百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

動物愛護会理事会

2009-05-21 20:44:30 | Weblog

  5月21日  (木) 
                          平成17年1月1日より 1602日目
                    歩いた歩数   その距離
                          本日      15,246歩      10,672m
                          総計   22,562,967歩  15,794,077m
    パキスタンのイスラマバードを経てアフガニスタンのカンダハルに向かう後 874,123m

  動物愛護会北信濃支部の理事会が合同庁舎で開催された。平成21年度通常総会に対応する為が主たる目的だ。本年度は役員改正期になるが、会長が体調を崩して辞を表明していたので心配していたが、事務局指導で役員人事がスムースに決まったことはなんとしても有り難い。只有り難いといっていたのでは行政指導で着いて行くばかりで、自主的な運営は期待できない。県本部でも問題になったようだが、すべてが県の「動物の愛護及び管理に関する条例」に沿って事業を進めてゆく所謂”御用団体”だから『おんぶにだっこ」も止む得ない。

 私も84歳、誰が見ても”老人”なので会長に従って辞意発言をしたが、監事にというので引き受けた。若しかすれば、口車に乗ったのかもしれない。私は発言を求めて、皆さんもご承知のOさんという動物に深い見識を持った教育者が居る。この方を理事に推薦したいと動議を出して全員の賛成を得たが、その人との話し合いをして欲しいと頼まれてしまった。

 全ての総会提出の議案が決まって一段落した所で、現会長が教育功労者として叙勲を受けたことが発表された。会長はテレながらも、死ぬ前の叙勲に感謝している。『皇居で、天皇陛下から大きな勲記を頂いたときはすっかり感動して硬くなった』と語って皆の祝福に、そのときの情景を思い出して慶びを現していたが、男児の本懐に私も篤い思いをした。

 夕方、Oさん宅を訪ねようと電話したところ、奥さんが出て「主人は病気療養中で、今は何も出来ない。役職については全て辞退していますので・・・」と面会を断られてしまった。あたら人材を病気で起用できないとはもったいないことで残念だ。


中国老朋友に再会

2009-05-20 22:06:35 | Weblog

  5月20日  (火) 
                          平成17年1月1日より 1601日目
                                歩いた歩数     その距離
                          本日      15,830歩      11,081m 
                          総計 22,547,721歩 15,783,405m
     パキスタンのイスラマバードを経てアフガニスタンのカンダハルに向かう。後 884,795m

                               
                                         キノコ研修に来た中国の皆さん

              
                                           平泉県の老朋友と

  午後、突然市場の0常務から電話が入る。「中国からキノコの研修視察団が来ている。その中に貴方に会いたいという人がいる。平泉の人です。」

 平泉は1990年私が河北省の科学技術委員会に招かれて訪中して、一番初めに訪れた記念の土地だ。ここで私は「私の住んでる土地の農民は雪が降ると都会へ出稼ぎに行って家族を養ってきたが、キノコを始めてからは家族と一緒に働いて豊かになった。平泉でもキノコ栽培をやろうではないか」と呼び掛けた地だ。

 今は中国でも有数の大産地となった。その平泉の人が私を忘れずに是非逢いたいとの知らせ。私は取るものも取りあえず市場に行った。市場ではJAみゆきの役員や木島平の大規模キノコ生産者の人たちに、熱心にキノコ栽培の技術関係を主体に質疑応答をしていた。

 その中に私を見つめる男性を見た。見覚えのある顔だ。私と視線が合うとニコっとした。私が訪中記録の「中国便り」を持って行くと、彼は「師之畫」と書かれた冊子を差し出した。

 それは中国集郵総公司発行の中国文化の紹介を兼ねた切手の収集帳だった。私にはその価値は判らないが切手マニアにとっては垂涎の的だろうと思えるものだ。恐らく中国でも簡単に手に入るものではなさそうだ。文房四宝・秦泰山刻石・東漢の碑文・西魏の狩猟畫・北魏の天宮伎楽畫・隋の観音斎堆・隋の飛天図・帝釈天清明上河図・宋・元・清・現代の焼き物・石涛作品・・・。切手は年代も20世紀から21世紀に亘っている。

 質疑応答は午後4時を回っても終わらぬまま、私に発言の場を与えて頂いた。「熱心な質疑応答に感激した」。と発言。自己紹介の後、「中国農民の生活の向上なくて中国国家の安定はない」との自説を披露、中国の農業に貢献したとの意で、幾つかの栄誉証書や友誼証書を貰い、河北省と国家人民政府から勲章を頂いたと披露すると会場は大いに沸いた。久し振りに吹っ切れた気分を味わった。

 会議が終わって大勢の皆さんから名刺を頂いたり、写真を撮り合ったりして別れを惜しんだ。家に帰って調べたが名刺が一枚も無いのに気づいた。申し訳なし。

 

 

 


イスラマバード到着

2009-05-19 19:40:46 | Weblog

 5月19日  (火) 
                        平成17年1月1日より 1,600日目
                                       歩いた歩数      その距離 
                         本日           11,851歩          8,296m
                         総計   22,531,891歩  15,772,324m
  パキスタンのイスラマバードを経てアフガニスタンのカンダハルに向かう。後 895,876m

                  パキスタンのイスラマバードに着く

                    

