ミソハギ科サルスベリ属。 庭木、花木、低木または中高木、樹高10m。サルスベリは新梢を伸ばしながら枝先に花芽をつけ、夏から秋にかけて次々と開花します。 枝の生育にはばらつきがあるので、「百日紅」の別名通り開花期間が長期間になります。 落葉期に新梢全てを切り戻す従来の剪定法による仕立て方のほか、弱めの切り戻しと、間引き剪定を組み合わせた自然風仕立ても人気があります。本種とヤクシマサルスベリの交雑種を含め矮性品種や、幼木から開花する一才性品種、這い性品種、うどん粉病に強い品種など多くのタイプと花色がたのしめます。 原産地:中国南部原産。 冬は落葉します。 日本への渡来は不明ですが、「大和本草」(1,708年)に載っていることから、それ以前だと考えられる。 樹皮のはがれた部分はつるつるしているところから、「猿も滑り落ちる→猿すべり」というのが名前の由来となっている。 開花期:7月~10月。 花弁は6枚ですが縁が強く波打ちます。花後に球形や楕円形の果実をつけ、熟すと弾けて種が散ります。種には薄い羽根のよな翼がついています。 花はピンク、赤、白色。 8月29日の誕生花。 花言葉(全般):「雄弁」、「愛嬌」、「不用意」。
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サルスベリ (7月27日・楢原町)
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