これまでに使った写真と未使用の写真を使って、熊野古道・伊勢路を再編集してみました。
熊野古道とは熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へ通じる和歌山、奈良、三重県などからの参詣道の総称です。
一部が「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されています。
熊野三山へ向かう三重県・伊勢からのルートが熊野古道・伊勢路です。
この熊野古道・伊勢路は桧や杉に包まれた石畳の道、また青い熊野灘に沿って七里御浜を歩く道です。
4回に分けて掲載します。
まずはもっともすぐれた石畳の道が残っている、紀北町~尾鷲市間の馬越(まごせ)峠からです。
この区間は世界遺産の道です。
年も月日も違う3年分の写真をミックスして使っています。
①一般的な馬越峠の入り口、紀北町からのルートです。
雨の日を選んで、霧が木立を包むのを期待してやって来ました。
②石畳が雨で鈍く濡れ光り、シダも色鮮やかです。
③尾鷲市一帯は日本有数の多雨地域です。
大雨でも流されないよう巨石が使われ、しっかりと石畳が組まれています。
④この日は霧が湧いてくれました。
雨の日に4回チャレンジして、やっと出会えた貴重な霧です。
⑤桧の間を青白い霧が包んでいます。
⑥
⑦巨石の石橋を渡ります。
⑧
⑨
⑩雨で水かさが増えています。
小さな流れをいくつか渡ります。
⑪
⑫
⑬
⑭6月初旬頃はシダの新緑がひときわみずみずしいです。
⑮半ばまで登って来ました。
この先急坂もあるため、三脚を杖代わりにしたりして、滑らないよう上り下りします。
明日はその2です。
熊野古道とは熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へ通じる和歌山、奈良、三重県などからの参詣道の総称です。
一部が「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されています。
熊野三山へ向かう三重県・伊勢からのルートが熊野古道・伊勢路です。
この熊野古道・伊勢路は桧や杉に包まれた石畳の道、また青い熊野灘に沿って七里御浜を歩く道です。
4回に分けて掲載します。
まずはもっともすぐれた石畳の道が残っている、紀北町~尾鷲市間の馬越(まごせ)峠からです。
この区間は世界遺産の道です。
年も月日も違う3年分の写真をミックスして使っています。
①一般的な馬越峠の入り口、紀北町からのルートです。
雨の日を選んで、霧が木立を包むのを期待してやって来ました。
②石畳が雨で鈍く濡れ光り、シダも色鮮やかです。
③尾鷲市一帯は日本有数の多雨地域です。
大雨でも流されないよう巨石が使われ、しっかりと石畳が組まれています。
④この日は霧が湧いてくれました。
雨の日に4回チャレンジして、やっと出会えた貴重な霧です。
⑤桧の間を青白い霧が包んでいます。
⑥
⑦巨石の石橋を渡ります。
⑧
⑨
⑩雨で水かさが増えています。
小さな流れをいくつか渡ります。
⑪
⑫
⑬
⑭6月初旬頃はシダの新緑がひときわみずみずしいです。
⑮半ばまで登って来ました。
この先急坂もあるため、三脚を杖代わりにしたりして、滑らないよう上り下りします。
明日はその2です。
濡れた石畳の道やシダの葉のしっかりとした
風景がとても素敵です。
桧は樹皮含めて熊野三山の用材としても使われているのでしょうか…古より守られている大切な森なのでしょうね。
シダや石畳が濡れ光り、雨霧に桧の森が包まれる・・こういう風景を求めて何回も雨の日に峠へ向かいました。
石畳は滑り、傘を差して面倒で危ないのですが、おかげでどうにか満足出来る写真になったように思います。
この地方は温暖で雨が多いのですが、急峻で土地はやせています。
ここの桧は生育は遅いのですが、年輪は密度が濃く、光沢のある香り豊かな品質の良い桧が生まれます。
伊勢志摩サミットに使われた丸いテーブルもここの桧材でした。
しかし安い外国材に押されまた後継者不足などもあり、産業としては厳しいものがあります。
昨年日本農林遺産に認定されたこともあり、地元では今後に向けていろいろ工夫をこらしています。
コメントをいただきありがとうございました。