お花や日々の出来事を

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ニオイスミレ

2019年01月31日 | 日記
スミレ科スミレ属。 別名:セイヨウスミレ(西洋菫)。耐寒性多年草。 寒さに強いが暑さに弱い。 香水の原料花として昔から栽培されている植物。 茎は匍匐し、葉は根性で他のスミレと同じくハート形。 花は露地植物では4~5月にかけて咲き、左右相称の5弁花でスミレ色、または、ヴァイオレットカラーと呼ばれる明るい藍色が基本ですが、薄紫、白、ピンクなどあり、八重咲きもある。 パンジーやビオラに比べると花も小さく花付きも悪いが、室内に1輪咲いているだけで、馥郁たる香りに包まれるほどの強い香りがある。 原産地:西アジア、ヨーロッパ、北アフリカ。 原産地の広い範囲に分布し、また、バラ、ラベンダーと並ぶ香水の原料花として古くから栽培されている。 種子や根茎に神経毒のビオリンなどがあり、嘔吐や神経麻痺を発症することもある。反面、薬草として古来より活用されてきた、ヨーロッパでは咳止めや消炎剤、目薬として利用されている。 古代ギリシアでは鎮静作用が知られており、怒りを鎮めたり就寝時に使用した。 アテネの周囲にはニオイスミレが群生していたため「ニオイスミレの都」と呼ばれていたという。 香料はヨーロッパでは古くから化粧品、ハーブティーやワインなどの飲み物,砂糖漬、お菓子など様々なものに使われてきた歴史がある。 開花期:2月~4月。 花色は白、紫、黄色など。 2月15日、12月1日の誕生花。 花言葉:「高尚」、「秘密の愛」、「奥ゆかしい人」、「控えた美しさ」。
写真  ニオイスミレ(1月22日花屋) 

カトレヤ

2019年01月30日 | 日記
ラン科カトレヤ属。ラン科植物の1つの属。あるいはその近縁属との交配品種を含む1群の植物である。美しい花を咲かせることからよく栽培され、最も有名な洋蘭である。 華麗で格調高いカトレヤは、発表会やパーテ―などで、髪やドレスを彩るコサージュとし使われたり、結婚や新築のお祝いとして贈られることが多いフォーマルフラワーです。 草丈20~60㎝。 原産地:中南米原産。日本へは明治の中頃英国から渡来した。 コスタリカの國花。 カトリヤは着生植物であり、匍匐茎の節から出る白くて太いうどん状の根で、樹皮に張り付くように生活する。 根の表面は白いスポンジ状の死細胞からなる組織に覆われ、雨水や着生した樹木の樹皮を伝わって落ちてきた水を素早く吸収し、その後ゆっくりと内側の生きた組織で吸収する。根の生きた組織は葉緑体を持ち光合成の能力を持つ。そのため表面のスポンジ状の組織が水を吸って光の乱反射が起こらなくなると、生きた組織が透けて見え、根全体が緑色に見える。 開花期:10月~2月(周年、花持ちは7~10日)。 冬咲き、春咲き、夏咲き、秋咲きの種類があります。 カトレヤの名前は、19世紀の英国の園芸家ウイリアム・カットレーにちなむ。 ブラジル原産のカトレヤの栽培に初めて成功したことから。1月13日、10月14日、11月24日、12月23日の誕生花。 花言葉:「優美な貴婦人」、「成熟した大人の魅力」、「魔力」、「魅惑的」。
写真  カトレヤ(1月22日花屋) 

