
「ボルトがゆるゆる」新築内覧会で見た衝撃の光景、物件の引き渡し時に気をつけるべき点
3/6(日) 6:02配信
東洋経済オンライン
2022年の新築戸建て内覧会は最初のピークを迎えています(写真:Ushico/PIXTA)この記事の画像を見る(◯枚)
年が明け、2022年の新築戸建て内覧会は最初のピークを迎えている。内覧会とは、一戸建て住宅が完成した後、施主(買主)への引き渡し前に行われる確認の場だ。塀や門、庭などの外構を含めた建物の施工状態を確認し、不具合があれば補修工事などを依頼する重要な機会であり「竣工(完成)検査」とも呼ばれている。
【写真】見えない床下に水たまりが・・・驚きの光景
一般的に新年度のスタートに合わせて引っ越しを希望する層は多く、2~3月は引き渡しが集中することとなる。さらに決算の都合上、年度末までに引き渡しを終えたいという住宅の売主や施工業者の背景も重なり、2~3月は内覧会が多数開催される「シーズン」となっているのである。
例年、引き渡しが2~3月に集中することで工程に無理が生じ、トラブルにつながるケースは少なくない。またここに来て、コロナが原因で、住宅設備機器の欠品・納期遅れ、住宅建築の主要部材の調達困難などの問題が多数生じている。
■2022年内覧会の懸念事項
中でも深刻なのが給湯器の品不足だ。部品の主要生産国であるベトナムのロックダウンの影響や世界的な半導体不足により、2021年から供給が不安定な状況が続いている。品薄の家庭用給湯器を狙った盗難被害も報告されており、まさに非常事態となっている。
給湯器は、いまやほとんどの家庭においてなくてはならない設備機器だ。そのため住宅の売主であるハウスメーカーや工務店では、引き渡しに間に合わない場合の対応策として代替品などを仮設置する形で対応を進めている状況が見られる。
さらに、「ウッドショック」と呼ばれる世界的な木材不足も、住宅の工期スケジュールに大きな影響を及ぼしている。コロナ禍で一時落ち込んだ住宅需要が復活し、アメリカや中国での新築ニーズが高まったことにより木材価格が高騰。もともと木材自給率が低い日本はより深刻な木材不足にあえぐこととなった。
コンテナ輸送の遅れなど複合的要因も加わり、木材価格の高騰、品不足が続き、供給も不安定な状況が依然継続している。家庭用給湯器の不足や木材の品薄状態により、懸念されるのが工期スケジュールの変更・遅延リスク、それに伴う不具合や施工不良などの発生である。
先に触れたように、内覧会シーズンの2~3月は、多くの売主や施工業者にとって決算期にあたる。より多くの売り上げを立てるために、年度末の引き渡しを優先せざるを得ない。

天候の関係や上記のような資材の納期遅れなどもあり、工事の進捗に遅れや変更が生じることは珍しくないが、年度末の引き渡しともなれば無理なスケジュール調整を行って完成時期はずらさないように工事を急ぐことになりやすい。結果、丁寧な施工よりもスケジュールありきの工事となり、各種不具合や施工不良が発生するリスクも高くなってしまうのだ。
加えて給湯器に関しては、代替品など本来とは異なる状況で確認を終えなければならない可能性が今年は高い。代替品といえども、実際に使うとなればトラブルも予想され、また引き渡し後に当初契約上の給湯器へと交換を行う際に不具合が生じるリスクも無視できない。
内覧会時点では未完成である部分の今後の工事も含め、どのような対応となるのか契約内容とも照らし合わせて確認をしておかなくてはならない。内覧会後の問題や再工事、また関連する違約金や補償費用に関わる部分でさらなるトラブルに発展しかねないためだ。
■新築でも安心できない!? 施工ミスや不具合の例
築年数を経た既存住宅ではなく、真新しい一戸建て住宅でそれほど大きなミスや不具合があるとはにわかに信じられない方も多いだろう。また一見しただけでは確認しづらい箇所も多数存在する。そこでさくら事務所で実際に遭遇した例を挙げ、施工ミスや不具合についてご紹介したい。内覧会に臨む際の参考にしてほしい。
【CASE1】見えない床下に水たまりが……カビや木材劣化の原因に
床下の点検口から中をのぞくと、実は結構な量の水がたまっているケースがある。何らかの理由により床下のどこからか水漏れが発生し、数センチ水がたまってプールのような状態になってしまっているのだ。
また工事中に発生した基礎部分にたまった水を排水しないまま放置してしまい、水たまりができていた例もある。
一般的に、木材に含まれている水分の割合は20%以下の乾燥木材が良好とされているが、こういったケースの場合、床を支える木材の水分量が30%を超えてしまっている場合もある。このままの状態が続けば、床下空間にカビが繁殖したり、木材が腐って劣化するリスクも高まる。またシロアリなど害虫が発生しやすくもなり注意が必要だ。

【CASE2】接合金物が緩んでいた!
