キキョウ科ホタルブクロ(カンパニュラ)属。 旗竿桔梗、別名:カンパニュラ・ラプンクロイデス。宿根草。 キキョウという名がついていますが、キキョウの仲間ではありません。その点ではモモバキキョウも同様でキキョウ属ではなく、ホタルブクロ属の宿根草です。ホタルブクロ属の中では丈夫で、関東以北では野生化しているところもあるそうです。 旗竿の様な真っすぐな茎にびっしりと花をつけるキキョウの仲間、サワギキョウとよく似ているが花の形が違います。 原産地:ヨーロッパ原産。ヨーロッパ原産の帰化植物で、カンパニュラの仲間は北半球を中心に、約300種が分布しており、日本にも数種が分布しています。 日本には大正時代に渡来しました。 強健な性質でよく繁殖することから、現在では栽培を逸脱したものが関東以北の各地で野生化しています。 草丈40~150cm。 開花期:5月~7月。 釣鐘状の花は青紫で旗竿の様に連なり、10~20個下向きにつける。 花は2~3㎝で5裂する。 花言葉:「清楚な美しさ」。
写真 ハタザオキキョウ(5月25日・自宅)