フデリンドウ（リンドウ科）

リンドウ科リンドウ属。　越年草、高さは5㎝～10㎝。葉は対生し形は広卵形で全縁葉は硬め、ハルリンドウにはある根生葉がない。　花が開いた状態が筆の穂先に似ていることが名前の由来。　リンドウの仲間の中でも、タテヤマリンドウやミヤマリンドウとならび、このフデリンドウは特に小さく、背丈は小指の長さと同じ５ｃｍ程度。また、ハルリンドウとよくにているが、フデリンドウは根元の葉が広く卵形で厚みがある。　ハルリンドウは葉が細め。　原産地：日本原産。　北海道、本州、四国、九州に分布し、日本国外では朝鮮半島、中国、樺太に分布する。　山地の林内や日当たりのよいやや乾いた草原に自生する。　開花期：４月~５月。　漏斗型の青紫の小さな花を茎の上部に数個上向きにつける。　花は日の当たる時に開き、曇りや雨天時は筆先の形をした蕾状態になって閉じる。　花色は紫、青。　花言葉：「真実の愛」、「本当の愛」、「正義」、「誠実」、「高貴」。
写真　/star/}　フデリンドウ（筆竜胆）　４月１２日清水公園