護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

地方都市から積み木崩し 其の2

2007年07月14日 16時38分43秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 7月14日・土曜日
 地方都市から積み木崩し 其の2

 7月7日・土曜日に、「地方公共団体財政健全化法」は地方行政は積み木崩しのように崩れていくと青森県今別町の事例を紹介した。
 
 今日は、其の2として夕張に近い町の一つとして青森県・黒石市(人口万人)の事例を番組は紹介していた。
 先週と事例は違うが、確か竹下内閣の時に「ふるさと創世基金」として1億円を地方自治体に撒いたとき、その地方地方で色々な使い方をしている。
   
     
 此所は東北地方でしょうか純金と純銀の二つのコケシを1989年に津軽コケシ館に展示している。
    
 黒石市は480億円の負債を抱えて、鳴海町長は背に腹は替えられずこのコケシを1億5000万円で売却する提案をしたらしい。
 この話を聞いて市民の中から一口一万円でオーナー探しを始めたということだった。
 やはりこの町も政府からの後押しで
スポカルイン黒石38億円 
伝承工芸館31億円
など箱ものを作っているのが目に付く。

 今回、私がこのコーナーを書いたのは、先週の今別町長は自分の給与を20万円まで減額したのにうたれたのだ。
 今回は鳴海・黒石町長がテレビのインタビューで、この市民の行動についての質問に、涙を浮かべ声をつまらせながら市民に感謝すると答えていたのがもの凄く印象的だったのだ。

 まさか流行りのヤラセではないと思うが、平気で庶民から集めた税金を分けの判らない使い方をして、ふんぞり返っている政治家とはひと味違うなと思い書いてみた。

 矢張り、積み木崩しは地方から始まっている。

07年7月14日・土曜日 消えた年金のタイミング

2007年07月14日 13時46分44秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
07年7月14日・土曜日 消えた年金のタイミング

 今日は新聞もテレビ番組も「消えた年金のうち15件が給付決定」と載っていた。
     
 第三者委員会の委員長・梶谷剛委員長は、淡々と給付決定に対しての説明をしていた。
  
 そしてこの問題は早急に解決しなければと言われているが、参議院選挙中に何故このような決定をしたのか、YTVは安倍首相が、苦情処理センターに視察に行っている映像を放映していた。

 問題はこれを見て選挙民の意識が変わらないかと危惧している。

 メディアは何事も正確に報道しなければならない。しかし、選挙戦の最中に安倍首相のニコニコしながら苦情処理センターの映像わ流すことはどうなんだろう。自民党を応援していることになるような気がする。

 給付決定問題も、選挙中は詳細な情報は控えるべきだ。其れでないと選挙戦の中立は守られているとは思えないと一庶民として感じた。

 もしこの事で、安倍支持が上がるようなことが有ればメディアは現政権を支持していることになるのではと思った。