
モクレン科レンギョウ属。 落葉性低木、広葉樹、雌雄異株。 繁殖力が旺盛でよく茂り、樹高1~3m程に育ち、半つる性の枝は湾曲して伸び下に垂れる。地面に接触すると、そこから根を出し、新しい株が出来る。枝は竹の様な節を持つ、また、枝の髄が早期に消失するため、節の部分を除いて中空になる。このことから空の木、レンギョウウツギという別名もある。 別名:イタチハゼ、イタチグサ。 中国名:連翹、黄寿丹。 原産地:中国原産。 日本へは17世紀か、それ以前とされ、代表種はレンギョウであり、支那レンギョウ、朝鮮レンギョウの3種あり、見分けは難しい。主な特徴:レンギョウ・丸っこい花びら。 支那レンギョウ・細長い花びら。 朝鮮レンギョウ・細長花びら、枝が湾曲する。 花が終わる頃今度は緑の葉を出します。長さ3~10㎝、幅2~5㎝の長卵型、葉先は先鋭で葉縁にまばらな鋸歯がある。 対生に芽吹き、秋になると濃い緑色、くすんだ黄緑、紫色と順次変色し、最後に落葉する。 開花期:3月~4月。 花は2~3㎝の黄色の5弁花が,細長い枝に密に多数咲く。 2月12日、3月22日の誕生花。 花言葉:「期待」、「希望」、「集中力」。
写真 レンギョウ(3月27日・犬目町〉 雨のち晴
写真 レンギョウ(3月27日・犬目町〉 雨のち晴