護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

07年7月8日 日曜日 二部 参議院とブログ狩り 

2007年07月08日 17時19分38秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 07年7月8日 日曜日  二部
 何だかんだといっていたが参議院選は目の前になった。
    
 その昔、参議院は良識の府と言っていたような気がする。私が年のせいか惚が来ているのかも分からない。
 その昔、参議院は政党に毒されないことが良識の府と言っていた日本があったと思ったが、現在の参議院は、衆議院と同様、政争の府になっているのは今度の国会でよく分かった。

 之では政党政治と全く同じだと言うことは、参議院など必要はなく衆議院のコピーだとすれは日本は一院制で十分であり、参議院に経費を出すのはもったいない話だ。

 映像は、番組の中で古今の良識の府についてのイラストだ。
 役割は良識の府とは衆議院の暴走をチェックするところというところらしい。ところが、現在は参議院も政党化して、衆議院と同じく暴走をしている。
 政界から引退する扇千景議院議長、本来なれば同じ党派であるのに、議会を去るにあたって苦言をていしているということは、よほど目に余るものがあったのだろう。

 考えてみると、昔、緑風会というどこにも属さない会派が有った時代には、参議院として機能をしていた気もする。しかし緑風会など遠い昔でその名前さえも知らない有権者が多いのではないだろうか。


 情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)さんのブログ

 Saudadeな日々さん
からブログ狩りについての情報ブログをいただいた。

 私は無学な人間で難しいことは語れない。
 しかし、昔からの体験で国家というものに秘密が多くなるほど、それが国民に知れると国家存亡に関わることが多くなるので規制はきつくなることは肌で感じている。

 機密が多くなるものといえば軍事関係だろう。
 先日、庁が省に昇格した時、戦時の経験のない国民のみなさんはなんとも感じなかったと思う。しかし私は、アッ遂に戦前の昔に戻ったなと感じた。

 考えてみよう。軍事でべらべらブログされたら戦になる前から負けたのと同じ、これだけ好きなことをかけるブログは規制してくると感じた。
 国民は国家に四つに組んで相撲はとれない、いくら抵抗をしても負けるに決まっている。
 だが現代は、戦時中と違い選挙で政治を変えることができるのが唯一の手段だ。。

 私は、自民党政権を長い間続けさせてしまった責任は、無知な国民に有りだと思っている。そして無知な国民にした責任はメディアではないだろうか。

 ヤメ蚊さんの中にも書いておられるが、最近のメディアも何だか感じが昔にもどっているような気がする無学な人間の嗅覚です。

 注意深く観察するとよく分かるのは、説明は出来ませんがキャスターの言動です。

 野党は野党で政治を任せようと気を肌で感じさせないのが現在の野党だ。だから自民党支持率が10%代に落ちないのだろう。だから、30%の支持率があれば自民党支持だと思わなければ、何時でも支持率は野党の行動一つでひっくり返る。野党はその気で参議院選に臨むべきだ。

 どうしても次の参議院選挙には野党に勝利してもらわなければ日本列島は沈没する。


 

07年07月8日・ ジェラルド・カーティスさん

2007年07月08日 14時17分20秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 07年07月8日・ ジェラルド・カーティスさん

 毎週、日曜日には時事放談の話で申し訳ない。

 今日は、アメリカの方から日本人の忘れていた、イャ忘れかけていた日本人の心について聞かされてしまった。

 渡部恒三氏も、もの凄く立腹されていたが、日本人でなくアメリカのジェラルド・カーティスさんのコメントがものすごく胸をうった。

 其れは、久間発言についてなのだ。

 「とんでもない発言だけど、ある意味で久間発言は良かったと思う。最近日本は普通の国になりつつある。普通の国とは武器を持ち海外への自衛隊派遣も当たり前になり軍事的意味で普通の国家になること。
 そして日本も核を持とうかという政治家が現れる。しかし今回の久間発言で右から左の思想を持つ国民が原爆に対しての怒りの再確認ができた。日本が普通の国家でなく、軍も持たない。核も持たない持ち込ませない特別な感情を再確認できた。それが良かったことで、日本が原爆を投下された唯一の国家なのだから、普通の国にならない。日本は世界中で原爆を投下された唯一人類で原爆を経験した国だから、日本が世界と比べて変わった国と思われても、原爆は駄目だと原爆の廃絶を言える唯一つの国家になってほしい。これだけは、誰が何と言えどもリーダーシップを発揮する国になってほしい。」


 先日。お亡くなりになった宮澤元首相も
        
 御覧になって分かるように依然同じようなことを言われていた。

 ジェラルド・カーティスさんの日本が普通の国になりつつある。その普通の国なのだ。
 考えてみよう。竹村健一が日本の「常識は世界の非常識」という言葉を売り物にしている評論家だが、ジェラルド・カーティスさんの言から考えると、日本は「軍備も持たない核も持たない、持ち込ませない」非常識国家であることが、世界に核廃絶を訴えられる唯一の国家だと自負できるのだろう。

 イラクに自衛隊を送っている。もし自衛隊が他国の国民を殺害する状況になれば、普通の国に一歩前進するのであり、もし核開発をすれば、完全に普通の国家に成り下がり、世界堂々と核廃絶を訴えるられる国家でなくなってしまう。
 と言うことは、世界で非核をどうどうと訴えられる国家がなくなってしまうことなのだ。

 アメリカに逆らうとどのような仕打ちをされるか検討が付かない。しかし戦争放棄の精神を再確認して、日本の国土から武器は無くしてほしいと思うのだ。核廃絶を堂々と訴えられる国家から引退するのだけはご免である。

 現在。アメリカの力に対してテロが静まるどころか、テロの輪が広がりつつあり、アメリカ国内からも他国でも少しずつアメリカに対しての批判の輪が広がりつつある気配だ。

 テロ国家もだが、軍事いわゆる暴力はいつまで経っても憎しみが積算するのみで平和にはつながらないと言うことを分かる政治家が育ってほしい。