アジサイ科ウツギ属。 落葉低木、日本固有種で河岸の岩の上や林縁など、日当たりのよい場所に自生します。名前はウツギに似ていて、花が小さいことに由来します。 美しい花を咲かせることから、日本では古くより庭木として植栽されていますが、近年では栽培品種「ニッコウ」により、世界的に急速に普及しつつあります。 高さ20~60cm。 別名:ウノハナ、サカイウツギ、ウツギ、カネウツギ、スレンダードイツィア。 原産地:日本(関東以西~四国、九州)。 丈夫で育てやすい植物です。ヒメウツギは水切れによる衰弱を起こしやすいので、乾燥させないようにします。 地植えはほとんど水やりを必要としません。 雨が降らず乾燥した日が続いたときは、数日に1回ほど水をやりましょう。 肥料は植え付けの時、乾燥牛糞や緩効性化学肥料を土に混ぜます。成育期には3~4月、10~11月に一回ずつ、株元に緩効性化学肥料や堆肥などを埋め込んでやります。 開花期:4月~5月。 雌雄同株。花期になると、枝先に花序を出し花径1~1.5cmほどの小さい花を多数咲かせます。 5枚の花弁があり、オシベは10個、メシベは3~4個の花柱を持ちます。花弁の先端部分にわずかな鋸歯があり、オシベには両端に幅の狭い翼がついており、先端がやや広がって角のように見える。 5月19日、6月4日の誕生花。花言葉:「秘密」、「純白」、「風情」、「秘めた恋」、「夏の訪れ」、「古風」、「潔白」。
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ヒメウツギ (4月21日自宅)
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