住宅には、柱や梁などをはじめ、建築材同士を結合・補強するために金物(かなもの)が至るところに使用されている。コの字型のかすがいや各種ボルト、筋交い金物など金属製のものがほとんどだ。
依頼を受けた住宅のクローゼットにある天井点検口から天井をのぞき、とりつけてある金物を確認すると、しっかりと固定されておらず、簡単に指でくるくると回る状態だった。念のため屋根裏の他の箇所を確認したところ、8割方が同じ状況で安全性に問題のある状況が確認された。
これらは一例ではあるが、床下や天井など見えない箇所の不具合はことさら確認が難しい。自らチェックできるか心配な場合は、ホームインスペクター(住宅診断士)など専門家などへの相談をおすすめしたい。
■引き渡し後の工事や補修はしっかり記録に残しておこう
いまだ引き渡しのタイミングで給湯器は代替品であったり、設置時期が確認できなかったりするケースもある。そのような場合も含め、工事が最終段階に至っていないのであれば、引き渡し時期の延期を選択するのがベストな方法と言える。
引き渡しを受けるということは、その状態に不満がないと宣言していることにも等しく、安易に考えないように気をつけたいところだ。そもそも内覧会は住宅の完成を前提にした品質チェックの場であり、工事未完成で行うのは、本来のあり方とはかけ離れている。まして工事日程に合わせるために施工がいい加減になるのであれば、本末転倒としか言いようがない。
しかし実際には、会社や学校の都合などで、新年度には入居せざるを得ない場合も少なくないだろう。その場合、内覧会でのチェック事項に関する補修の再検査の日程や未施工部分の工事部分について正確に記録し、書面に残しておくことが重要となる。工事が遅れているのなら、工程の遅れは具体的には何日なのか、実際に終了する日時まで含めて正確に書面で提示してもらう必要があるだろう。

給湯器に関しては、代替品から正式な機器に交換してもらえる時期、アフターサービス保証の範囲や期間についても確認が必要だ。無償期間内に自ら費用を負担することにならないよう気をつけたい。
最後に、2月から3月は春めいた暖かい気候の日が多くなり、薄着で過ごす日も増えるだろう。ただ気温の変化が激しい季節でもあり、場合によっては寒く感じられることも少なくないはずだ。しかし内覧会では暖房機器などは基本的に使用できないケースが多い。寒さを気にせず、しっかりと新居の状況をチェックするためにも、内覧会にはさっと羽織れる防寒アイテムを持参することをおすすめする。
マイホームに住む前の最後の大事なチェックポイントである内覧会。焦らず、じっくりと判断できるよう、万全の準備をして臨んでほしい。


yoi***** | 3/6(日) 15:11
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身内に建築士が居たので新築を見てもらえました。
基礎の段階で湿気がこもりそうな部分について住宅メーカーの担当者が怒られてました。断熱材の未設置や建具の選択についても厳しく指摘され終わるころにはげっそりしてました。仕上げ後も、清掃が不十分だったりクロスの縁を切ってなかったり(縮んだ時にはがれる)と問題を見つけてくれました。かなり助かったです。
それでも問題点はいくつもありましたけどね。
結果、お金払ってでも嫌われても専門家に立ち会ってもらった方が良いです。
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小鳥遊神社 | 4日前
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引き渡しの段階になって検査した所で、大事な部分は全て外装や内装などで隠されてしまっていますからね
建設中は常に施工を見張っているぐらいでないと
そう言う点では昔の人の方がキチンとしているケースが多かった
2世帯3世帯住宅や同一敷地内での別棟建設、専業主婦や引退した親祖父母などがいるので常時見張っている状態なので手が抜きづらい
今とつがって他人任せではなく当事者意識があったので、ネットもない時代でもキチンと勉強して多少なりとも知識を持つ人多かったし、常にコミュニケーション取って随時習性ややり直しして貰っているので後から問題が出にくい
今は丸投げしておいて後から文句を言う人ばかり
法律もそう言う人間の見方だし
かと言って監理士は金が掛かるからノーサンキューだし
近所の現場見てるけど、結構酷い事してるよね
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vel***** | 3/6(日) 10:30
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いわゆるハウスメーカーと、昔ながらの町場の工務店以外で家を建てるのは危険な時代にになってきた。
最近は建て屋と言われる業種が当たり前になってきたけど、ほとんどが20代の小僧の集まりで、大工としての技術も経験もないのが上棟をする。
ただ柱や梁を組んで建てるだけの仕事だから、基礎に不具合があっても知らん顔して建てるし、ちょっとイレギュラーな形の部分を収める事もできないので適当にやって、後々大事になってから発覚して全部壊すことになったりする。
職人も昔ほど儲からないから誰かに使われててもたかが知れてるので、たいした技術も身につけないまま独立するのも多いので、職人目線で見れば雑な作りの家が増えた。
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planet | 3/6(日) 11:08
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>りつけてある金物を確認すると、しっかりと固定されておらず、簡単に指でくるくると回る状態だった。念のため屋根裏の他の箇所を確認したところ、8割方が同じ状況で安全性に問題のある状況が確認された。
うちの場合は新築時にはしっかり絞めてあったが東日本大震災で揺れた
後で屋根裏のボルトがほとんど緩んでいた。
地震の後は余震で屋根がミシミシ言っていたがボルトを締めた後は
ミシミシ言わなくなった。
ただし、軒先の部分や基礎の隠れている部分は絞めていません。
新築でも途中に地震があったりすると緩んでいるかも知れませんね。
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hl3***** | 3/6(日) 7:42
