緊急発進増で中国を批判 河野防衛相
4/10(金) 21:07配信
時事通信
河野太郎防衛相は10日の記者会見で、領空侵犯の恐れのある航空機に対する自衛隊の緊急発進(スクランブル)のうち、2019年度は中国機への発進が7割を占めたことに関し、「全世界が新型コロナウイルスとの戦いの中、連携して抑え込もうという時に、極めて遺憾だ」と批判した。
河野氏は、これまで一定期間ごとにまとめて発表していたスクランブルについて、発生後速やかにツイッターで公表するよう省内に指示。「対領空侵犯措置や沖縄県・尖閣諸島周辺の領海・接続水域への侵入について、国民に認識を深めてほしい」と語り、海上保安庁とも発信強化に向けて協議する考えを示した。
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「第1列島線に地上発射ミサイル」 米軍司令官、対中国で報告書
4/6(月) 14:35配信
時事通信
「第1列島線に地上発射ミサイル」 米軍司令官、対中国で報告書
米軍の対中国戦略を担うインド太平洋軍のデービッドソン司令官=2018年6月、東京(AFP時事)
【ワシントン時事】米軍の対中国戦略を担うインド太平洋軍のデービッドソン司令官が、沖縄から台湾、フィリピンを結ぶ第1列島線への地上発射型ミサイル配備や、米領グアムの防空・ミサイル防衛体制強化などに向けた支援を訴えていることが5日、同司令官が米議会に提出した報告書で明らかになった。
来年度の国防予算の大枠を定める国防権限法に反映されるとみられる。時事通信は「優位性の奪回」と題された同報告書を入手した。
報告書は、国防総省が中国との大国間競争を最重視する一方、インド太平洋軍に十分な予算を回していないと懸念を示した。その上で中国の急速な軍備増強に対する態勢を整えるため、今後6年間で約200億ドル(約2兆1600億円)の予算を要請した。
デービッドソン司令官は報告書で、「インド太平洋の軍事的均衡が米国にとって好ましくない方向に向かっている」と強調。米国の対策の遅れは「敵対国が軍事力で現状変更を試みる危険性を高めている」と警告した。
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宮古島にミサイル部隊編成 中国にらみ地対空、地対艦
4/5(日) 12:51配信
産経新聞
宮古島にミサイル部隊編成 中国にらみ地対空、地対艦
陸上自衛隊宮古島駐屯地で行われた編成完結行事=5日午前、沖縄県宮古島市
陸上自衛隊は5日、沖縄県宮古島市に新設されたミサイル部隊の編成完結行事を宮古島駐屯地で行った。中国軍による攻撃を想定し、地対空、地対艦ミサイルを置く。同駐屯地には昨年3月に警備部隊を配備しており、ミサイル部隊と合わせて約700人規模で運用する。
宮古島駐屯地の佐藤慎二司令は編成完結行事で「宮古島は東シナ海と太平洋を隔てる要所であり南西防衛の第一線だ。われわれの配備は島嶼(とうしょ)を守り抜くというわが国の断固たる意志を示し、広大な南西地域の部隊配備の空白を埋める一助となる」と述べた。
地対空ミサイル部隊の第7高射特科群は長崎県の竹松駐屯地から移転し、03式中距離地対空誘導弾(中SAM)を運用する。敵水上艦への対応は新編された第302地対艦ミサイル中隊が担い、12式地対艦誘導弾(SSM)を保有する。
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