A Moveable Feast

移動祝祭日。写真とムービーのたのしみ。

山の辺の道

2006年04月04日 | 旅の破片
 休暇が取れたので、再び奈良。昨夜、京都に一泊し、今朝、近鉄特急で大和八木へ。
 レンタカーを借りて、まず藤原宮跡で、醍醐池の周堤の桜を見物。このあたりからは、天の香具山、耳成山、畝傍山の大和三山がよく見渡せる。

 春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてう天の香具山  持統天皇

 犬養孝さんの筆による歌碑が建っていた。

 桜井市から天理市へ向かう国道169号線を北上すると、右手は奈良盆地の東を取り囲む山々で、次から次へと大小の古墳群が現れる。そして山裾には、山の辺の道が縫うようにめぐらされている。
 ヤマトトトイモモソヒメと古事記の伝承で名高い箸墓古墳、景行天皇陵、崇神天皇陵、七枝刀の石上神社まで北上し、返して三輪神社の巨大鳥居を見物した。
 あいにく昼頃から曇りがちのお天気で、夜になって雨。

 GRDが3度目の故障。前2回と同様な故障である。つまり腕を振って歩いたりしている時に、レンズを繰り出すか、収納するという操作をさせると、レンズが繰り出したまま戻らなくなるというものだ。リトラクティング・システムの不具合である。設計上の問題があると思われる。
 このため写真をアップできず。