おはようございます。
しばらくは、ここからの眺めが、僕の、My favorite placeとなりそうな気配です。
日々移りゆく、東京パンゲア。
空梅雨の東京より。
…
ジメジメしなくて有難いけれど、今年の後半戦、これから先が、ちょっと心配になってきた。
当然、これから、キャベツやレタスなんかの、野菜が値上がりする。
この夏は、強力なゲリラ豪雨か、とんでもない冷夏となりそう…。
地震と異常気象。
ヤバい夏になりそうだ。
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そして、僕は、今日も、導かれるように、また、ここに来てしまった。
僕の妖怪アンテナが、ピンと逆立ち、何やら、妖気をキャッチしてしまったからだ。
ここには、何かいる。
昨日、この森を歩きながら、直観でそう感じた。
この森には、狂気を感じる。
この森には、命の、生々しさがある。
東京に出てきて、何十年もの間、僕は、この森の存在を知ることはなかった。
この界隈へは、幾度となく訪れ、この街の隅々まで、詳しいつもりでいた。
昨日、この森の、間を抜ける細い道を歩きながら、頭上を見上げると、両脇から、覆い被さるような大木には、宿る精霊達の、表情が見えるようだった。
僕は、生まれも育ちも、山奥だから、人工的なものとは無縁の中で、自然に育った自信がある。
本来、森を言うものは、とても優しい声の、言霊で溢れているから、1人で森の中にいても、全く寂しい気持ちにならないものだ。
むしろ、賑やかで、楽しい気持ちになるものだ。
ところが、この森は、ちょっと違って、何かを、伝えたいのか、まるで、呻き声のような叫びを、感じる。
風の音だと思うが、誰かの名を呼ぶ声のように聞こえて、ゾッと、身震いしてしまった。
命の轍とは、こんな感じを言うのだろうか。
パワースポットなんて、町おこしがための、エセな営業トークだと、鼻っから信じたことなどなかったけれど、この秘密の森を見つけてから、僕は、この街に、釘付けされてしまった。
異常なまでの、この森に魅了されてしまった。
謎なのだ。
ともかく、謎なのだ。
秘密の森とは、僕が勝手につけた名で、僕なりの納得がいくまで、まだ誰にも、教えたくない場所だからだ。
都会の人工の自然に、そもそも、そんなところに、パワーも、霊気も宿るわけがない。
今まで、そう思っていたが、実は、人工的に、人間が勝手に植林し、本来の植生など、全くお構いなしの、カオスな森だからこそ、人工知能のような、森に、個性が生まれてしまったのかもしれない。
来週行って、秘密の森がなくなっていたら、どうしよう。
(╹◡╹)