この病気になり6年
月日が流れるのは、早いものだと感じる。
この間、
妻や子供たちが直面したのは、
優勝劣敗、市場主義などの過当な競争を強いる社会の情勢
恨み、辛み、妬みなどの人間の悪な部分である。
そんな妻や子供たちは、
私に恨み事を言ったことはない。
病気になったばかりの頃、
「みんな家族のために、仕事をしているんだ」と言われた事がある。
しかし今は、
温室でヌクヌクして、そんなキレイごとを聞きたいとは思わないし、
家庭を崩壊させた人に言われたくはない。
少なくとも、病気になってから1度や2度、それ以上
家庭が崩壊するという危機に見舞われた人からの話であれば別である。
健康な人でも
夫婦が離婚をし家庭を壊しているのは多いが、
経済的にも精神心的にも辛く・苦しい中で、
こうして
家庭は崩壊せずに生活している。
そんな妻や子供たちは、
私に恨み事を言ったことはない。
妻や子供たちは、
私の中では、世界でONLY ONEである。
誇りであるし自慢でもある。
馬鹿な私が組織のために、
妻や子供たちを犠牲にしてまで、突き進んだ目標 メンタルヘルスケア
それでも
妻や子供たちは、
私に恨み事を言ったことはない。
いままで、
妻や子供を犠牲にしてまで、組織のために、
まっすぐに突き進んだことはありますか?
私にとっての組織のための仕事とは、
働いていることによって、誰かの役に立っていることが分かり、
苦しくても辛くても、共に喜んでくれる人や悲しんでくれる人が
いて、創造していくことが仕事だと考えている。
お金を得て、
物質の豊かさを求め、
好きなゴルフ三昧をすることが仕事をしている事の意味だという人も
いるだろう。
私は、その様な生き方は、選ばない。
子供たちが、それぞれ家庭を持ち、
胸を張って、こうやって生きてきたと言えるようになりたい。
そんな父親であり、旦那でありたい。というのが私の夢である。
それを夢じゃなく努力し実現することが妻や子供への感謝の贈り物にしたい!
霞を食ってでも、頑張るぞー
今日の一曲