ヒガンバナ科ゼフィランサス(タマスダレ)属。 常緑多年草、高さ20~30㎝。 地下に鱗茎を持つ。 和名の由来は、白い小さな花を「玉」に、葉が集まっている様子を「スダレ」にたとえたことによる。 別名:レインリリー(雨百合)。雨の後に一斉に上向きに花を咲かせることからこの名がある。 全草にリコリンというアルカロイド成分を含んでおり、誤食すると嘔吐,けいれんなどの症状をおこしますので、十分注意してください。 原産地:南米原産。 ヨーロッパからインドを経て、日本へは明治の初期(1,870)に渡来しました。 開花期:5月下旬~10月。 花径20~30㎝の先端に白色の花を単生します。 花は4~5cmで上向きに咲き, 花被は6裂し花被片の外側基部は淡い紅色を帯びます。 一つの花は1~3日で閉じますが次々に花径が出るので、花期期間は長いです。 果実は朔果ですが、種子はほとんどつかないものが多いです。 9月13日の誕生花。 花言葉:「汚れなき愛」、「純白の愛」、「期待」、「便りがある」。
写真 タマスダレ(玉簾) 8月21日・楢原町