百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

さんざし

2005-10-29 11:24:41 | 老人クラブ
10月28日

10月28日
 平成17年1月1日より301日目
    歩いた歩数   其の距離
 本日   15,498歩   10,849m
 総計 4,074,983 歩 2,852,488 m

  仮想通過地点   宮古島(10.26)

 昨日畑の後始末で草むらから見つけた「さんざし」についての思い出。
  
1990年8月22日、わたしは承徳から隆化県に出かけた。ここで大規模なサンザシ栽培を見た。一山そっくりにサンザシを植え、河から山頂にパイプラインを引いて全山に潅水できる設備をしていた。県長はそれを私に見せたかったようである。

 昼食の折、「我が県は中国最大のサンザシの生産県です。サンザシ液はアジア大会の健康増進飲料にも指定されました。日本にも輸出したいのでご協力を・・・」と県長から申し込まれた。

 わたしは、「私は盆栽をやってるのでサンザシについては若干の知識を持ってるが、日本人の大多数の人はサンザシの名前さえ知らない。輸出は難しい」と撥ねつけた。

                

 そして「指導者たる者、生産奨励をするなら、将来の需要見込みを立てた上でやるべきだ。万元戸の農民が生まれたといって無計画な生産奨励は農民のためにならない。2本に1本の間伐をすべきじゃないか」と逆提案したことがある。恥ずかしい思い出だ。

 先月、その隆化県の存瑞小学校を訪問して大歓迎を受けた。なんとも恥ずかしい次第だ。
 
 日本では、サンザシは鉢植えで春花を観賞する「花サンザシ」と秋実を見る「実サンザシ」が有る。わたしも「源平実サンザシ」を持っているが最近はパソコンにのめり込んで盆栽の方はとんとご無沙汰である。