護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

第二部  自衛隊海外派遣と消費税

2007年07月10日 17時20分47秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
07/07/10・第二部  自衛隊海外派遣と消費税

 防衛省が省に昇格して動きが活発になった感じだ。国民はなんだかんだと言っても自衛隊がどこの国にどのようなことに何日間派遣されたことは、護憲を叫んでいる人も全部は覚えていないだろう。

 今日は、朝日新聞がイラストにして載せていたので切り抜いてみた。
 その1は自衛隊の主な海外派遣(拡大はここをクリック)

       
 不勉強な話だが、これだけ多くの国に派遣されていたとは驚きだ。
 護憲を叫ぶ人間は、これらの国々で、本格的な戦闘に巻き込まれなかったのは幸いだったとか言い様がない。

 その2は此れまでの自衛隊の枠組みだそうだ。(拡大はここをクリック)
      
 これらの説明を文字の羅列で説明されるよりイラストの方が庶民には分かりやすい。
 戦争を遂行するには戦闘部隊だけでは成り立たない。色々な職種の部隊が必要なのだ。
 昔は主計兵と言っていたと思うのだが、烹炊する兵もいなくては戦いはできない。

 政府はイラク派遣は後方支援だといっている。しかし、これは派遣でなく立派な派兵で戦闘に参加しているのと同じだ。ただ攻撃されないのは、相手にそれだけの戦力がないからだろう。

 朝日の今回の選挙に消費税を含む税制改革を争点にしてほしいかのアンケートに争点にしてほしいが圧倒的に多かった。
 今までの経験から、出して都合の悪い増税などは選挙前は後ろに隠してしまう。そして選挙後に牙をむき出すのだ。
 兎に角、何事も隠さず争点にしてほしい。
       
 赤城大臣の問題でも、己たちを律する法律を己たちが作るのであるから底が抜けていると言うことを証明している。

 どうなんだろう、正々堂々と資金集めして正々堂々と使うならば隠し事はないと思う。
 出金入金の伝票や領収書が要らないと言う事は、不正をしているということを言っている証拠だ。

07年7月10日・火曜日  相次ぐ“介護疲れ”による悲劇

2007年07月10日 17時09分11秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
07年7月10日・火曜日  相次ぐ“介護疲れ”による悲劇

 今日は書きたいことは山ほどある。参議院選挙に関わることは皆さんお書きになるので、老いて障害を持つ妻と二人で暮らしていて、見て本当に辛い報道なので書くことにする。

   
 昔は人生50年と言われていた。
 息子と母と二人暮しで、61歳の息子が介護疲れで母の首を絞め自分は首をつって自殺されている。
 自殺された経緯はご本人にしか分からない。しかし番組で今年になって介護疲れによる親殺しや夫殺しの件数のテロップをあげていた。
 
    
 昔と違い長寿になり、核家族が進み、親子関係も希薄になりがち、そしてご近所との付き合いは、新興住宅ほどわれ関せずだ。

 この親子も仲良しだったのだろう。リポーターに涙を流して答えていたのを見ると本当によいご家族だと感じるのである。

 日本は、社会保障は行き渡っているといっている。しかし毎月1件は介護疲れの悲劇があるということは、社会保障は頓挫していると思うのである。

 私が腹立たしかったのは、この番組でTBSの厚労省年金問題担当の牧嶋博子記者が、
「なぜ介護などの社会保障の窓口にいかなかったのだろう」
の一言だ。
 介護認定にしても現実はすぐにはおりないし、行政の対応の遅いことは現実に見ている。日本の社会保障は即効性はなく、裕福なお嬢ちゃん記者自分がその立場になったら、なかなか先へは進まないという現実を知っていない。

 人間毎日が生きていく戦で明日まで待てないことも多々有るということなのだ。
 兎に角、日本は貧乏だったら徹底的に貧乏の方が良いのかも分からない。中途半端の貧乏人が介護疲れで心中するのだと、この報道でそう感じた。

 日本の富裕層はアメリカに次いでに番目に多いという。そして低所得者も多くなっていることは、貧富の差が広がったということなのだろう。

                     ごまめのぼやき
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