風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

みつまた乱舞 その3

2017-04-05 | 三重県・山・北勢
 三重県亀山市坂本にあるみつまたの森です。
 みつまたが咲いている最上部の馬の背から写しながら下ってきます。
 今回が最後です。































⑪これからは登山道から外れ、少し歩きにくい沢沿いを行きます。
 比較的狭い範囲にみつまたが群生しています。














⑯手前の白い小さな花がみつまたの原種と、地元の人から聞いたことがあります。


⑰みつまたの森と坂本の棚田の境まで下りてきました。
 4時間余の撮影行でした。


 <参考までに>
 2015年の写真です。
 小雨が降る中、傘を差しての撮影でした。
 これ以前も、これ以降も、このときを上回るような気にいった写真が撮れません。






 雨、霧、靄、霞・・このような水蒸気が醸し出す風景が好きで、今回もねらって見ましたが不完全でした。
 水蒸気とは風情のないことばですが、適当なことばが出てこないのでそれで行きますが(^^;)、この水蒸気が作り出す風景が日本的情緒の世界のひとつだと思っています。
 これから桜の季節です。
 「さくらさくら」や「元禄花見踊り」のようなあでやかな、華やかな桜とともに、水蒸気が作り出した桜の風景をもねらって見たいと思っています。
 小ざかしいことを言いましたね(^^;)。

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2 コメント

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Unknown (時々絵日記)
2017-04-05 12:43:48
こんにちは
森の中をポッポッと照らすように咲くミツマタが幻想的ですね。
空気中の水が粒になり靄になって現れる…森の深さと大気の透明感が素敵です。
水蒸気が作り出す桜の風景見てみたいです。
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水蒸気の風景 (いせえび)
2017-04-05 16:32:31
絵日記さん、こんにちは。
>森の中をポッポッと照らすように咲くミツマタ・・< いい表現をいただきました。
今回はイマイチの写真でしたが、森の中で霧に包まれて咲く小さなみつまたは、恥ずかしい言い方をすれば、白い妖精のようで幻想的です(^^;)。
今回はどうやら白い妖精に嫌われたように思います(^^;)。
いよいよ、桜の季節の到来です。
まず手始めに、明日は身近な桜の手抜き写真からスタートします。
そのあと、水蒸気が作り出した桜風景を、今年もねらってみたいと思っています。
コメントをいただきありがとうございました。
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