風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

黄金色に輝く棚田 丸山千枚田 その1

2016-09-04 | 三重県・山・尾鷲熊野
 三重県熊野市紀和町にある丸山千枚田です。
 稲の刈り入れを控え、今、棚田は黄金色に輝いています。
 9月2日の写真です。

①県道脇の展望所から見た、棚田のほぼ全景。
 1340枚の棚田は日本最大級。


②ただし、田んぼ一枚の平均面積は約10坪と小さいので、田植え機などの機械が使えず、ほとんど人手による作業。
 一番小さい田んぼは、稲三株でいっぱいというのもあります。





④場所を移動しました。
 棚田上部の休憩所付近から。


⑤丸山千枚田のシンボルともいえる大岩。











⑨車が何台か止まっています。
 草刈り機を使ってあぜ道の草刈りです。
 左端にも休憩所があります。


⑩下の休憩所から見上げています。





⑫棚田のオーナーが作ったいろいろな案山子があります。





⑭あぜ道はきれいに草が刈られています。
 休憩をしているおじさんから話を聞きました。
 今年のオーナーによる稲刈りは、9月11日(日)。その前にと、天気のいい日に一斉に草刈りをしている。ガソリン仕様の草刈り機なので1時間くらいは稼働する。いったん終われば、その時に人間も水分を取って休憩する。この日は全員、高齢者等々。














 明日はその2です。

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4 コメント

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丸山千枚田の秋 (タートル山のザリガニ)
2016-09-04 08:20:53
田植えや、稲刈り時の千枚田の様子はいろいろ紹介されていますが、稲刈り前の黄金色に輝く千枚田を一望に見る機会は初めてです。田んぼの中で稲を見守る案山子やあぜ道の傍ら咲く花がいいですね。稲刈りの頃には彼岸花が千枚田のあちらこちらで赤く咲いているでしょうね。実りの秋、日本の原風景を感じさせます。
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タートルさま (いせえび)
2016-09-04 09:13:59
おはようございます。
棚田オーナーによる稲刈りの様子は、テレビや新聞で報道されており、見慣れた風景です。
そのため、その前に黄金色の棚田をと思い、天気を見計らって出かけました。
カメラマンは誰もおらず、時折、車が止まって、スマホなどで写して足早に立ち去って行きます。
本当は、熊野古道の通り峠の上の展望所からの俯瞰した一枚があればいいのですが、30度を超える暑さと急坂の25分なので断念しました(^^;)。
おっしゃるように、階段状の棚田の稲穂の広がりと曲線を描くあぜ道などを見ていると、しみじみと実りの秋、日本の秋を実感します。
コメントをいただきありがとうございました。
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こんにちは。 (mako)
2016-09-04 11:35:02
先ず「俯瞰」の意味から調べてみました^^;
言葉に馴染ながら、その語彙の乏しさに恥ずかしくなり^^;

発見!
って、言っても私ではなく、いせえびさんが発見されたことですが。
たった、三株しか植えられない田圃なのに、
放置することなく植えられること。
これこそ農家の方の心が見えてきましたね。

「稲」「案山子」で句を作れそうな
お写真でした。
私の拙い句では佳句になるかは別として
先ほど、お写真を拝見していて句を投句してきました。

ありがとうございました^^♪
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makoさま (いせえび)
2016-09-04 12:35:18
こんにちは。
私は現地で棚田の広がりをながめても、黄金色にきらめく稲穂を見ても、それらに感興は湧くのですが、写真にすることしか頭になく、句など文章的表現にすることなど思いもつかなかったです。
「稲」「案山子」...やはり何も出てきません(^^;)。
私の拙い写真を句に使っていただけるとは、光栄です。
明日はびっくりするような、案山子も登場します。
現地へカメラを持ってきていただけるといいのですが、高速が出来たとはいえ、やはりそちらからでは遠いですね。
コメントをいただきありがとうございました。
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