風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

鵜は大はしゃぎ

2017-12-13 | 三重県・海・伊勢湾
 津市白塚海岸です。
 また、鵜の大群の不思議な行動を見ました。
 数百羽の鵜の群れが同じ海域を、海面すれすれに帯状になって行ったり来たりを繰り返します。
 潜ってエサを漁っている様子はありません。
 大群が大はしゃぎしているようにも見えます。
 このような不思議な行動は以前にも見ており、ブログにも掲載しました。(この記事の最後にご紹介してあります。)
 調べてもこの行動の意味は分からず、謎のままです。
 遠くの出来事なので、すべて150-600mmのズームレンズを使っています。

①海岸(右)から沖(左)に向かって飛んでいます。
 浮かんでいる鵜もたくさんいます。


②上空にはほとんど飛び上がらず、海面すれすれを行きます。








⑤300~400mほど飛ぶと、適当なところへ次々に水しぶきを上げて着水します。
 この右から左、左から右への飛翔を繰り返します。
 大はしゃぎで楽しく遊んでいるようさえ思えます。


⑥沖合を見れば2艘の船が帰ってきます。
 漁場から漁港へイワシを運ぶ運搬の船です。


⑦これは前を行く船。
 イワシを満載して喫水線が下がり、浮上した潜水艦のようです。


⑧少し後ろを走る船。
 旗を掲げています。


⑨海岸をダンディーな帽子をかぶった若い人が、犬と散歩しています。


⑩前を走る船。
 後方はJMUの造船所です。





⑫後ろを行く旗を掲げた船。
 この船のほうがイワシの量が多いのか沈み込んでおり、スピードも出せず前の船に引き離されてしまいました。
 


⑬ふと目の前の海岸を見れば、貝をくわえたカモメが一羽。


⑭遠くの造船所が巨大な城塞のようにそびえて見えます。
 その前で相変わらずの不思議な行動を繰り返す鵜の大群。


⑮違う船がイワシを受け取りに漁場へ向かいました。


⑯約30分後、先ほど鵜のいた海域の近くへやって来ましたが、その間にどこかへ飛び去ったとみえて一羽もいません。
 また港からイワシを受け取る船が、波しぶきを上げて漁場へ向かいました。


⑰船と船の間の島は神島です。


 2017年1月9日に掲載した記事。
 (鵜の大群の不思議な行動)

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