
なんだかんだで、マラソンを初めて10年くらいになる。


そもそもは友人に誘われたのと、悪化していた肝機能含めた不健康改善がきっかけ。
サブフォー(4時間切り)を目指して頑張った時期もあったけど、結局そこまではストイックになれず。
ベストタイムは4時間10分くらいだったけれど、コロナ禍以前は5時間切れるかどうかくらいの走力に。
決して早い部類ではなかったけれど、何だかんだで10年続けてるって、我ながらスゴいと思っている。
その時々の心身の限界を知れるって意味でも意義深いかと。
さて、ランナーにはいくつかランクがある。
かつては「4時間切りを目指す市民ランナー」だったけど、そこから「ダイエット目的の市民ランナー」になり、そこから更にランクが下がり…
今では最低ランクに位置する「犬散歩ランナー」である。
練習をほとんどせずノリや勢いで参加してしまう「無謀ランナー」みたいなリスクが伴う訳ではない。
でも…
フルマラソンを完走するには明らかに練習不足で、おまけに練習のほとんどが犬を連れた散歩の延長のようなジョギングだけ。
犬に引っ張られることで頑張れる。
大会中も手にリードを持ちたくなってしまう。



それが犬散歩ランナーなのである(笑)
そんな犬散歩ランナー第一人者(自称)のボクが今回挑戦したのは、三年ぶりに開催された長野マラソン。
制限時間五時間のフルマラソン大会で、市民ランナー参加型大会では厳しい方だ。


「無謀ランナー」の完走は厳しく、ある程度の練習と対策が必要である。
ボクもこれまでフルマラソン10回完走してきた市民ランナーだったが、現在はメタボな中年「犬散歩ランナー」である。
そんなおじさんランナーがフルマラソン攻略のコツをまとめたみた。
完走するノウハウは心得ているつもりだけど、二年半ぶりのフルマラソン。
そして、コロナ禍を言い訳に、かつてないくらいの練習不足、そして過去一の体重増のポッコリお腹という状態である。
初の途中リタイヤも覚悟していた。
以下、ちゃんと練習している市民ランナーには不要の情報、あくまで中年メタボ気味な犬散歩ランナー向け(笑)
練習
①普段は普通の犬散歩でも週2~3回は犬と共に走る(ボクの場合長くても10キロ、通常は6~7キロくらい)
※もちろんもっと練習した方がいい(笑)
②可能なら1カ月以内にハーフは一回走っとく(長野県であれば3月にスカイパークを走るハーフマラソン大会あり)。
※ハーフマラソン完走を目指すなら半分の10キロ走っとく。
睡眠
マラソン大会は早起きしないとなので前夜の睡眠が大切(セブンイレブンで売ってる100円の快眠サプリがオススメ)

※仕事の都合で大会前日夜勤あけで昼過ぎに帰宅、その後、長野市まで三時間かけて移動したけど、そんなスケジュールはオススメしません(笑)
朝食
レタスと豆乳が良いと何かで読んだ。

怪我対策
①前夜、当日はとにかくストレッチ(足まわりだけでなく肩周りも大切、とにかく色んな箇所を伸ばす、ひねる)
※ホントは日頃からやっとくべき(笑)
②ランニング用膝サポーター装着
※体重重いと膝に来ます。で、走っている途中に痛くなったら回復はしないので鎮痛剤をお守り代わりに持参してます。

③良さそうなグッズは効果があると信じてとりあえず使ってみる。

ウォーミングアップ
当日は身体を暖めても三分あれば冷える(高橋尚子さん談)ので、スタート直後にゆっくりと走りながら身体を暖めるイメージで。

ガス欠防止
①スタート前、エナジー系とアミノ酸系のジェル、または粉末を飲む。
②だいたい5キロごと、エナジー系とアミノ酸系ジェルを交互に飲む。

※ドロッとした液体のよりゼリー状の方が個人的には飲みやすいです。
③後半、胃腸が疲労するので20キロ辺りで胃腸薬を飲む。
④水分はとにかくこまめに取る。喉が乾いたら手遅れなのでご注意を。



メンタル面
①犬散歩ランナーはタイムにこだわる必要ないので、ひとまず完走を目指す。
②ゴール後の温泉とビール、いや、ゴールテープを切る自分をイメージしながら走る。
③自分よりだらしない身体のランナーを見つけて自己肯定感を上げる。
犬散歩ランナーとしての自信を持とう(笑)
④犬を見かけたら飼い犬を思い浮かべ、いつもの犬散歩ランを思い出して自分を奮い立たせる。

無心ゾーン
時々心を無にしてみる。
※気がつくと距離が進んでてお得な気になります(笑)。
以上、あくまで練習不足な中年メタボ犬散歩ランナー向けの完走に向けたアドバイスです。
無事、完走!
ちゃんとしたランナーの方には、ちゃんとしたランナーのちゃんとしたアドバイスを参考にするコトをオススメします(笑)


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