シソ科ハッカ(メンタ)属。 シソ科の多年草。 湿気のある場所に生え、高さ20~60cm。 全体に芳香がある。 茎は四角柱で、長楕円形の葉が対生する。 別名:メグサ(目草)、セイヨウハッカ、メンタ。 8月~10月頃、葉の付け根に淡紫色の唇形の小花が群がってつく。 葉にはメントールが多く含まれ薄荷油をとる。漢方薬に用いる生薬の一つ薄荷葉(ヨウ)ともいう。 シソ科ハッカ属の葉を乾燥させたもの。 解熱、清涼、胃健、止痒、発汗などの作用がある。 また、慢性胃腸病、神経症、湿疹に効く、「紫胡清肝湯」。 ニキビや顔や頭部の発疹に効く「清上防風湯」などに含まれる。 精油はメントールとハッカ油に分離し、メントールはかゆみ止め、鎮痛薬として外用の膏薬などに用いる。 原産地:アジア、アフリカ、ヨーロッパの温帯地域の多年草。 清涼感のある香りと、強い殺菌力を持つため、古くから利用されてきた近代的なハーブです。 300種類と160属も存在していると言われる。 5月28日、8月28日の誕生花。 花言葉:「徳」、「美徳」、「効能」、「貞淑」、「迷いからさめる」。
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ハッカ (7月30日・自宅)
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