ヒガンバナ科タマスダレ属。地下に球根を持つ半耐寒性多年草。 鱗茎は地下にあり、卵形で径1.5~2cm、3cmになることもある。 これはこの属のものでは大きい方である。 原産地:メキシコ、ガテマラ原産。 江戸時代に日本に渡来した当初は、本種は本物の薬用サフランであると誤認された。そのためその名で呼ばれていたが、明治の初めになって誤りであることが知られ、サフランモドキの名で呼ばれるようになった。 日本では広く栽培されてきたが、暖地では逸出して野性化している地域もある。 長崎県天草地方では水田の畦道に群生し、ヒガンバナの様な美観を呈するという。 用途:観賞用に鉢植え、花壇に栽培される。 開花期: 6月∼10月。 花茎は鱗茎1個につき1個が生じ、長さ30cm以内で、先端にユリの様なピンクの6弁花つける。花の基部には膜質の苞があり、花柄の基部を取り巻いている。 同じ科の植物:ハマユウ、スノーフレーク、タマスダレ、クンシラン、アマリリス。 9月30日、10月23日の誕生花。 花言葉:「便りがある」、「清純な愛」、「陽気」、「歓喜」、「予想」。
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サフランモドキ(サフラン擬き)8月23日犬目町
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