民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

ヒッチハイカー@別府

2018年05月11日 | 日記
ボクには背負った使命がある。

使命というか、当たり前の恩返しというか。

それは、ヒッチハイカーを見かけたら拒否権なし、というコト。

もちろん乗せてあげるのが不可能なシチュエーションだと仕方ない。

でも、かつて国内外で何百台もの車に乗せて頂いた元ヒッチハイカーとして、見かけたら乗せてあげるのは当然なコト。

いや、シンプルに、乗せてあげたい。

そう思う。

あ、ヒッチハイクってのは、行き先を書いたボード片手に路肩に立ち、親指を立てながら乗せてくれる車を待つという旅のスタイル。

かつて財布の中にあった9円だけ持って長野から京都にヒッチハイクで行ったコトもある。

その他、出会いと刺激を求めて国内外あちこちを自由に旅した。

そんな若気が至りまくった当時のボクを支えてくれたのは、数えきれない方々の善意。

これまでの人生で、5年に一度くらいはヒッチハイカーを見かけ、その都度乗せてきた。

せめてもの恩返しだ。

もちろん、自分が乗せてもらった台数を思うとまだまだ乗せたりない。

探してもみつけられないのがヒッチハイカー、ヒッチハイカーとの出会いはタイミングと縁が全てなのである。

さて、先日、別府インター手前のコンビニ駐車場に立つ女の子を見かけた。

明らかにヒッチハイカーだった。

家族の他、両親、親父の車イスも乗せており、車内は満席状態だったので、当然、嫁さんは難色を示し、一度は通過した。

しかし、緊急家族会議の結果、引き戻るコトに。

全国で季節バイトをしながら人生を模索している女の子だった。

博多を目指しているとのコトで、少しインター寄り、雨をしのげる高架下まで乗せてあげた。本当に短時間だったけど、かつての自分を思い出す楽しい一時だった。

そして、子ども二人に、ボクがかつて情熱を注いでいた「ヒッチハイク」という旅のスタイルを伝える貴重な機会にもなった。

若いうちにやりたいコトをやって、後悔のない人生を。

そんなかつて言われまくった言葉をボクも彼女に送った。

良い旅を。

そして、良い人生を。

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