百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

道陸神

2012-01-13 20:32:41 | 随想

  1月13日(金) 平成17年1月1日より 2,578日目
         歩いた歩数        その距離
本日       15、495
歩      10、847m
総計 35,919
,706歩 25,143,794m
イタリヤ・オーストリヤ・ドイツミュンヘンを経てベルリンに向かう。後 102,076m 

         
                     N家の書初

 青空に翩翻と翻るたくさんの書き初めを久し振りに見た。書き初めで祝ってもらえるのは、長男に限るので、女の子もダメ、次男以下もダメなのだから数には限りがある。一代でも自分の長男。同居での子供の長男(孫)位だ。我が家では曾孫の長男が誕生したが、京浜地域に住んでいるので該当しなかった。そんな事で、書き初めを貰ってお祝いできる家は益々少なくなって来ている。誇り高い書き初めだ。

 私の子供の頃は正月15日が「ドウロクジン」の日と決まっていたが最近は祝日でさえ替えられる時代だから、我が町は明日14日にやるという。土曜日がイイと区の役員が決めたからだ。では皆14日かというと、そうではなく、日曜日がイイと決めた区もあるし、野沢温泉のようにガンとして伝統を守って15日にやるものと決めている所もある。

 子供の頃は、「ドウロクジン」は子供のお祭りで、子供が燃えぐさを集めたり、費用を集めて作ったものだ。正月休みに「ドウロクジンから来イヤした。何でもイイからやっと呉れ!」なんて言って廻った覚えがある。今は子供が手を出す場が無いばかりか、大人(区の役員)が駆り出されて年前に造りあげてしまう。味気ないものになってしまった。

 実は終戦後、「ドウロクジン」は一時途絶えていた。それは子供に火遊びの習慣がついて教育上良くないというのが理由のようだった。私が区長をやった年(今から41年前)飯山地区の区長会で、私は「へんな屁理屈は言うな!昔からの伝統だ。復活しようじゃないか」と呼びかけて強引に復活させたのだ。その為か、区の行事とはなったが、子供たちは弾き出されてしまった。

「ドウロウジン」は道祖神という字で表現されるのが普通になってしまったが、ドウロウジンと云うからは、道陸神と書くのが正当だと私は思っている。 まぁ良い事には、ドウロウジンで燃やすことで正月飾りが粗末にならずに済むことだ、