オオイヌノフグリ

2019年01月29日 | 日記
オオバコ科クワガタソウ属。 別名:ホシノヒトミ(星の瞳)。 越年草、秋に芽を出してほかの植物が繁殖しない冬に横に広がって育ち、早春に多数の花をつけ、春の終わりには枯れてしまう。 夏の間は種子で過ごす。寒さに耐えるため、細胞内の糖濃度を高める機能を持ち、葉と茎に生える短い毛で雪と霜をとうざけて保温する。 原産地:ヨーロッパ原産。 早春に可愛いコバルト色の花をつける。 ヨーロッパ原産ですが、アジア、南北アメリカ、オセアニア、アフリカに帰化植物として定着しています。日本では1,887年に東京で確認され、全国に広がっています。 名前のフグリは陰嚢のことで、実の形が雄犬のそれに似ていることに由来します、ただし、これは近縁で日本の在来種である「イヌノフグリ」に対してつけられたもので、この果実はそれほど似ていません。よって、正しくはイヌノフグリに似た大型の植物の意味になります。 なお、かつて路傍や田のあぜ道などに普通に見られたイヌノフグリは、近年このオオイヌノフグリにその生育場所を奪われ、生育地自体も開発によって減少しているために数を大幅に減らしています(絶滅危惧類に指定)。 開花期:2月~5月。花弁は4枚、ただしそれぞれの大きさは異なるので左右対称である。太陽の光によって開花し一日草です。花の中心にある蜜でハチ、ハナブ、チョウなどの虫を誘う虫媒花ですが、自家受粉も可能で、よく見られる近交弱勢はないが非常に小さい。 2月11日の誕生花。 花言葉:「忠実」、「信頼」、「清らか」。
写真  オオイヌノフグリ (1月22日楢原町の空き地)

チューリップ

2019年01月28日 | 日記
ユリ科チューリップ属。 ユリ科の球根植物。 オスマン帝国でもてはやされたチューリップが、オーストリア大使によってヨーロッパに紹介された際、誤ってチュルバン(ターバン)と伝わったために現在のチューリップと言う花名が生まれたともわれています。 日本では富山県、新潟県で大規模栽培が行なわれ、両県を合わせた球根栽培の国内シェアは98%です。 原産地:中欧アジア、北アフリカ。 地中海沿岸から中央アジアにかけておよそ150種が分布する球根植物です。その中の1種、トウーリバ・ゲスネリアーナから改良された園芸品種が最も親しまれています。育てやすい品種もたくさんあるので、昔から人気の高い定番球根植物の一つです。 日本には江戸時代後期に伝来しましたが普及に至らず、大正に入って、ようやく小合村(現在の新潟市秋葉区)で本格的な球根栽培が始まった。 このことから新潟地域の農家は新潟が「日本発祥の地」と自負しており、道の駅「花夢里」については記念碑が建てられている。 1,963年に新潟県の県花に指定してされている。 しかし、新潟県は大正8年(1,919年)なのに対し、富山県では大正7年(1,918年)に東砺波群庄下村(現在砺波市)の水野豊造により栽培されていたことから、少なくとも本格的な栽培は富山県が日本初となる。 開花期:2月中旬~5月中旬。 花は赤、ピンク、白、黄、オレンジ、紫、青など。 1月1日、1月7日、3月8日、4月8日(白)、3月6日(赤)、3月13日、3月20日、5月17日(黄)、4月16日(斑入り)。 花言葉(全般):「思いやり」。 「愛の告白」(赤)、「望みのない恋」、「名声」(黄色)、「失われた愛」(白)、「不滅の愛」(紫)、「愛の芽生え」、「誠実な愛」(ピンク)。
写真  チューリップ (1月14日花屋)

アネモネ

2019年01月27日 | 日記
キンポウゲ科イチリンソウ属。 別名:ボタンイチゲ(牡丹一華)、ハナイチゲ(花一華)、ベニバナオキナグサ(紅花翁草)。 秋植え球根多年草。葉は羽状複葉、一つの球根から数本の茎が出て、先に1個ずつの花をつける。 花は一重、八重と、花色も赤、白など多様。。草丈20~40㎝。 原産地:地中海沿岸。日本へは明治の初期に渡来した。アネモネはギリシア語の「風」に由来します。 英語の別名はウインドフラワーと言われ、早春の風が吹き始める頃に花を咲かせることからと言われています。ヨーロッパでは古くから美しさと、はかなさの象徴とされており、花言葉も悲し気なものになっています。 毒性:全草にプロトアネモニンを含み、茎を折った時に出る汁に触れると皮膚炎,水疱を引き起こすことがあるので、園芸時は注意が必要です。 開花期:3月~5月。花は一重の他八重、半八重。一重のものは実生で、不稔性の八重咲きは分球によって増える。花色は赤、ピンク、白、青、紫など。1月22日、3月12日、3月13日、4月2日、4月6日の誕生花。 花言葉:「はかない恋」、「恋の苦しみ」、「見捨てられた」。 「君を愛す」(赤)、「真実」、「期待」、「希望」(白)、「あなたを信じて待つ」(紫)。
写真   アネモネ (1月21日花屋)