを待ち焦がれたり、誰かに待ちくたびれたり…
それが何とも、可笑しい。
(笑)"
…
こうして、1日の始まりと終わりを、穏やかに眺めるなど、今年の中で、恐らく、今日だけでしょう。
そして、気がつけばまた、大晦日を迎えているのでしょう。
急ぐ毎日に、追い越されそうになると、今の僕のこの気持ちなど、どうせ、すっかり忘れているのでしょう。
だからこそ、去年と変わらない景色にも、去年とは違う、また、新しい思い出が、ちゃんとあることを、それだけは、忘れずにいようと、思いました。
…
昨年は、学ぶことの多い年でした。
お客さんに影響されて、食育について、とても、興味が湧き、知れば知るほど、自己発見してしまうのでした。
ついでに、民間療法にも目が止まり、身近なところに、体のための健康や安全が、たくさんあることを学びました。
ミックジャガーを始め、国内外のアーティストの多くが、昔と違った尺度で、パフォーマンスするようになりました。
アーティスト達の、意識の軸が変わったのでした。
つい最近までの、軸を変えぬまま、不健康が芸術家の勲章が如く、語られた時代は、いつの間にか終わっていました。
今の芸術家は、軸を変えながら、その奥行きを探求することを始めたことで、そのための、持続力を必要とするようになりました。
ストイック
ある意味、修行僧に近い感覚だと思います。
それは、アスリートにも言えることで、三浦カズや、イチローを見てると、彼等のストイックさや、彼等の思考見てると、芸術家だなぁと、思えてしまうことです。