風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

熊野・丸山千枚田 2017 その3

2017-05-28 | 三重県・山・尾鷲熊野
 三重県熊野市紀和町にある丸山千枚田です。
 今回が最後です。













⑤太陽の方向から目を転じれば、畦道が黄緑色に輝いています。





⑦雲一つない快晴だっため、太陽はまぶしすぎて日輪は写せません。
 山陰に入った、いわゆるダイアモンドです。
 夕焼けも不発でした。




















⑭日没とともにほとんどの人は帰ってしまいました。
 オーナーの棚田へ、ひとり向かいます。


⑮夕焼けはなく、水田への映り込みもありません。
 この日の太陽は色彩的な余韻を残してくれませんでした。
 しかしこの切り絵のようなモノクロームの風景も、私は好きです。





⑰県道からのながめ。
 こことしては、平凡な夕景となってしまいました。




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2 コメント

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素晴らしい棚田 (夢子)
2017-05-28 19:51:58
 いせえびさん、こんばんは(*^^*)

感動の美しさに、ため息しか出ません。
時間の経過と共に、表情を変えて…
夕焼けはまた素晴らしいのでしょうね。
日本の宝を大事に守ってくれて感謝です。
いせえびさんは、日本の絶景をどれだけ見てきているのでしょうか
美しい棚田、見てみたいです
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棚田の美しさ (いせえび)
2017-05-28 21:08:40
夢子さん、こんばんは。
私の持っている森田敏隆さんの写真集「棚田百選」を見ると、残念ながら福島県には百選に入るような棚田はないようです。これは意外な感がします。
この日は夕焼けが出なかったのですが、私は本当に見事な夕焼けに、まだここで出会ったことがありません。
1300枚の棚田の一枚一枚にあかね色の空が映り込んで、万華鏡のように煌めくのだと思います。
しかし、夕焼けは見られなくても、斜光線に輝く銀色の水田や黄緑色の畦のうねりだけでも、私は大満足でした。
こういう棚田はおっしゃるように「日本の宝」でしょうね。
地元の方とお話をしていて、棚田が重荷とのニュアンスを感じることがあります。
こういう日本の原風景を守り、また私たちに得がたい被写体を提供してくださる方たちに私も感謝です。
コメントをいただきありがとうございました。
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