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北国で戸建のパネルや梁に関わる仕事をしてますが、12~1·2月とめちゃくちゃ忙がしかった。さらに今シーズンは豪雪とくればトラックが生活道路に入ってこれず、材料が届かないから施工も遅れる。一部の大工さんは幹線道路から少しずつ人力で運んだらしい。そこまでしないと予定通り進まなく、夜中まで作業してると言ってました。寝るまも惜しんで作業してればミスが起きてもね?本来はダメですが。
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krs***** | 3/6(日) 10:29
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完成検査で全部確認するなんて無理。
基礎ができた、柱が立った、これから壁を張りますなど、節々で見に行くのも大事だと思う。
職人さんへの手土産も持ってね。契約だけじゃなく、人間関係も大事だから。
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hfa***** | 3/6(日) 6:57
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とにかく今は着工させるべきではない。
基礎屋も外構業者も配管業者も全て人手不足。
その上記事にあるように資材・設備の不足や価格高騰で、工程なんて崩壊しているのにハウスメーカーは知らんぷり。
おまけに保安・衛生などの締め付けだけは厳しくなっていくのだから、人はどんどん逃げていき高齢化していく。
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月月火水木金金 | 3/6(日) 8:18
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神戸の震災以降、建築金物も普及し基準も厳しくなりましたね
住宅金融で融資するなら住金仕様の金物とか
使う箇所も増えるけど乾燥材じゃない普通の米松とかの構造材だと水分抜けて痩せてくるから金物緩みますね
桁や梁だと場所によっては増し締め可能ですけど外部壁に隠れる箇所は…
特殊な金物、ナットとかあったけど値段もそれなりのお値段でしたね
もう20年近く前でしたが…
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kin***** | 3/6(日) 21:36
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インスペクションまでしたのに見抜けず嘘をつかれて大変な損害だった。。でもインスペクションを入れたおかげで、配管の漏水やら、換気扇の不具合、床下にゴミ入れられていたのを指摘できたし、色々ありがたかった。こうやって専門の人間に助けを借りて見てもらわないと信頼できないってよほど酷い…。
以降、不動産屋は売るだけ知らんていう無責任の塊で社会の悪だとさえ思っています。
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igg***** | 3/6(日) 8:09
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悪いが戸建ての業者ってそんなもん。職人も管理側も。その中に入りたくないし、自分のキャリアに傷をつけたくないから戸建ての仕事はしてないね。全員がそうではないが、あまりにもそういう職人が多すぎる。普通あってはならない事がザラにおきる
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int***** | 3日前
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最終的には注文住宅であってもホームインスペクションをやったほうがいいんでしょうが、どこまでやるのがいいんでしょうかね?
引渡時だけでなく、建築中から見てもらうコース(基礎から断熱、外壁防水、天井と各工程で毎回見てもらうコース)だと50〜60万とかかかるんですよね…
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igs***** | 3/6(日) 22:42
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どんなハウスメーカーだろうが施工に下請けを使ってるなら出来は下請けの能力しだい。特にこの業界は価格に対してのプロ意識のない人だらけ。服が汚れるが床下潜れば何か見えてくるかもよ?切った廃材が放置されてたりね。見えないところは要注意。
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ulu***** | 3/6(日) 6:28
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ボルトなら締めりゃいい。私の買った新築は排水管が下水につながってなかった。当然水が流れず溢れ出てきた。買って早々に基礎ハンマーでぶち壊して無理やり配管。酷い建築家なんていっぱいいる。
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ken***** | 3/6(日) 15:40
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建築業です、、兎に角でたらめ施工だらけ、基本と丁寧さがなっていない
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yuj***** | 3/6(日) 14:22
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リフォームを、もう一度見直そう!
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tck***** | 3/6(日) 6:55
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まず契約不適合責任を勉強したら。
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