5月26日 (火)
平成17年1月1日より 1607日目
歩いた歩数 その距離
本日 14,782歩 10,347m
総計 22,642,208歩 15,862,546m
パキスタンのイスラマバードを経てアフガニスタンのカンダハルに向かう。後 818,654m
我が家の孟宗竹、こんなに太くなったのは初めて。もっとも今まで、太いのから食べてしまったからも知れないが・・・。
今日は第4火曜日で老燃教室の日。公民館に行くと既に顔見知りの皆さんが大勢屯して居た。どうして会場に入らないのか不審に思っていると、会長から「講師の先生が都合で欠席されることになったので、ふるさと館の参観に変更になりました」と告げられた。
講師のMさんは郷土史に深い蘊蓄をお持ちなので、大いに期待していたが、聞けば御病気の由、更に聞くと「奥さんが倒れたのだ」とか、いずれにしてもお気の毒なことだ。一日も早いご回復を祈るばかりだ。
飯山ふるさと館は飯山の自然や歴史・文化を知り、市内各地に点在する歴史遺産や自然を事前に学習するための施設だが、今日は日頃の生活に追われて故郷の足元を見直す良い機会となった。
子供の頃自分たちが使って居た所帯道具や雪と闘って得た知恵から生み出した器具や被りものなどを見て、古き良き時代を回想したが、名前は勿論既になんに使ったものかさえ忘れて、周囲の人に聞くありさまに接して老境を感じた。
雪山を築いた「こうずき」囲炉裏に吊って鉄瓶や鍋などを提げた「自在かぎ」。囲炉裏に付き物の「火吹き竹・火箸・十能」。富倉で借りた「六角」と言った照明用具も今は懐かしい。炊いたご飯を釜ごと温めた「つぐら」。その中に一日中入れられていたザイの赤子、思い出しても不憫だ。そのほか冬はわらで作った「みのぼうし」「みの」「わらぐつ」「ふんごみ」「こんご」。ゴム長より余程暖かかったのも懐かしい思い出だ。時間の経つのを忘れて立ち尽くし、気がついた時は皆公民館に引き上げて居た。