   イスラマバードはパキスタンの首都である。第2次大戦後イギリスから独立した後、カラーチからラーワルビンディー近郊の原野に作られた新都市で、面積は東京の23区に匹敵し、人口は現在50万と称されている。

 見所としては、歴史が浅いので、「シャー・ファイサル・モスク」がサウジアラビアの援助で立てられたもので素晴らしいが数は余りない。此処は世界最大規模と言われるモスクがある。4隅に立てられている「ミーナール」は高さが約90mで、ロケットを思わせる塔で、屋根はピラミッド状で白い大理石造り。

 しかしパキスタン国内では今も国際テロ組織アルカイダやイスラム強硬派タリバンの暗躍で政情が不安定ていなため、我が国の外務省はパキスタンへの旅行の自主規制を求めている。私の歩いて世界一周はこれからアフガニスタン・イランという物騒な地域を踏破することになっているが、これはバーチャルの記録なので身辺の危険はない。ブロガーの皆さんはそのつもりで見てください。

                  


パソコン同好会と吹き矢講座

2009-05-18 21:54:35 | Weblog

  5月18日  (月) 
                          平成17年1月1日より 1,599日目
                       歩いた歩数      その距離
                          本日           15,295歩        10,707m
                          総計   22,520,040歩  15,764,028m           
   フンジェラブ峠(国境)を越えてパキスタンに入るイスラマバードまで後 7,511m

             
                                          樽川端のお地蔵さん

 「ここら辺りが潮時」と会長から囁かれていたので、最後の学習は印象に残るようなものをと、オートフィルで”寿限無”を取り上げた。2年ほど前に取り上げたことがあったが、全員入力方法は覚えていない。特にXPとVistaでは違うので私も戸惑ったが何とか仕上げて総会の会場に向かった。

 総会で会長から謝礼の言葉に合わせて区切りの提案があった。会員から継続を望む発言もあり、私にも声が掛かった。私は「パソコンは死ぬまでやる。うちの者が”死んだ爺さんは死ぬまでパソコンやっていた!”と言って呉れたら本望だ。『背中で教える』ってそういうもんじゃないかとおもってる」と本音を吐いた。それっきり解散か、継続かの話は出なかった。宴会になって『続けて欲しい!』と杯を呉れた者もあった。

 夕方のウォーキングに出たまま公民館の『吹き矢講座』に出席した。12名の出席者の中に会長も居た。総合学習センター所長の挨拶のあと、講師の中嶋先生から『誰でも、いつでも、どこでも、手軽にゲーム感覚で楽しみながらできるスポーツで、精神力や集中力を高め、健康効果もある、と吹き矢の魅力が語られた。

 そのあと、受講生の自己紹介があり、男性6名・女性6名で実技に入った。的を狙って矢を吹くが、要領がわからぬまま終わってしまった。男姓2名・女姓3名が5級に合格したが私は1回目7点・2回目8点で最下位だった。これから12月まで14回の講座が開かれるのだから真剣に取り組んで行きたいが、「下手がイイ。下手でイイ。一生懸命やればイイ」の気持でやって行くつもりだ。

 

 


60歳のラブレター

2009-05-17 19:00:35 | Weblog

   5月17日  (日)  ②
                        平成17年1月1日より 1,598日目
                                      歩いた歩数     その距離
                        本日           14,699歩       10,289m                     
                        総計   22,504,745歩  15,753,322m
   フンジェラブ峠(国境)を越えてパキスタンに入るイスラマバードまで後 18,218m

                          

 神明町名画劇場の今月の映画は早くから「60歳のラブレター」と決めていた。ところが売り出されているのはDVDではなく、本だけだった。そこで本を「アマゾン」に注文することにした。

 パソコンやプリンターのように新品と中古品では性能や能力に大きな開きがあるので迂闊には買えないが、本は新品と中古品でも内容は同じなので、私はいつも古本を買うことに決めている。

 今回も「アマゾン」に注文した。新品が1200円なのに、古本は120円からあった。私は120円の古本を注文した。送り賃が340円で460円だった。それでも新品同様で安い買い物だ。私は夢中で今朝までに読み切った。

 「60歳のラブレター」は映画のシナリオのように物語風に作者によって書かれているものと思っていたが、読み始めてみて、全く異なるものだと判った。この本は、「住友信託銀行」が戦後の貧困から立ち上がってきた高齢者がこれからの人生を」楽しく語り合っていこうという愛の誓いを願って、日本中の高齢者に呼び掛けて集めたものから抜粋して作った作品だった。

 二人の結婚生活は百人百様で、人生の荒波に揉まれて破滅の憂き目を経験した者・山有り谷ありでやっと安定した境地に辿り着いた者・どちらかの伴侶を失ってその思い出に耽る者・一時の浅慮から別れ離れになって元の鞘に納まりたいと願う者・人夫々だが皆今は悔い改めて、これからの人生を明るく楽しく生き抜こうと誓いあってるラブレターばかりだ。

 妻に感謝しながらも一度も「ありがとう!」といえなかった夫の多いこと、夫の浮気に悩まされ続けた妻、永年単身赴任で青春を棒に振った者、これからの余生に期待するラブレターを書いてる者の多いのを読んで、自分たち夫婦の恵まれた人生にしみじみ喜びを感じた。