45歳になったボクにとっての子ども時代って、つい最近のようであり、随分昔なようでもある。
楽しかったけど苦しかった子ども時代。
今思うと、周りが思う以上に生きにくさを抱えていた。
今思うと、なんてことないコトに四六時中悩まされていた。
今なら、子ども達が抱える悩みの解決方法をアドバイス出来るし、公私共にそんな立場でもある。
でも子ども時代って、狭い社会の少ない経験値の中で生きているから、苦しさから抜け出すのって簡単じゃない。
良き理解者やピンチに助けてくれるヒーローなんて、都合良く存在登場しない。
希望や夢なんて、自分が住む世界とは別の遠いどこかにある。
大人なんて分かってくれない。
それが現実だ。
でも小さな勇気やふとしたきっかけで何とかなるコトもある。
希望や夢が、ある日突然やってくる。
助けてくれる大人もいる。
それも現実だ。
苦しみながら必死に生きている映画の中の二人。
それは時にもどかしくもある。
おい、そこの大人!
助けてあげようよーっ
理解してくれない大人たちの中で、必死に生きる二人を助けてあげたい想いが募る。瀬戸内を舞台にした優しい50分間の物語が終わると、心の中にすーっと爽やかな風が吹いていた。
演技も映像も音楽も全てが繊細、そして優しい。
シンプルな一言で申し訳ないけれど、とてもステキな映画だ。幸せなコトに今回は宮川監督の舞台挨拶付きの上映だった。
感想を直接お伝えし、疑問に思ったコトを直接尋ねるコトが出来た。
そんな贅沢な一時を家族で共有できたのがまた良かった。そしてそして…パンフレットとトートバッグ購入特典で参加したジャンケン大会で見事勝ち抜き…
主演二人と監督の直筆サイン入りポスターゲット!
主演二人と監督の直筆サイン入りポスターゲット!
当時高校生だった小野莉奈さんのサインは今や貴重だとか…(^^)v
宮川監督、作品を紹介してくれた遠山さん、ステキな映画と幸せな一時をありがとうございました!
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